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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QHOZ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社コーセー 研究開発活動 (2022年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。
コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究・管理、海外市場研究、薬事戦略、
サステナビリティ研究、研究戦略・管理
コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、皮膚科学研究、基盤技術研究、品質保証研究、
IT関連技術開発・管理
当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。
当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。

スキンケア製品・ヘアケア製品
製品名称等特徴セグメントの名称
コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアクリームリポソームを配合した高機能クリーム。1兆個(1g中の概算値)のリポソームが角層に作用し、濃密なハリ感、ツヤ、弾力性を具現化。睡眠不足でも3時間多く眠ったような肌に。化粧品事業
インフィニティ アンリミテッド キーたっぷりの美容オイルを凝縮した多数のオイルカプセルを配合した、機能と外観審美性に優れた美容液。化粧品事業
コスメデコルテ アイピー ショット プルリポテント ユース コンセントレイトiPS細胞研究から生まれた美容液の進化商品。日本発のトラネキサム酸(美白)とナイアシンアミド(シワ改善)のW有効成分で高機能を具現化。化粧品事業
ONE BY KOSÉダブル ブラック ウォッシャー肌に直塗りして洗い流すという新しい使い方で、セルフスキンケア感と皮脂除去効果が高い炭配合の洗顔料。化粧品事業
スティーブンノル アフターカラー シャンプー・トリートメントヘアカラー直後の色落ちがしやすい7日間に使用する色落ち防止とダメージ補修に優れたヘアケアアイテム。自社オリジナルのポリクオタニウム-104を配合して機能性を具現化。コスメタリー事業
サンカット プロディフェンス オールインワンUV ムースジェルよりもふんわり軽い使用感で紫外線をしっかりカットしながら透明感を演出するムースタイプの日やけ止め。コスメタリー事業


メイクアップ製品
製品名称等特徴セグメントの名称
コスメデコルテ
ゼン ウェア フルイド
素肌の美しさを際立たせ、自然な仕上がりが続くリキッドファンデーション。粉体分散技術を用いて墨のようになめらかで肌にとけこむ使用感を叶えると共に、高いカバー力とラスティング効果(化粧もち)の両立を実現。化粧品事業
アディクション スキンプロテクター カラーコントロール美容液をたっぷり配合したみずみずしい日やけ止めカラープライマー。SPFとみずみずしい使用感を両立し、素肌感を叶える品質を具現化。化粧品事業
エスプリーク
アクアリー スキンウェア
マイクロメッシュを通してクリームファンデーションがみずみずしい美容液ファンデーションに変化。なめらかに薄膜で均一に仕上がるファンデーションを開発。化粧品事業
ヴィセ
エッセンス リッププランパー
マスク着用習慣でますます顧客ニーズが高まっているリップケアアイテムとして、保湿感に加えジンジン感と清涼感の絶妙なバランスによる心地よい効果感とプランプ効果を併せ持つ多機能リップエッセンスを開発。コスメタリー事業
アディクション ザ アイシャドウパレットパール剤や顔料を厳選しながら、発色と化粧持続性の良い新たなベースを開発。肌に溶け込む上質な質感と絶妙な色との組み合わせによるブランドを象徴するセットアイシャドウを実現。化粧品事業



基礎研究分野では様々な研究を進めております。肌の色むら原因を明らかにする研究を通じて、表皮細胞の横方向への分裂がメラニンを過剰に含む細胞の重層化を誘発し、シミ形成に関与していることを発見いたしました。新たな取組みとしてグラッドストーン研究所へ研究員を派遣し、老化メカニズムの解明を進め、皮膚の若返りを目指す研究にも着手しております。またマイクロバイオーム(細菌叢)と皮膚状態の関係性を網羅的に解析し、皮膚マイクロバイオームの多様性(複数の常在菌が共存している状態)と肌老化との関係を明らかにする研究なども進めております。
一方でデジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでおります。新しいプロジェクションマッピング技術を化粧品分野へ応用し、動きのある顔上でも実際に化粧をしているような自然な仕上がりを実現できる没入感のあるメイクシミュレーターの開発に成功いたしました。これら研究成果は様々な分野の学会にて発表・投稿を実施しており、優秀賞などを受賞しております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を、新製品の開発や顧客満足に繋がるカウンセリングツールなどに随時応用していく予定であります。また、ウェルビーイング領域やサステナビリティ推進に向けた研究も、今後強化していく方針であります。

以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,092百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,962百万円、コスメタリー事業670百万円、その他の事業60百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は399百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01049] S100QHOZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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