有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OJAN (EDINETへの外部リンク)
ウシオ電機株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)
当社グループは、産業用の光源の開発・製造を中核として光学系技術をはじめ、エレクトロニクスやメカトロニクスなど、光を利用・応用していく上で不可欠なさまざまな周辺技術の開発を推し進め、光のユニット化、光の装置・システム化へと事業を展開しております。新市場・新技術の動向を常に把握し、戦略的な研究開発活動を行うとともに、各研究開発部門が相互に連携・連動しながら数々の新しい光源及び光の関連装置やソリューションを生み出す体制となっております。当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は10,543百万円であり、光源事業、光学装置事業及び映像装置事業を中心に行っております。
当連結会計年度の主な成果は、次のとおりであります。
(光源事業)
・Care222技術を用いた抗ウイルス・除菌装置の拡販
当社グループでは、エキシマランプによる環境衛生用途のアプリケーションとして脱臭、揮発性の高い有害な化学物質の除去などに取り組むとともに紫外線が持つ殺菌力を活かし、Care222という技術ブランドのもと感染制御の領域において有人環境下で利用できる紫外線として、安全性、効果の検証を進め、2020年から製品化を進めてまいりました。当連結会計年度においては、更にこの技術を活かすための研究開発を継続し、市場ニーズの高かった長寿命、かつ幅広い照射範囲を実現する新しい光源モジュール製品の開発を行いました。また、有人環境下で紫外線を照射し除菌を行うというこれまでに無い新しいコンセプトを世の中に広めるために、空気中に浮遊するエアロゾルを対象とした製品をクラウドファンディングにてリリースするなど新たな利用方法を提案し続けてまいりました。Care222の更なる安全性、効果検証エビデンスの取得だけでなく、この技術の可能性を追求し、我々の使命である光を用いた様々な社会課題解決のソリューション提案に向けて、今後は更に、防黴、静菌への利用など新たなアプリケーション開拓を中心に引き続き開発投資を行ってまいります。
光源事業に係る研究開発費は4,312百万円であります。
(光学装置事業)
・最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置の研究開発
IoTの普及などを背景に通信量が増え、データを処理・蓄積するデータセンター向けなどの世界的な半導体需要の急増を受け、最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置の需要が高まっています。 当社の最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置は、高い解像性と重ね合わせ精度、広いショットエリアが特徴で高い世界シェアを誇っており、最先端ICパッケージ基板の新しいロードマップに適応する露光装置の研究開発を継続し、更なる高い解像性や重ね合わせ精度の実現を推進してまいります。
・小型、高輝度、高信頼性のEUV光源の研究開発
当社はEUVリソグラフィマスク検査用EUV光源の研究開発に継続的に取り組んでおります。高度な微細化が進む半導体業界では、EUVリソグラフィの量産プロセス採用が急速に進んでおり、これに伴いEUVリソグラフィマスク検査装置の量産プロセスへの導入も進んでおります。
これまでの研究開発成果として、当社のEUV光源はエンドユーザーの量産条件を満たす高い安定稼働と充分な性能を達成することができました。今後は、更なる高輝度化、EUVスタビリティ性能向上、高安定稼働に加え、エンドユーザーにおけるEUVリソグラフィマスク検査装置の採用拡大を見据えたランニングコスト低減を目指して継続的な研究開発を進めてまいります。
光学装置事業に係る研究開発費は4,325百万円であります。
(映像装置事業)
・映像表示装置及び周辺機器の研究開発
子会社であるCHRISTIE DIGITAL SYSTEMS USA, INC.では、プロジェクターやVideo Wallなどの映像表示装置の研究開発に継続的に取り組んでおります。高輝度・高精細・広色域への要求を実現するレーザー光源を採用したプロジェクターのラインアップ拡充を進めるとともに、テーマパークやステージといったエンタープライズ向けに小型・軽量・静音のMシリーズといったプロジェクターを上市し、様々なニーズに対応した製品開発を行っております。また、更なる付加価値向上のため、画像の伝送・管理・保管を行う周辺機器やソフトウェアの研究開発にも取り組んでおり、ワイヤレスで大容量かつ長距離間の伝送を実現する製品や、プロジェクションマッピング等でのコンテンツ管理を行う製品などの開発を展開しております。今後も、観客の映像体験の向上や展示者の運営の簡素化、効率化を実現する研究開発を進めてまいります。
映像装置事業に係る研究開発費は1,881百万円であります。
(その他事業)
その他事業に係る研究開発費は23百万円であります。
当連結会計年度の主な成果は、次のとおりであります。
(光源事業)
・Care222技術を用いた抗ウイルス・除菌装置の拡販
当社グループでは、エキシマランプによる環境衛生用途のアプリケーションとして脱臭、揮発性の高い有害な化学物質の除去などに取り組むとともに紫外線が持つ殺菌力を活かし、Care222という技術ブランドのもと感染制御の領域において有人環境下で利用できる紫外線として、安全性、効果の検証を進め、2020年から製品化を進めてまいりました。当連結会計年度においては、更にこの技術を活かすための研究開発を継続し、市場ニーズの高かった長寿命、かつ幅広い照射範囲を実現する新しい光源モジュール製品の開発を行いました。また、有人環境下で紫外線を照射し除菌を行うというこれまでに無い新しいコンセプトを世の中に広めるために、空気中に浮遊するエアロゾルを対象とした製品をクラウドファンディングにてリリースするなど新たな利用方法を提案し続けてまいりました。Care222の更なる安全性、効果検証エビデンスの取得だけでなく、この技術の可能性を追求し、我々の使命である光を用いた様々な社会課題解決のソリューション提案に向けて、今後は更に、防黴、静菌への利用など新たなアプリケーション開拓を中心に引き続き開発投資を行ってまいります。
光源事業に係る研究開発費は4,312百万円であります。
(光学装置事業)
・最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置の研究開発
IoTの普及などを背景に通信量が増え、データを処理・蓄積するデータセンター向けなどの世界的な半導体需要の急増を受け、最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置の需要が高まっています。 当社の最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置は、高い解像性と重ね合わせ精度、広いショットエリアが特徴で高い世界シェアを誇っており、最先端ICパッケージ基板の新しいロードマップに適応する露光装置の研究開発を継続し、更なる高い解像性や重ね合わせ精度の実現を推進してまいります。
・小型、高輝度、高信頼性のEUV光源の研究開発
当社はEUVリソグラフィマスク検査用EUV光源の研究開発に継続的に取り組んでおります。高度な微細化が進む半導体業界では、EUVリソグラフィの量産プロセス採用が急速に進んでおり、これに伴いEUVリソグラフィマスク検査装置の量産プロセスへの導入も進んでおります。
これまでの研究開発成果として、当社のEUV光源はエンドユーザーの量産条件を満たす高い安定稼働と充分な性能を達成することができました。今後は、更なる高輝度化、EUVスタビリティ性能向上、高安定稼働に加え、エンドユーザーにおけるEUVリソグラフィマスク検査装置の採用拡大を見据えたランニングコスト低減を目指して継続的な研究開発を進めてまいります。
光学装置事業に係る研究開発費は4,325百万円であります。
(映像装置事業)
・映像表示装置及び周辺機器の研究開発
子会社であるCHRISTIE DIGITAL SYSTEMS USA, INC.では、プロジェクターやVideo Wallなどの映像表示装置の研究開発に継続的に取り組んでおります。高輝度・高精細・広色域への要求を実現するレーザー光源を採用したプロジェクターのラインアップ拡充を進めるとともに、テーマパークやステージといったエンタープライズ向けに小型・軽量・静音のMシリーズといったプロジェクターを上市し、様々なニーズに対応した製品開発を行っております。また、更なる付加価値向上のため、画像の伝送・管理・保管を行う周辺機器やソフトウェアの研究開発にも取り組んでおり、ワイヤレスで大容量かつ長距離間の伝送を実現する製品や、プロジェクションマッピング等でのコンテンツ管理を行う製品などの開発を展開しております。今後も、観客の映像体験の向上や展示者の運営の簡素化、効率化を実現する研究開発を進めてまいります。
映像装置事業に係る研究開発費は1,881百万円であります。
(その他事業)
その他事業に係る研究開発費は23百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01929] S100OJAN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。