有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OCXN (EDINETへの外部リンク)
北陸瓦斯株式会社 事業等のリスク (2022年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)法令・制度の変更等による競合激化
①小売り全面自由化及び今後の法令・エネルギー政策等の変更
小売り全面自由化による新規参入者の出現及びエネルギー政策やガス事業法等の各種法令、ガス事業制度の変更等による更なるエネルギー間競争の激化によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、情報収集に努めつつ制度変更に適切に対応し、競合他社の動向も注視しながら、お客さまニーズに沿ったサービス等を検討・実施してまいります。
②脱炭素化の進展
「2050年カーボンニュートラル」に向けて、脱炭素社会の実現に向けた議論や具体的な手法の検討が加速しており、有望な脱炭素手段とされる脱炭素化した電力による電化が進むことにより、お客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。これに対し当社は、脱炭素社会に向けた都市ガスの役割をPRし、他燃料の天然ガス転換や分散型エネルギーシステムの推進など、2050年の脱炭素化に向けた移行期における低炭素化に取り組んでまいります。また、卸元と連携してカーボンニュートラル都市ガスの販売に取り組み、電化による脱炭素化が進展した場合への対応等について検討するとともに、自治体等地域の脱炭素に向けた取組みに都市ガスの役割を反映してもらえるようアプローチしてまいります。
(2)事業環境の変化
①他エネルギーとの競争激化
電化の進行等他エネルギーとの競合によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性がありますが、関連企業・取引先との協力体制強化や情報収集の徹底、家庭用燃料電池エネファーム等重点機器の提案強化等により新規需要の獲得と既存需要家の離脱防止に努めております。
②人口・世帯数の減少、省エネの進展
当社供給エリア内の人口・世帯数の減少や生活形態の変化、省エネの進展等によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、家庭用燃料電池エネファームやガス温水暖房システム、衣類乾燥機等の販売を強化し、1世帯あたりのガス使用量増加に取り組んでおります。また、地方自治体と協働し、地方創生施策への参加等を通じて地域の活性化に取り組むなど、SDGs(持続可能な開発目標)と整合した取り組みを進めてまいります。
(3)気候及び経済状況
①気候の変動・不況によるガス販売量への影響
ガス販売量は気温、水温の変動に影響を受けるため、冷夏や暖冬等の異常気象が発生した場合、大きく変動する可能性があります。また、不況によるお客さま設備の稼働減等によりガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、対面やWebなど様々な手段を用いたお客さま接点の量的質的拡充により都市ガスのメリットのPRを行うとともに、あらゆる分野への営業活動を展開し、新規需要の獲得に取り組んでまいります。
②設備投資、出資の未回収、資産価値の低下
大規模な設備投資を実施する場合、費用負担が増加し経営成績に一時的な影響を与える可能性があります。また、経済情勢や事業環境等の変化により、保有資産の価値下落により経営成績等に影響を与える可能性があります。このため設備投資については、収支計画を踏まえた取締役会での総合的な経営判断を経て実施しており、実施後も収支や投資回収の状況を定期的に確認すること、また、保有資産については時価や収益性の定期的な確認と検証を行うことにより、減損損失や評価損等のリスク発生の抑制に努めております。
(4)自然災害・事故等
①製造・供給設備への損害
大規模な自然災害や事故等が発生し、製造・供給設備に大きな被害が発生した場合、ガスの供給に影響を与え、その復旧費用や供給支障の対応に伴う損害が発生する可能性があります。これに対し当社は、地震に強いポリエチレン管の普及等による耐震化率の向上を図るとともに、供給バックアップ体制を構築しております。また、災害発生時に迅速な対応ができるよう平常時から定期的な災害対応訓練を実施しております。
②消費機器等の重大なトラブル
ガス機器リコールやガス機器に起因する事故が発生した場合、ガス機器や都市ガスに対する信用低下等有形無形の損害が発生する可能性があります。このため当社は、消費機器調査の確実な実施により、お客さま保有ガス機器情報を把握し、リコールや事故への対応を迅速に行います。
③情報システムの重大な障害
情報システムに重大な障害が発生した場合、業務が停滞し社会的信用の低下等有形無形の損害が発生する可能性がありますが、不測の事態でも業務への影響を最小限に止めるよう、システムの監視、障害対策、各種情報セキュリティ対策及び定期的な訓練の実施等、システムの安定稼働に必要な対策を実施しております。
④自然災害・感染症の流行による影響
自然災害・感染症の流行によるお客さま設備の稼働減によりガス販売量が減少する可能性があります。また、多くの従業員が出社不能となった場合、事業運営に支障をきたし、業績に影響を与える可能性があります。これに対し当社は、感染症予防の啓発や分散勤務、予防備品の備蓄等予防対策の実施及び「新型インフルエンザ等対策マニュアル」の更新・周知を行っております。
⑤不測の大規模停電
当社供給エリア内で大規模かつ長時間の停電が発生した場合、工場・供給所の運転に支障が生じ、ガス供給に影響を与える可能性があるほか、各事業所の業務の停滞により有形無形の損害が発生する可能性がありますが、停電時でも長時間稼働できる非常用自家発電設備の整備や電気を使わず工場・供給所の運転を継続する手順の確認を行っております。
(5)原料価格の変動等
①為替レート、原料価格の変動
原料価格は原油価格及び為替レートの変動等外的要因により影響を受け変動します。この変動は原料費調整によりガス料金に反映させることができますが、タイムラグにより決算に影響が発生する可能性があります。これに対し当社は、日頃から原油価格、為替レートの動向を注視し、LNG価格の実績把握及び想定を行い、原料費への影響を把握するとともに、必要に応じて調達量の見直しやガス料金の見直しを検討してまいります。
②原料調達に関するトラブル
原料調達先における設備のトラブルや世界情勢の悪化等により原料の調達及びガス供給に影響を及ぼす可能性があります。また、原料調達先におけるLNG・LPG輸入に不測の事態が生じた場合、当社の原料調達に影響を及ぼす可能性があります。このため当社は原料調達先等の複数化を図り、供給バックアップ体制を構築しております。
(6)金利変動等
①資金調達における金利変動
資金調達の手段として金融機関からの借入れを行っており、借入れ時点での金利水準により経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がありますが、金利変動による影響が限定的となるよう、固定金利での借入れを原則としております。
②退職給付制度における国債利回り、株式時価の変動
確定給付企業年金資産で保有する有価証券等の時価の下落により、退職給付費用が増加するなど、業績に影響を与える可能性がありますが、一定期間ごとの資産状況確認、資産種類の分散、特別拠出による予防措置を実施しております。
(7)情報漏洩等
①お客さま情報の外部流出
お客さま情報の外部への流出が発生した場合、対応に要する直接的な費用に加え、社会的責任の発生等有形無形の損害が発生する可能性があります。これに対し当社は、「お客さま情報保護規程」を定めて社員に個人情報漏洩防止のための周知を行うほか、定期的な教育を実施し、社員・業務委託先・協力会社への注意喚起を行っております。
②サイバー攻撃
サイバー攻撃を受けた場合、都市ガスの製造・供給調整に関するシステム制御が不可能となり、製造停止及び大規模な供給支障が発生する可能性があるほか、個人情報の流出、業務に関する基幹システムの停止や動作不良によりお客さま対応が停滞し、社会的信用の低下や当社グループのブランドイメージの毀損等有形無形の損害が発生する可能性があります。日々発生するサイバー攻撃への対策としては、最新情報の収集に努めるとともに各種セキュリティ対策及び対策要領に基づいた教育の実施、部門横断的なインシデント対応訓練を実施しております。
(8)コンプライアンス違反
法令・定款等に反する行為や企業倫理に反した行為が発覚した場合には、対応に要する直接的な費用に加え、社会的信用の低下をもたらす等、有形無形の損害が発生する可能性がありますが、社員に対する適時適切なコンプライアンス教育の実施、グループウェアを利用したタイムリーな情報提供及び啓発、内部監査による法令遵守状況の確認等によりコンプライアンス意識向上に取り組んでおります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)法令・制度の変更等による競合激化
①小売り全面自由化及び今後の法令・エネルギー政策等の変更
小売り全面自由化による新規参入者の出現及びエネルギー政策やガス事業法等の各種法令、ガス事業制度の変更等による更なるエネルギー間競争の激化によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、情報収集に努めつつ制度変更に適切に対応し、競合他社の動向も注視しながら、お客さまニーズに沿ったサービス等を検討・実施してまいります。
②脱炭素化の進展
「2050年カーボンニュートラル」に向けて、脱炭素社会の実現に向けた議論や具体的な手法の検討が加速しており、有望な脱炭素手段とされる脱炭素化した電力による電化が進むことにより、お客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。これに対し当社は、脱炭素社会に向けた都市ガスの役割をPRし、他燃料の天然ガス転換や分散型エネルギーシステムの推進など、2050年の脱炭素化に向けた移行期における低炭素化に取り組んでまいります。また、卸元と連携してカーボンニュートラル都市ガスの販売に取り組み、電化による脱炭素化が進展した場合への対応等について検討するとともに、自治体等地域の脱炭素に向けた取組みに都市ガスの役割を反映してもらえるようアプローチしてまいります。
(2)事業環境の変化
①他エネルギーとの競争激化
電化の進行等他エネルギーとの競合によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性がありますが、関連企業・取引先との協力体制強化や情報収集の徹底、家庭用燃料電池エネファーム等重点機器の提案強化等により新規需要の獲得と既存需要家の離脱防止に努めております。
②人口・世帯数の減少、省エネの進展
当社供給エリア内の人口・世帯数の減少や生活形態の変化、省エネの進展等によりお客さま件数及びガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、家庭用燃料電池エネファームやガス温水暖房システム、衣類乾燥機等の販売を強化し、1世帯あたりのガス使用量増加に取り組んでおります。また、地方自治体と協働し、地方創生施策への参加等を通じて地域の活性化に取り組むなど、SDGs(持続可能な開発目標)と整合した取り組みを進めてまいります。
(3)気候及び経済状況
①気候の変動・不況によるガス販売量への影響
ガス販売量は気温、水温の変動に影響を受けるため、冷夏や暖冬等の異常気象が発生した場合、大きく変動する可能性があります。また、不況によるお客さま設備の稼働減等によりガス販売量が減少する可能性があります。このため当社は、対面やWebなど様々な手段を用いたお客さま接点の量的質的拡充により都市ガスのメリットのPRを行うとともに、あらゆる分野への営業活動を展開し、新規需要の獲得に取り組んでまいります。
②設備投資、出資の未回収、資産価値の低下
大規模な設備投資を実施する場合、費用負担が増加し経営成績に一時的な影響を与える可能性があります。また、経済情勢や事業環境等の変化により、保有資産の価値下落により経営成績等に影響を与える可能性があります。このため設備投資については、収支計画を踏まえた取締役会での総合的な経営判断を経て実施しており、実施後も収支や投資回収の状況を定期的に確認すること、また、保有資産については時価や収益性の定期的な確認と検証を行うことにより、減損損失や評価損等のリスク発生の抑制に努めております。
(4)自然災害・事故等
①製造・供給設備への損害
大規模な自然災害や事故等が発生し、製造・供給設備に大きな被害が発生した場合、ガスの供給に影響を与え、その復旧費用や供給支障の対応に伴う損害が発生する可能性があります。これに対し当社は、地震に強いポリエチレン管の普及等による耐震化率の向上を図るとともに、供給バックアップ体制を構築しております。また、災害発生時に迅速な対応ができるよう平常時から定期的な災害対応訓練を実施しております。
②消費機器等の重大なトラブル
ガス機器リコールやガス機器に起因する事故が発生した場合、ガス機器や都市ガスに対する信用低下等有形無形の損害が発生する可能性があります。このため当社は、消費機器調査の確実な実施により、お客さま保有ガス機器情報を把握し、リコールや事故への対応を迅速に行います。
③情報システムの重大な障害
情報システムに重大な障害が発生した場合、業務が停滞し社会的信用の低下等有形無形の損害が発生する可能性がありますが、不測の事態でも業務への影響を最小限に止めるよう、システムの監視、障害対策、各種情報セキュリティ対策及び定期的な訓練の実施等、システムの安定稼働に必要な対策を実施しております。
④自然災害・感染症の流行による影響
自然災害・感染症の流行によるお客さま設備の稼働減によりガス販売量が減少する可能性があります。また、多くの従業員が出社不能となった場合、事業運営に支障をきたし、業績に影響を与える可能性があります。これに対し当社は、感染症予防の啓発や分散勤務、予防備品の備蓄等予防対策の実施及び「新型インフルエンザ等対策マニュアル」の更新・周知を行っております。
⑤不測の大規模停電
当社供給エリア内で大規模かつ長時間の停電が発生した場合、工場・供給所の運転に支障が生じ、ガス供給に影響を与える可能性があるほか、各事業所の業務の停滞により有形無形の損害が発生する可能性がありますが、停電時でも長時間稼働できる非常用自家発電設備の整備や電気を使わず工場・供給所の運転を継続する手順の確認を行っております。
(5)原料価格の変動等
①為替レート、原料価格の変動
原料価格は原油価格及び為替レートの変動等外的要因により影響を受け変動します。この変動は原料費調整によりガス料金に反映させることができますが、タイムラグにより決算に影響が発生する可能性があります。これに対し当社は、日頃から原油価格、為替レートの動向を注視し、LNG価格の実績把握及び想定を行い、原料費への影響を把握するとともに、必要に応じて調達量の見直しやガス料金の見直しを検討してまいります。
②原料調達に関するトラブル
原料調達先における設備のトラブルや世界情勢の悪化等により原料の調達及びガス供給に影響を及ぼす可能性があります。また、原料調達先におけるLNG・LPG輸入に不測の事態が生じた場合、当社の原料調達に影響を及ぼす可能性があります。このため当社は原料調達先等の複数化を図り、供給バックアップ体制を構築しております。
(6)金利変動等
①資金調達における金利変動
資金調達の手段として金融機関からの借入れを行っており、借入れ時点での金利水準により経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がありますが、金利変動による影響が限定的となるよう、固定金利での借入れを原則としております。
②退職給付制度における国債利回り、株式時価の変動
確定給付企業年金資産で保有する有価証券等の時価の下落により、退職給付費用が増加するなど、業績に影響を与える可能性がありますが、一定期間ごとの資産状況確認、資産種類の分散、特別拠出による予防措置を実施しております。
(7)情報漏洩等
①お客さま情報の外部流出
お客さま情報の外部への流出が発生した場合、対応に要する直接的な費用に加え、社会的責任の発生等有形無形の損害が発生する可能性があります。これに対し当社は、「お客さま情報保護規程」を定めて社員に個人情報漏洩防止のための周知を行うほか、定期的な教育を実施し、社員・業務委託先・協力会社への注意喚起を行っております。
②サイバー攻撃
サイバー攻撃を受けた場合、都市ガスの製造・供給調整に関するシステム制御が不可能となり、製造停止及び大規模な供給支障が発生する可能性があるほか、個人情報の流出、業務に関する基幹システムの停止や動作不良によりお客さま対応が停滞し、社会的信用の低下や当社グループのブランドイメージの毀損等有形無形の損害が発生する可能性があります。日々発生するサイバー攻撃への対策としては、最新情報の収集に努めるとともに各種セキュリティ対策及び対策要領に基づいた教育の実施、部門横断的なインシデント対応訓練を実施しております。
(8)コンプライアンス違反
法令・定款等に反する行為や企業倫理に反した行為が発覚した場合には、対応に要する直接的な費用に加え、社会的信用の低下をもたらす等、有形無形の損害が発生する可能性がありますが、社員に対する適時適切なコンプライアンス教育の実施、グループウェアを利用したタイムリーな情報提供及び啓発、内部監査による法令遵守状況の確認等によりコンプライアンス意識向上に取り組んでおります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04519] S100OCXN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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