有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OIEP (EDINETへの外部リンク)
アキレス株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)
省エネ、環境、健康、をキーワードに、これまでの技術を向上・進化させ、独創性のある製品を提案し続けるために、当社のコア技術であるプラスチック加工(成型・製膜・発泡)を軸に研究開発活動を行ってまいりました。
省エネ商品としては、新規発泡剤を用いて優れた断熱性能が保持できる高性能断熱材の開発、環境配慮型の商品としては、生分解性フィルムとして、農林畜産用途、食品包装、土木向け等幅広い展開を進めました。さらに、健康を守る商品としては、新型コロナウイルスの活動を抑制する機能を保持したシューズ、飛沫感染対策用フィルム、抗ウイルスレザーの開発等、市場が最も求めていることに貢献可能な商品を開発しております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、1,359百万円であり、各事業の研究開発の目的、主要課題、成果および研究開発費は以下のとおりであります。
なお、研究開発費には各事業に配分できない基礎研究費530百万円が含まれております。
(1)シューズ事業
シリーズ累計販売7,500万足を突破したジュニアスポーツシューズブランド「瞬足」からは靴底に効果が持続する抗ウイルス加工を施した、抗ウイルスシューズ「瞬足JC-951」を発売しました。また瞬足シリーズとして、1~3歳児の母親の声を反映させて開発したベビーシューズ「瞬足足育ベビー」を発売しました。レザーシューズ「アキレス・ソルボ」からは、大人の女性に向けたニューラインとして、スポーツアイテムとは一線を画すミニマルなデザインと快適な履き心地を両立した上質なスニーカーを発売しました。
当事業に係わる研究開発費は283百万円であります。
(2)プラスチック事業
車輌用の合成皮革関係は、除電性能を有する合成皮革にて走行性能の向上が認められ、複数車種への搭載が決定し、本格生産をスタートしました。また、家具用の抗ウイルス性能を有するPVCレザーが、順調に伸長しております。
フィルム関係では、バイオマス可塑剤を用いたデスクマット・ファイル用・間仕切りカーテン用の塩化ビニールフィルムの上市や「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」である環境省補助事業に参画し、農業資材(森林用)の生分解素材への転換を実証してまいりました。
建装関係は、表面に傷が付き難く、撥水性のある壁紙を開発し、高質な空間を演出するカラー展開で販売を行いました。
防災関連商品では、JICA向け大型連結テントや米国向けボートの販売が好調に推移しました。
当事業に係わる研究開発費は479百万円であります。
(3)産業資材事業
軟質ウレタン関係は、ハロゲン系難燃剤を使用しない環境対応型の高難燃フォームを上市しました。自動車の内装材、鉄道車輌や電子・電気分品など用途に応じた、様々な厳しい難燃性試験をクリアしており、且つ吸音性にも優れたフォームとなっています。
硬質ウレタン関係は、近年ネットスーパーなどによる食品宅配や医薬品等の低温・定温輸送等保冷輸送のニーズの高まりを受け、高性能硬質ウレタンフォーム断熱材を使用した保冷ボックス「QZ-Box」を開発、上市しました。
工業資材関係は、半導体搬送用部材、RIM成形で作製した医療機器用部材が好調に推移しました。
当事業に係わる研究開発費は66百万円であります。
(4)独自技術による成長分野への新商品を担う研究開発本部では、ウレタンの独自配合技術により、高次元の反発弾性を備えた新素材「ACROFOAM(アクロフォーム)」の高い反発弾性に加えて高い衝撃吸収性を保持し、へたりにくい素材という特徴を活かして、シューズ、インソール、子供用運動マット等、様々な製品に新たな機能を付加する新素材として展開を始めております。
また、グローバルな環境規制の観点から、植物由来の原料を用いたバイオマスウレタンフォームの開発を進めました。さらに、導電性ポリマーを用いた新しい無電解めっき技術では、共同取り組み先と様々な用途開拓を進めております。特に、薄型で高性能なワイヤレス給電用コイル、NFCアンテナ、薄膜の電磁波シールドフィルムは、車輌のEV化の流れもあり注目を集めています。
省エネ商品としては、新規発泡剤を用いて優れた断熱性能が保持できる高性能断熱材の開発、環境配慮型の商品としては、生分解性フィルムとして、農林畜産用途、食品包装、土木向け等幅広い展開を進めました。さらに、健康を守る商品としては、新型コロナウイルスの活動を抑制する機能を保持したシューズ、飛沫感染対策用フィルム、抗ウイルスレザーの開発等、市場が最も求めていることに貢献可能な商品を開発しております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、1,359百万円であり、各事業の研究開発の目的、主要課題、成果および研究開発費は以下のとおりであります。
なお、研究開発費には各事業に配分できない基礎研究費530百万円が含まれております。
(1)シューズ事業
シリーズ累計販売7,500万足を突破したジュニアスポーツシューズブランド「瞬足」からは靴底に効果が持続する抗ウイルス加工を施した、抗ウイルスシューズ「瞬足JC-951」を発売しました。また瞬足シリーズとして、1~3歳児の母親の声を反映させて開発したベビーシューズ「瞬足足育ベビー」を発売しました。レザーシューズ「アキレス・ソルボ」からは、大人の女性に向けたニューラインとして、スポーツアイテムとは一線を画すミニマルなデザインと快適な履き心地を両立した上質なスニーカーを発売しました。
当事業に係わる研究開発費は283百万円であります。
(2)プラスチック事業
車輌用の合成皮革関係は、除電性能を有する合成皮革にて走行性能の向上が認められ、複数車種への搭載が決定し、本格生産をスタートしました。また、家具用の抗ウイルス性能を有するPVCレザーが、順調に伸長しております。
フィルム関係では、バイオマス可塑剤を用いたデスクマット・ファイル用・間仕切りカーテン用の塩化ビニールフィルムの上市や「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」である環境省補助事業に参画し、農業資材(森林用)の生分解素材への転換を実証してまいりました。
建装関係は、表面に傷が付き難く、撥水性のある壁紙を開発し、高質な空間を演出するカラー展開で販売を行いました。
防災関連商品では、JICA向け大型連結テントや米国向けボートの販売が好調に推移しました。
当事業に係わる研究開発費は479百万円であります。
(3)産業資材事業
軟質ウレタン関係は、ハロゲン系難燃剤を使用しない環境対応型の高難燃フォームを上市しました。自動車の内装材、鉄道車輌や電子・電気分品など用途に応じた、様々な厳しい難燃性試験をクリアしており、且つ吸音性にも優れたフォームとなっています。
硬質ウレタン関係は、近年ネットスーパーなどによる食品宅配や医薬品等の低温・定温輸送等保冷輸送のニーズの高まりを受け、高性能硬質ウレタンフォーム断熱材を使用した保冷ボックス「QZ-Box」を開発、上市しました。
工業資材関係は、半導体搬送用部材、RIM成形で作製した医療機器用部材が好調に推移しました。
当事業に係わる研究開発費は66百万円であります。
(4)独自技術による成長分野への新商品を担う研究開発本部では、ウレタンの独自配合技術により、高次元の反発弾性を備えた新素材「ACROFOAM(アクロフォーム)」の高い反発弾性に加えて高い衝撃吸収性を保持し、へたりにくい素材という特徴を活かして、シューズ、インソール、子供用運動マット等、様々な製品に新たな機能を付加する新素材として展開を始めております。
また、グローバルな環境規制の観点から、植物由来の原料を用いたバイオマスウレタンフォームの開発を進めました。さらに、導電性ポリマーを用いた新しい無電解めっき技術では、共同取り組み先と様々な用途開拓を進めております。特に、薄型で高性能なワイヤレス給電用コイル、NFCアンテナ、薄膜の電磁波シールドフィルムは、車輌のEV化の流れもあり注目を集めています。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01096] S100OIEP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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