有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OB9K (EDINETへの外部リンク)
株式会社SUBARU 研究開発活動 (2022年3月期)
当社グループは中期経営ビジョン「STEP」において、2025年ビジョンとして次の3項目を掲げています。
1.個性を磨き上げ、お客様にとってDifferentな存在になる
2.お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する
3.多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす
その実現のため、「会社の質の向上」「強固なブランドの構築」「集中戦略を軸とした持続的成長」の3つの取り組みに集中し、研究開発活動を進めています。当連結会計年度におけるグループ全体での研究開発支出は1,138億円です。セグメントごとの研究開発活動状況および研究開発支出は次のとおりです。このうち、連結損益計算書に計上されている研究開発費は1,036億円です。
(1) 自動車事業
自動車の研究開発では、中期経営ビジョン「STEP」で掲げる「安心と愉しさ」の提供を通じて、お客様から共感され、信頼していただける存在となることを目指し商品の開発を推進しています。
① 安心・安全への取り組み
SUBARUが米国で販売している2022年モデルが、米国IIHS*1によって行われた2022年安全性評価において、4つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と2つの「トップセイフティピック(TSP)」の、計6つの賞を獲得しました。
*1:Insurance Institute for Highway Safety(道路安全保険協会)
2022 トップセイフティピックプラス(TSP+)獲得車種
・クロストレック ハイブリッド、レガシィ、アウトバック、アセント
2022 トップセイフティピック(TSP)獲得車種
・インプレッサ(5ドア)、クロストレック(各アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車)
また、NASVA*2が実施した自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP*3)において「レヴォーグ」が2020年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点*4を獲得し、2021年5月に「自動車安全性能2020ファイブスター大賞*5」を受賞しました。
*2:National Agency for Automotive Safety and Victims’Aid(自動車事故対策機構)
*3:Japan New Car Assessment Program
*4:衝突安全性能評価:ランクA/96.91点(100点満点)、予防安全性能評価:ランクA/82.00点(82点満点)、
事故自動緊急通報装置:8点(8点満点)、総得点:ファイブスター/186.91点(190点満点)
*5:ファイブスター賞の対象車種のうち評価年度内での最高得点の車種に与えられる賞
② 新商品開発状況
当連結会計年度において、「安心と愉しさ」でお客様の笑顔をつくるべく、以下の商品を展開しました。
i. 2021年4月に、新型「SUBARU BRZ」(日本仕様)を公開しました。新型「SUBARU BRZ」は、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトを初代モデルから踏襲しつつ、新型2.4L水平対向4気筒エンジンやさらに進化したコントロール性能、「SUBARU BRZ」では初となる運転支援システム「アイサイト」採用など、「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を実現しました。
ⅱ. 2021年9月、新型「レガシィ アウトバック」(日本仕様)を初公開しました。新型「レガシィ アウトバック」は、SUBARUのフラッグシップクロスオーバーSUVとして、低回転域から力強いトルクを発生させる1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジン、スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造等により動的質感と衝突安全性能を大幅に向上、さらに先進安全装備として、「新世代アイサイト」や高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備することで新次元のセイフティドライビングを実現しました。また、アクティブさとタフさを表現したエクステリア、本革シート(ナッパレザー)等を採用したインテリア、さらにデジタルコックピット等、フラッグシップクロスオーバーSUVとしての上質感を演出しています。
ⅲ. 2021年9月、新型「WRX」(米国仕様車)を世界初公開しました。「WRX」は、SUBARUのAWD(全輪駆動)スポーツパフォーマンスを象徴するモデルとして、刺激的な動力性能をもたらす2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン、スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造により進化した動的質感、パフォーマンスカーらしい大胆でアグレッシブなデザインを採用しました。また、新制御ソフトウエアで変速レスポンスを革新的に高めたSubaru Performance Transmissionやクルマのキャラクターを大きく変えられるドライブモードセレクト、さらなる安心を提供する次世代アイサイトを新採用し、パフォーマンスカーとしての価値と実用セダンとしての価値を革新的に進化させた、新世代のSUBARU AWDパフォーマンスカーとしました。
ⅳ. 2021年11月に、BEV「SOLTERRA」を発表しました。「SOLTERRA」は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)との共同開発によるSUBARU初のグローバルBEVです。Subaru Global Platformで培ってきた知見を活かしてトヨタと共同開発したBEV専用プラットフォームであるe-Subaru Global Platformの採用や、SUBARUが長年蓄積してきた制御技術を活かしたAWDシステム、従来のSUBARU SUVモデル同様に、悪路での安心感を高めるX-MODEの採用等、SUBARUに乗り慣れたお客様にも安心してお使いいただけるクルマに仕上げています。
当事業に関わる研究開発支出は1,125億円です。
(2) 航空宇宙事業
航空宇宙カンパニーは将来にわたる持続的成長に向け、新規事業開拓および生産性向上を中心とした以下の研究開発を行っています。回転翼機分野では、新中型ヘリコプターについて、ユーザーの運用においてさらなる安心・安全につながる装備品の搭載や原価低減に関する研究を継続し、商品価値の向上に取り組んでいます。固定翼機分野では、構造の軽量化に向けた新材料と適用技術の開発に取り組むとともに、DX推進に向けデジタルツイン等の効率的な開発および生産プロセスの構築に取り組んでいます。その他、将来モビリティの社会受容性を高めるべく、高度な制御技術の向上、また電動化に関する研究開発に取り組んでいます。さらに、組立・塗装作業の自動化等、生産技術分野においても積極的に取り組み、コスト競争力を高める研究開発を行っています。
当事業に関わる研究開発支出は12億円です。
(3) その他事業
株式会社スバルITクリエーションズにおける情報システム開発に係る研究開発費を中心とした、その他事業全体の研究開発支出は1億円です。
1.個性を磨き上げ、お客様にとってDifferentな存在になる
2.お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する
3.多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす
その実現のため、「会社の質の向上」「強固なブランドの構築」「集中戦略を軸とした持続的成長」の3つの取り組みに集中し、研究開発活動を進めています。当連結会計年度におけるグループ全体での研究開発支出は1,138億円です。セグメントごとの研究開発活動状況および研究開発支出は次のとおりです。このうち、連結損益計算書に計上されている研究開発費は1,036億円です。
(1) 自動車事業
自動車の研究開発では、中期経営ビジョン「STEP」で掲げる「安心と愉しさ」の提供を通じて、お客様から共感され、信頼していただける存在となることを目指し商品の開発を推進しています。
① 安心・安全への取り組み
SUBARUが米国で販売している2022年モデルが、米国IIHS*1によって行われた2022年安全性評価において、4つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と2つの「トップセイフティピック(TSP)」の、計6つの賞を獲得しました。
*1:Insurance Institute for Highway Safety(道路安全保険協会)
2022 トップセイフティピックプラス(TSP+)獲得車種
・クロストレック ハイブリッド、レガシィ、アウトバック、アセント
2022 トップセイフティピック(TSP)獲得車種
・インプレッサ(5ドア)、クロストレック(各アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車)
また、NASVA*2が実施した自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP*3)において「レヴォーグ」が2020年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点*4を獲得し、2021年5月に「自動車安全性能2020ファイブスター大賞*5」を受賞しました。
*2:National Agency for Automotive Safety and Victims’Aid(自動車事故対策機構)
*3:Japan New Car Assessment Program
*4:衝突安全性能評価:ランクA/96.91点(100点満点)、予防安全性能評価:ランクA/82.00点(82点満点)、
事故自動緊急通報装置:8点(8点満点)、総得点:ファイブスター/186.91点(190点満点)
*5:ファイブスター賞の対象車種のうち評価年度内での最高得点の車種に与えられる賞
② 新商品開発状況
当連結会計年度において、「安心と愉しさ」でお客様の笑顔をつくるべく、以下の商品を展開しました。
i. 2021年4月に、新型「SUBARU BRZ」(日本仕様)を公開しました。新型「SUBARU BRZ」は、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトを初代モデルから踏襲しつつ、新型2.4L水平対向4気筒エンジンやさらに進化したコントロール性能、「SUBARU BRZ」では初となる運転支援システム「アイサイト」採用など、「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を実現しました。
ⅱ. 2021年9月、新型「レガシィ アウトバック」(日本仕様)を初公開しました。新型「レガシィ アウトバック」は、SUBARUのフラッグシップクロスオーバーSUVとして、低回転域から力強いトルクを発生させる1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジン、スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造等により動的質感と衝突安全性能を大幅に向上、さらに先進安全装備として、「新世代アイサイト」や高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備することで新次元のセイフティドライビングを実現しました。また、アクティブさとタフさを表現したエクステリア、本革シート(ナッパレザー)等を採用したインテリア、さらにデジタルコックピット等、フラッグシップクロスオーバーSUVとしての上質感を演出しています。
ⅲ. 2021年9月、新型「WRX」(米国仕様車)を世界初公開しました。「WRX」は、SUBARUのAWD(全輪駆動)スポーツパフォーマンスを象徴するモデルとして、刺激的な動力性能をもたらす2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン、スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造により進化した動的質感、パフォーマンスカーらしい大胆でアグレッシブなデザインを採用しました。また、新制御ソフトウエアで変速レスポンスを革新的に高めたSubaru Performance Transmissionやクルマのキャラクターを大きく変えられるドライブモードセレクト、さらなる安心を提供する次世代アイサイトを新採用し、パフォーマンスカーとしての価値と実用セダンとしての価値を革新的に進化させた、新世代のSUBARU AWDパフォーマンスカーとしました。
ⅳ. 2021年11月に、BEV「SOLTERRA」を発表しました。「SOLTERRA」は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)との共同開発によるSUBARU初のグローバルBEVです。Subaru Global Platformで培ってきた知見を活かしてトヨタと共同開発したBEV専用プラットフォームであるe-Subaru Global Platformの採用や、SUBARUが長年蓄積してきた制御技術を活かしたAWDシステム、従来のSUBARU SUVモデル同様に、悪路での安心感を高めるX-MODEの採用等、SUBARUに乗り慣れたお客様にも安心してお使いいただけるクルマに仕上げています。
当事業に関わる研究開発支出は1,125億円です。
(2) 航空宇宙事業
航空宇宙カンパニーは将来にわたる持続的成長に向け、新規事業開拓および生産性向上を中心とした以下の研究開発を行っています。回転翼機分野では、新中型ヘリコプターについて、ユーザーの運用においてさらなる安心・安全につながる装備品の搭載や原価低減に関する研究を継続し、商品価値の向上に取り組んでいます。固定翼機分野では、構造の軽量化に向けた新材料と適用技術の開発に取り組むとともに、DX推進に向けデジタルツイン等の効率的な開発および生産プロセスの構築に取り組んでいます。その他、将来モビリティの社会受容性を高めるべく、高度な制御技術の向上、また電動化に関する研究開発に取り組んでいます。さらに、組立・塗装作業の自動化等、生産技術分野においても積極的に取り組み、コスト競争力を高める研究開発を行っています。
当事業に関わる研究開発支出は12億円です。
(3) その他事業
株式会社スバルITクリエーションズにおける情報システム開発に係る研究開発費を中心とした、その他事業全体の研究開発支出は1億円です。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02152] S100OB9K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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