有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OHSY (EDINETへの外部リンク)
ポバール興業株式会社 事業等のリスク (2022年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来の事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 経済情勢について
当社グループの製品に対する需要の多くは国内にあり、主要販売先であります自動車業界、鉄鋼業界、ディスプレイ業界等の市場動向の影響を受けます。そのため、これら業界の需要動向及び設備投資動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、国内における深耕拡大を行うとともに、海外での販路拡大を強化しております。
② 原材料価格の変動について
当社グループの製品の主要原材料である樹脂は、需給のバランスや各生産地域の経済情勢等により価格が変動しております。
当社グループでは、仕入コストの上昇の回避に努めておりますが、製造コスト削減や製品の価格に転嫁できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、主要な原材料に関して二社購買や、代替品の検討など行い適正価格で仕入を行うように努めております。
③ 特定の仕入先への依存度が高いことについて
当社グループの製品に使用している原材料には、仕入先が特定されているものがあります。当社グループは、仕入先と取引基本契約を締結し、原材料の安定的な取引を前提としておりますが、災害等により仕入先の操業が停止する可能性があります。また、当社グループと契約が更新できない場合や取引が大幅に減少した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、事業継続の観点から依存度の高い原材料を中心に、在庫管理が適切に行われていることを確認しております。
④ 在庫リスクについて
当社グループの製品は、顧客仕様による受注生産が中心であり、さらに、短納期であることから原材料の在庫状況及び需要予測等に基づいて、原材料の見込み発注を行っております。そのため、需要予測と顧客からの発注内容に差異が生じる場合があり、数量及び仕様の差異によっては余剰在庫、滞留在庫として残り、その結果、評価損等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、受注状況を確認し、生産計画、在庫管理が適切に行われていることを確認しております。
⑤ 海外事業リスクについて
当社グループはタイ、韓国及び中国において生産活動を行っております。これら海外においては、通常予期しえない法律や規制の変更あるいは、急激な金融情勢の変化や為替の変動等、経済的に不利な要因の発生や政治的混乱などのリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化した場合には、当社グループの海外での生産活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、現地での法律・規制等に関する動向は駐在員の情報網に加え、外部コンサルタント等を活用する事で適時適切に入手し対応するように努めております。
⑥ 自然災害・事故災害等について
当社グループでは、自然災害、事故災害に備えて防火訓練、緊急時対応規程の整備等により、予防策を講じておりますが、万一、地震等の発生により生産拠点等が壊滅的な損害を被った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、製造拠点を分散することによりリスクの低減に努めております。
⑦ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大について
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の今後の感染拡大の状況や収束の時期についての見通しがたたず、経営成績等に与える影響を予測することが困難となっております。今後の感染拡大の状況によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、在宅勤務や時差出勤など従業員への感染防止策やサプライチェーンの状況の把握による原材料の確保などを行うことでリスクの低減に努めております。
⑧ 製品の品質について
当社グループは、製品品質の維持・向上を図るため、品質基準に基づいた管理体制の下、製品を製造しております。これまでに当社グループの製品で、重大な品質問題となる事例はありませんが、今後、万が一品質不良、品質事故等の問題が発生した場合に、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、定期的に品質管理委員会を開催し、製造工程における課題や問題点を改善することで品質保持に努めております。
⑨ 生産技術の流出について
当社グループでは、総合接着・樹脂加工技術を中心とした生産技術の外部流出を防止するために、従業員に対して退職時に機密保持契約を締結し、生産工程の外部遮断等を行うことによる生産技術に係る機密事項の外部流出の防止を図っております。そのため、第三者が当社の生産工程を模倣する可能性は低く、仮に模倣されたとしても生産工程等に係る技術は当社グループが長年蓄積した技術であるため、品質面において同程度の水準を確保することは困難であると考えております。
しかし、将来的には第三者が当社グループの生産技術と類似性のある生産工程、若しくは当社グループに対して優位性のある生産技術を構築した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 特定販売先への依存について
当社グループの売上高のうちAGCグループに対する売上高の割合は、当連結会計年度において24.6%を占めております。同社グループとの取引関係は長年にわたり安定的に継続しておりますが、同社グループの設備投資額及び取引額を削減した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、同社グループの海外における生産拠点に対する当社グループからの製品供給は、主に海外子会社が担っております。今後、AGCグループの海外生産拠点が縮小・移転・撤退した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑪ 当社株式の流通株式時価総額について
当社の大株主構成は代表取締役会長神田隆生の資産管理会社である株式会社KAY、神田隆生の親族、当社役員となっております。
当社の流通株式時価総額は、投資家による売買を通じて変動することとなりますが取引所が定める形式要件を充足し続けるために、大株主と連携の上、流動性確保に努める方針としております。また、本書提出日現在において想定する当社の上場時の流通株式時価総額は、取引所が定める形式要件に近い水準でありますが、当社グループの経営方針に沿い、売上高ならびに利益額の成長を通じて、継続的な企業価値の向上に努める方針としております。
なお、文中の将来の事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 経済情勢について
当社グループの製品に対する需要の多くは国内にあり、主要販売先であります自動車業界、鉄鋼業界、ディスプレイ業界等の市場動向の影響を受けます。そのため、これら業界の需要動向及び設備投資動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、国内における深耕拡大を行うとともに、海外での販路拡大を強化しております。
② 原材料価格の変動について
当社グループの製品の主要原材料である樹脂は、需給のバランスや各生産地域の経済情勢等により価格が変動しております。
当社グループでは、仕入コストの上昇の回避に努めておりますが、製造コスト削減や製品の価格に転嫁できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、主要な原材料に関して二社購買や、代替品の検討など行い適正価格で仕入を行うように努めております。
③ 特定の仕入先への依存度が高いことについて
当社グループの製品に使用している原材料には、仕入先が特定されているものがあります。当社グループは、仕入先と取引基本契約を締結し、原材料の安定的な取引を前提としておりますが、災害等により仕入先の操業が停止する可能性があります。また、当社グループと契約が更新できない場合や取引が大幅に減少した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、事業継続の観点から依存度の高い原材料を中心に、在庫管理が適切に行われていることを確認しております。
④ 在庫リスクについて
当社グループの製品は、顧客仕様による受注生産が中心であり、さらに、短納期であることから原材料の在庫状況及び需要予測等に基づいて、原材料の見込み発注を行っております。そのため、需要予測と顧客からの発注内容に差異が生じる場合があり、数量及び仕様の差異によっては余剰在庫、滞留在庫として残り、その結果、評価損等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、受注状況を確認し、生産計画、在庫管理が適切に行われていることを確認しております。
⑤ 海外事業リスクについて
当社グループはタイ、韓国及び中国において生産活動を行っております。これら海外においては、通常予期しえない法律や規制の変更あるいは、急激な金融情勢の変化や為替の変動等、経済的に不利な要因の発生や政治的混乱などのリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化した場合には、当社グループの海外での生産活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、現地での法律・規制等に関する動向は駐在員の情報網に加え、外部コンサルタント等を活用する事で適時適切に入手し対応するように努めております。
⑥ 自然災害・事故災害等について
当社グループでは、自然災害、事故災害に備えて防火訓練、緊急時対応規程の整備等により、予防策を講じておりますが、万一、地震等の発生により生産拠点等が壊滅的な損害を被った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、製造拠点を分散することによりリスクの低減に努めております。
⑦ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大について
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の今後の感染拡大の状況や収束の時期についての見通しがたたず、経営成績等に与える影響を予測することが困難となっております。今後の感染拡大の状況によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、在宅勤務や時差出勤など従業員への感染防止策やサプライチェーンの状況の把握による原材料の確保などを行うことでリスクの低減に努めております。
⑧ 製品の品質について
当社グループは、製品品質の維持・向上を図るため、品質基準に基づいた管理体制の下、製品を製造しております。これまでに当社グループの製品で、重大な品質問題となる事例はありませんが、今後、万が一品質不良、品質事故等の問題が発生した場合に、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、定期的に品質管理委員会を開催し、製造工程における課題や問題点を改善することで品質保持に努めております。
⑨ 生産技術の流出について
当社グループでは、総合接着・樹脂加工技術を中心とした生産技術の外部流出を防止するために、従業員に対して退職時に機密保持契約を締結し、生産工程の外部遮断等を行うことによる生産技術に係る機密事項の外部流出の防止を図っております。そのため、第三者が当社の生産工程を模倣する可能性は低く、仮に模倣されたとしても生産工程等に係る技術は当社グループが長年蓄積した技術であるため、品質面において同程度の水準を確保することは困難であると考えております。
しかし、将来的には第三者が当社グループの生産技術と類似性のある生産工程、若しくは当社グループに対して優位性のある生産技術を構築した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 特定販売先への依存について
当社グループの売上高のうちAGCグループに対する売上高の割合は、当連結会計年度において24.6%を占めております。同社グループとの取引関係は長年にわたり安定的に継続しておりますが、同社グループの設備投資額及び取引額を削減した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、同社グループの海外における生産拠点に対する当社グループからの製品供給は、主に海外子会社が担っております。今後、AGCグループの海外生産拠点が縮小・移転・撤退した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑪ 当社株式の流通株式時価総額について
当社の大株主構成は代表取締役会長神田隆生の資産管理会社である株式会社KAY、神田隆生の親族、当社役員となっております。
当社の流通株式時価総額は、投資家による売買を通じて変動することとなりますが取引所が定める形式要件を充足し続けるために、大株主と連携の上、流動性確保に努める方針としております。また、本書提出日現在において想定する当社の上場時の流通株式時価総額は、取引所が定める形式要件に近い水準でありますが、当社グループの経営方針に沿い、売上高ならびに利益額の成長を通じて、継続的な企業価値の向上に努める方針としております。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30692] S100OHSY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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