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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QTE9 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社PR TIMES 事業の内容 (2023年2月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社グループは、当社及び当社の連結子会社である株式会社THE BRIDGEの2社で構成されております。当社グループでは、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションを実現するために、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」が社会的情報インフラと呼ぶに相応しい存在になることを目指して、その中核事業として企業とメディアと生活者をニュースでつなぐプラットフォーム事業を展開しております。
「PR TIMES」の利用企業は、新製品やサービスの発表、イベントやキャンペーンの告知そして業績動向などのニュースを広めるにあたって「PR TIMES」を活用しており、社会の情報流通構造が変容する中で、当社グループは高い投資対効果を実現できる仕組みを提供しております。
当社グループは単一セグメントでありますが、当社グループの提供サービスは、「PR TIMES」の他、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」、カスタマーサポートツール「Tayori」等を展開しております。また、PR企画の立案・実行・効果検証まで伴走するPRパートナーサービスを提供しております。さらにメディア事業として、「isuta」、「TECHABLE」など生活者向けにニュースメディアを複数運営しております。なお、2022年10月に「PR TIMES」を米国に進出させるために、現地子会社としてPR TIMES Inc.を設立しておりますが、当連結会計年度末現在において事業を開始していないため、非連結子会社としております。

[事業系統図]
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(注)1.メディアとは、雑誌・新聞・Webサイト・フリーペーパー・テレビ・ラジオ等約12,000媒体です。その他フリーランスライター等の会員記者も含んでおります。
2.2022年10月22日付でPR TIMES Inc.を設立しておりますが、当連結会計年度末現在において事業を開始していないため、記載を省略しております。
3.当社は親会社である株式会社ベクトルを中心とした企業集団に属しております。詳細は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク(10)親会社との関係について」に記載のとおりであります。

プレスリリース配信
① 事業の概要
「PR TIMES」について
インターネットが登場する以前、テレビ、新聞そして雑誌で報道される情報がニュースでしたが、マスメディアのスペースや尺は限られているために、自社のニュースを生活者に届けられるのはごく一部の大企業や有名企業に限られておりました。
しかし今日では、スペースや尺から解放されたウェブメディアが急速に増大し、企業にとって報道されるメディアの選択肢がひとつ加わるだけにとどまらず、これまでメディアと無縁だった多くの企業に対し、ニュースで生活者とつながるという新たな機会を与えることになりました。メディアのデジタル化や通信インフラの整備などに伴い、情報流通量は急激に増加しております。検索エンジンそしてソーシャルネットワークサービス(SNS)や生成AIなど、生活者の情報接触行動に大きな影響を及ぼすサービスが次々に台頭し、さらにスマートデバイスの普及により生活者の情報接触行動の多様化は加速しております。

このような環境の中、当社は世の中に驚きを与える新製品やイベントが日々発表され、そのニュースが相応に生活者へ伝わり、さらにみんなで共有して楽しまれるプラットフォームを目指しております。そして、中核サービスである「PR TIMES」において、利用企業がプレスリリースを「PR TIMES」サイトに掲載できる他、メディアの記者や編集者などへ報道向け素材資料として配信することが可能です。加えて、「PR TIMES」が提携するウェブメディアやニュースアプリへ転載する機能も提供しております。

② サービスの概要
利用企業は「PR TIMES」で事業や組織に関する情報をプレスリリースします。するとその情報が、メディアの記事や番組に取り上げられることがあることに加え、プレスリリースは当社サイトに限らず、産経ニュース、YOMIURI ONLINE(読売新聞)、朝日新聞デジタル、毎日新聞Web、時事ドットコム、iza、東洋経済ONLINEなどの大手メディアや全業界対象メディア、業界特化メディア、ニュースアプリ等に転載され、生活者の目に触れる機会が広がります。また、「PR TIMES」のFacebookページやTwitterに全てのリリース情報をカテゴリ別に投稿し、リリース情報をさらに拡散しているのも特徴であります。

「PR TIMES」の利用企業向け主要機能
機能内容
「PR TIMES」サイトへの掲載「PR TIMES」サイトは2023年2月現在、月間最大6,790万PV超となっております。メディアの記者や編集者などがサイトを閲覧し、報道するための情報源として活用する他、生活者がニュースとしてサイトを閲覧し、ソーシャルネットワークサービス(SNS)などで共有しております。プレスリリースの情報価値に相応して、生活者へニュースとして直接的に届け、広めることができます。
メディア(注)への配信プレスリリースをメディアの記者や編集者などへ報道向け素材資料として配信し、パブリシティの機会を創出いたします。2023年2月現在、約12,000媒体のメディアリストをデータベース化しており、利用企業は発表する内容に即して、プレスリリースを配信したいメディアを容易に選択できます。
提携メディアへの転載提携メディア数は2023年2月現在、230媒体となっております。産経ニュース、YOMIURI ONLINE(読売新聞)、朝日新聞デジタル、毎日新聞Web、時事ドットコム、iza、東洋経済ONLINEのニュースサイトや、SmartNews、antenna*などニュースアプリと提携し、プレスリリースを転載しております。またプレスリリースの内容や情報価値に相応して、それぞれのサイトやアプリをユーザーへニュースとして届けることができます。
(注)メディアとは、雑誌・新聞・Webサイト・フリーペーパー・テレビ・ラジオ等の媒体です。その他フリーランスライター等の会員記者も含んでおります。

料金プランは、下記のとおりであります。(2023年2月28日現在)
基本プラン
・従量課金プラン3万円/回
・定額プラン(月間契約)8万円/月
・定額プラン(半年契約)7.5万円/月
・定額プラン(年間契約)7万円/月
(注)定額プランは30件/月を上限としてご利用いただけます。また、追加料金4万円/月で該当月内において31件以上をご利用いただけます。

オプションプラン(一部抜粋)
・FAXによるリリース配信5千円/回
・リリース原稿作成5万円/回
・Webクリッピングレポート5千円~/月

③ 当サービスにかかる収益について
当サービスにかかる収益は、主として「PR TIMES」サイトでプレスリリースを配信する利用企業より一定の利用料金を収受しております。プレスリリース1件あたり3万円の従量課金プランのほか、プレスリリースの利用機会が多い企業向けに定額プランがあります。
「PR TIMES」の収益は利用企業社数やプレスリリース件数に概ね比例し、サービスの効果は「PR TIMES」サイトでの閲覧数や提携メディア数への転載数、ニュース報道状況等から確認することができます。メディアや生活者の閲覧数を増やすために、魅力的な利用企業、プレスリリースを数多く集積することが肝要ですが、加えて、利用企業のプレスリリースが生活者にとってより魅力的に届くように、プレスリリース内容の向上や波及効果の拡大につながる施策を実施しております。
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○「PR TIMES」の利用企業数、プレスリリース件数、画像活用数、動画活用数及び提携メディア数の推移
年度PR TIMES
利用企業数(社)
プレスリリース
件数(件)
画像活用数
(枚)
動画活用数
(本)
提携メディア数
(媒体数)
2019年2月期第1四半期23,07929,031138,7622,190112
第2四半期24,83331,736151,9662,467182
第3四半期26,65435,694172,0872,623182
第4四半期28,26431,807152,9472,362185
2020年2月期第1四半期30,28037,310186,3703,094190
第2四半期32,41138,979195,1903,000191
第3四半期34,66844,156221,5683,352194
第4四半期36,71739,725195,9413,137195
2021年2月期第1四半期39,94042,926197,4723,858196
第2四半期43,51653,477264,9594,840198
第3四半期47,32461,945314,5775,355199
第4四半期50,63358,307291,5015,487200
2022年2月期第1四半期54,42668,527347,7436,121200
第2四半期58,43671,702362,9506,144203
第3四半期62,41582,826424,2496,687206
第4四半期65,66073,367365,9376,189210
2023年2月期第1四半期69,25781,661428,0527,799219
第2四半期72,85181,738431,7407,395223
第3四半期76,49989,759485,4788,276225
第4四半期79,75977,979412,2716,418230


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(注)動画活用数(本)は2016年2月期より集計しております。
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④ プレスリリース関連サービス
「PR TIMES」の利用企業に対し、PR効果の向上や業務効率化を図るための付随するサービスを提供しており、その内容は以下のとおりであります。

1)PRパートナーサービス
利用企業が新製品やサービスの発表、イベントやキャンペーンの告知といったニュースを広めるにあたって、より効果的にパブリシティを獲得し、ソーシャルネットワークサービス(SNS)でより波及させるための施策の立案、及びその実施を提供いたします。
当社が提供するPRパートナーサービスは、「PR TIMES」サイトのトラッキングデータやウェブメディアの運営で培ったノウハウなどを活かしている点が特長です。

2)原稿制作サービス
「PR TIMES」で配信するプレスリリースの原稿を制作するサービスを提供いたします。

3)ストーリーサービス
生活者の商品選択において、機能やスペックに加え、共感を与えるストーリーの重要性が高まっています。「PR TIMES STORY」は、出来事の裏側で奮闘する人のストーリーを当事者が公式発表できる広報サービスです。なぜその商品・サービスは生まれたのか、開発者や担当者がどんな想いを乗せているのか、それらを伝えることができる場です。

4)PR動画サービス
生活者に動画視聴が習慣化し、オンラインイベントも定番化してきた今、企業の情報発表に動画が活用されています。記者発表会をライブ配信できる「PR TIMES LIVE」、動画の撮影から編集、配信、Webメディア掲載までワンパッケージで提供する「PR TIMES TV」を提供いたします。

5)クリッピングサービス
広報・PR効果測定サービス「Webクリッピング」として、メディアに報道されたパブリシティを収集し、利用企業へ報告するサービスを提供いたします。自社開発したクローラシステムを用いて、膨大なウェブメディアを巡回し、キーワード検索により、利用企業のパブリシティの収集を自動化いたします。

6)ウェブメディアサービス
当社が運営するウェブメディアに広告枠を設け、主にアドネットワーク事業者(複数の広告主の広告出稿を取りまとめ、参画する多数のウェブメディアに広告を配信する事業者)が提供する仕組みを利用し、広告表示又はクリックに応じて広告収入を得ております。

7)SaaS型サービス
当社は利用企業が業務効率化を図るための支援ツールとして、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」及びカスタマーサポートツール「Tayori」を提供しております。いずれもSaaS型サービスとして、利用量に応じて月額収入を得ております。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31965] S100QTE9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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