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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100NRHS (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社NJS 研究開発活動 (2021年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、事業の基本方針に「水と環境のConsulting & Software」を掲げ、中長期的な社会環境の変化ならびに顧客ニーズに応えつつ、ライフサイクルを通したインフラ管理を実現するため、時代に即したコンサルティング技術を開発するとともに、ICTやIoTを活用した管理運営のデジタル化・効率化に貢献するソフトウェアや関連システムの開発を推進しています。
2021年2月には、事業環境の変化や技術開発の取り組みを勘案し、21-23中期経営計画を新たに策定しました。計画では当社グループの強みを70年の歴史を通じて培ってきた水と環境の技術と信用、ソフトウェアを中心とした技術開発力、90か国に及ぶ海外業務実績とし、こうした強みを生かして今日の社会課題に積極的に取組み、従来の枠を超えた新事業を創出、またグローバルに活躍することを通じて持続可能な社会に貢献していくこととしています。
2021年12月期の技術開発は、中期経営計画に位置付けられ、また政府の重点事項となっているインフラメンテナンスに引き続き対応するため、上下水道事業におけるコンサルティング、デジタルトランスフォーメーション、インフラマネジメント分野の開発に加えて、他事業へのビジネス展開を目標にインフラの再構築と効率的運用に向けたインフラ管理ビジネスの事業化に向けた取り組みを加速しました。
コンサルティング分野では、事業方針の戦略的な実現を目指し、「点検・調査・計画」、「BIM/CIM」、「災害対策」、「環境」、「管理運営」、「計画手法」、「海外事業」分野で開発本部、開発担当部所及び技術推進PJの連携により業務を実施しました。
デジタルトランスフォーメーション分野では、ソサエティ5.0の実現へ向けた取り組みとして、CPS/IoTサービスの開発を継続し効率的なインフラ管理を推進しました。2021年期より新たに、「現場点検システム(SkyScraperFI)」、「意思決定支援システム(SkyScraperBI)」の機能強化を推進・展開しました。
インフラマネジメント分野では、AirSliderの他事業インフラへのビジネス展開を実現するため「㈱FINDi」をグループ会社として創設し、開発機器の実証・業務拡大を目指しました。また、「上下水道事業」に加え、「電力事業」、「道路事業」への実証の機会を増加させました。
技術開発中の主な課題は次のとおりであります。なお、当社の研究開発活動については、特定のセグメントに関連づけられないため、全社一括で記載しています。

Ⅰ.コンサルティング分野
A.点検・調査・計画
・ 新たな設備調査・診断方法の開発(施設)
・ 診断ツールの開発
・ 新たな業務領域の開発
B.BIM/CIM
・ BIM/CIMデータと数量計算との連携検討
・ BIM/CIM作業効率化ツールの開発
・ NJS版:BIM/CIM標準の整備
・ NJS版:BIM/CIM教育プログラムの構築
・ SkyScraperFCとBIM/CIMの連携
C.災害対策
(1)雨水対策
・ 計測機器(雨量・水位)の活用スキーム開発
・ 施設耐水化設計手法の開発
・ 雨天時浸水スクリーニング技術の開発
・ リアルタイムキャリブレーション技術の開発
・ リアルタイム浸水情報提供のビジネスモデル調査、業務パッケージの開発
・ グリーンインフラ技術の活用手法の開発
(2)地震対策
・ 水道施設への危機耐性の適用事例の作成
・ 非線形有限要素技術を用いたせん断力に対する評価手法の開発
D.環境(環境・エネルギー)
・ 下水道資源・ストック活用エネルギー省・創・自立化技術の研究
・ 水素の製造・利用技術の研究
・ 未来低炭素まちづくりの再生可能エネルギー(バイオマス含む)導入手法の研究

E.管理運営
・ 新領域コンセッションの案件形成
・ 官民連携支援スキームの構築
・ 事業統合型広域連携スキームの構築
F.計画手法
・ 計画手法の水平展開
G.海外事業(海外技術の評価)
・ 開発技術の評価

Ⅱ.デジタルトランスフォーメーション分野
A.SkyScraper(クラウド型統合インフラ管理システム)
・ SkyScraperFC(施設情報システム) 機能拡張
・ SkyScraperDA(設備劣化診断システム) 製品開発
・ SkyScraperPL(管路情報システム) 機能拡張
・ SkyScraperPL_WEBGIS(管路維持管理システム) 機能拡張
・ SkyScraperFI(現場点検システム) 製品開発
・ SkyScraperEM(イージーモニター) 機能拡張
・ SkyScraperRM(雨量管理システム) 機能拡張
・ SkyScraperRI(水位等計測システム) 機能拡張
・ SkyScraperFA(固定資産管理システム) 機能拡張
・ SkyScraperEA(企業会計システム) 機能拡張
・ SkyScraperBC(料金徴収システム) 機能拡張
・ SkyScraperCV(管内画像解析システム) 製品開発
・ SkyScraperBI(意思決定支援システム) OEM開発
・ SkyScraperML(AIを活用したシミュレーション)製品開発
・ クラウド基盤整備(プラットフォーム機能開発含む)
・ IoT・AI基盤整備(SkyScraperML共通ソフト含む)
B.SkyManhole(LPWAを活用したIoTセンサー) 製品開発
C.スマートメーター 製品開発
D.BioWin (下水処理プロセスシミュレーター) 販売促進

Ⅲ.インフラマネジメント分野
A.点検・調査
・ 新たな土木・建築構造物点検調査方法の開発(水道)
・ 下水道管劣化予測に関する実証
B.AirSlider(閉鎖性空間点検調査用ドローン)
・ AirSider(AS400、600、2000) 製品開発(㈱ACSLと共同開発)
・ 点検調査ロボット開発 製品開発
・ 鉄管膜厚測定機器開発 製品開発

なお、当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)の研究開発費の総額は641,153千円であります。

注)FC:Facility database、DA:Diagnosis&Analysis、PL:Pipe Line database、FI:Field Inspection、
EM:Easy Monitor、RM:Rain Management、RI:RainManagement Indicator、FA:Fixed Assets database、
EA:Enterprise Accounting、BC:Billing&Collection、CV:Computer Vision、
BI:Business Intelligence、ML:Machine Learning

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05299] S100NRHS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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