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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100O7MY (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 横河電機株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

(1) 研究開発の目的
当社グループは、「YOKOGAWAは 計測と制御と情報をテーマに より豊かな人間社会の実現に貢献する」という企業理念に基づき、絶え間なく研究開発活動を行い、最先端技術を創出してまいります。

(2) 研究開発の体制
当社グループの研究開発には、お客様のニーズや予測可能な近未来に向けた製品開発・先行開発活動と、不確実で予測不可能な未来における新たな事業機会を探索・創出するイノベーション活動があり、前者を主に事業部が、後者を主にイノベーションセンターが担当しています。
イノベーションセンターは以下の2つのミッションに基づき活動しています。
1. お客様が抱える課題に対して、事業部が保有していない技術を補完する研究開発を行い事業範囲を拡大します。
2. お客様と共に課題解決手段を考え、お客様自身も気付いていない課題を共に発掘し顕在化することで、不確実で予測不可能な未来における新たな事業を創出します。

当連結会計年度における研究開発費の総額(基礎研究である先端技術開発向け研究開発費を含んでいます)は
285億20百万円となっています。なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発の状況及び研究開発費の金額は次のとおりです。

セグメントの名称 当連結会計年度
(百万円)
制御事業24,280
測定器事業2,805
航機その他事業1,433
合計28,520

(3) 制御事業
プラント、工場などの生産設備の制御・運転監視を行う分散形生産制御システム、生産現場に配置される流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計などのフィールド機器、共焦点スキャナ、創薬支援装置、各種ソフトウエアなど、総合的なソリューションに関する研究開発を行っています。
制御事業における当連結会計年度の主な成果は以下のとおりです。
・OpreX Analyzersのラインナップに、プローブ形レーザガス分析計「TDLS8200」を開発
・OpreX Asset Operations and Optimizationのラインアップに、OPC UA(Open Platform Communications Unified Architecture)通信規格に対応、プラントシステムの相互運用性とセキュリティを向上させる高度制御ソリュー ション「Platform for Advanced Control and Estimation R5.03」を開発
・OpreX Connected Intelligenceのラインアップに、データ間の乖離や不整合を自動で検証、プラントの建設・運転効率を画期的に改善させるプラントデータ変換プラットフォーム「OpreX Data Model Broker」を開発
・OpreX Componentsのラインアップに、高性能で生産設備保全や電気自動車の電池などの部品開発に最適な世界最小クラスのOpreX Multi-Sensing Remote I/O アナログセンシングユニット「VZ20X」を開発
・培養中の細胞を共焦点顕微鏡で高精細に撮像し、特定の細胞や1細胞内成分のサンプリング工程を自動で正確に 実行することで、効率的な創薬研究を支援する細胞内サンプリングシステム「SS2000」を開発
・OpreX Sustainable Maintenanceラインアップに、プラント設備のクラウド型遠隔監視・保守が可能になる「OpreX Managed Service (クラウド版)」を開発
・OpreX Control Improvement Softwareのラインアップに、多品種生産のバッチプラントの効率化と品質の均一化に貢献、バッチシステムにおける基本処方の統合管理を実現する「OpreX Integrated Recipe Manager(統合処方 マネージャ)」を開発
・OpreX Control and Safety Systemのラインアップに、Yokogawa Cloudを介した提供により更なる安全で効率的な運用を実現する「統合情報サーバ(CI Server)R1.02」を開発
・世界で初めてAIが化学プラントを35日間、自律制御する実証実験に成功
・再生水の飲用利用に向けて、米国での下水処理施設の運転を最適化する実証試験に成功

(4) 測定器事業
波形測定器、光通信関連測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器等、先端産業に不可欠なマザーツール
として、お客様の新製品の開発・生産をサポートする電子計測器を研究開発しています。
測定器事業における当連結会計年度の主な成果は以下のとおりです。
・横河計測㈱が電気自動車(EV)、再生可能エネルギー関連機器の開発の効率化を支援する高精度電力計プレシジョンパワーアナライザ「WT5000」機能拡張版を開発
・横河計測㈱が分散分光方式で業界最高性能、波長分解能5pmを実現した光スペクトラムアナライザ「AQ6380」を 開発

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01878] S100O7MY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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