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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R0OX (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社PEGASUS 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

(1) 工業用ミシン事業

① 研究開発活動の方針及び体制

当社企業グループの工業用ミシン事業は、主にニット衣料などの縫製に使用される環縫いミシンの研究開発に注力し、当社独自の固有技術の創出をもって他社との差別化を図ってまいりました。アパレル業界は、デザインならびに素材の変化が著しく、アパレルの生産現場である縫製工場では日々新しい問題に直面しております。縫製工場が抱える問題に対して、ソリューションを迅速に提供することを研究開発の使命と位置付け、専門スタッフを配置するとともに新製品の企画から市場投入までのリードタイム短縮に取り組んでおります。開発リードタイムの短縮に向け、当社は販売部門と研究開発部門を同一傘下の本部に組織し、販売部門から得た市場ニーズを同本部内の研究開発部門に繋げ、よりスピーディーな商品開発が可能な組織としております。
そのほか、差別化の一環といたしまして、基礎研究の充実化を図るために機構研究、電子制御、縫製分野を各々の組織に分け、それぞれ特化した研究を重ねております。さらに、近年主流となっている工業用ミシン本体にモーターを直接接続するダイレクトモーターの研究及び開発の安定化に向けて取り組んでおります。
また、新機種開発のみならず既存機種のブラッシュアップも行っており、新たに確立した技術を既存機種に取り込み、さらなる品質の向上及びコストダウンを図っております。研究期間が長期にわたる将来的なテーマも取り上げ、基礎研究の継続及び強化を図っております。
当連結会計年度における研究開発の実績について、産業財産権(特許・実用新案・意匠)に関しては、日本国内外併せて新規出願が12件、登録が3件です。また、研究開発費の総額は、452百万円であります。


② 主な研究開発の成果

・偏平縫いミシン(WX600P)の開発
新型シリンダー型偏平縫いミシンの開発を行いました。シリンダー先端形状を工夫・改良したことにより、縫い目の品質向上ならびにミシン自体のメンテナンスを容易にするユーザーフレンドリーを意識した設計としました。量産を開始してユーザーから高い評価を得ております。
・普及型のオーバーロック安全縫いミシン(MXneo/D432)の開発
オーバーロック安全縫いミシン及び各種省力装置の開発にて培った技術を活かし、モーターとその制御盤をミシン本体に搭載させた普及型オーバーロック安全縫いミシンにおいて、モーターとその制御盤をよりコンパクト化し、ミシン本体に埋め込んだビルトイン電装一体型ミシンの開発を行い、製品化へ向けて対応しております。
・普及型の上下送り・シリンダーミシン(MXTneo/MX5100)の開発
縫製時において、縫い合わせる上下の布の縫いずれを防ぐ上下送りオーバーロック安全縫いミシン及び各種省力装置の開発にて培った技術を応用し、コストパフォーマンスに優れた価格帯に抑えた普及型の開発を行いました。量産を開始してユーザーから高い評価を得ております。
・フラッグシップ機のオーバロックミシン(EXneo)の開発
オーバーロック安全縫いミシン及び各種省力装置の開発にて培った技術を活かし、高機能、高性能及び高品質を備えたハイエンドモデル機の開発、製品化へ向けて対応しております。

(2) オートモーティヴ事業

① 研究開発活動の方針及び体制
当社企業グループのオートモーティヴ事業は、自動車用安全ベルト関連部品を主とした車載用ダイカスト部品を高品質かつコストパフォーマンスに優れた製品を提供するための研究開発を行い、グローバルな事業展開をしております。
具体的な活動といたしましては、日々進化する合金材料への対応及び安全性部品に対する品質チェックなど、製品の効率的かつ安定的な生産に向けた研究開発活動を主として、生産工程における技術の向上に伴う先進設備導入及び金型・治具工具の研究に取り組んでおります。

② 主な研究開発の成果
・製造技術の研究
アルミを始めとした各種合金に対するダイカスト製法はそれぞれ異なるため、それに対応する金型素材、抜き勾配ならびに粘着傾向への対策を行い、当社独自の技術力をさらに高めております。
・高精度な自動車用LEDヘッドライト部品の開発
自動車用LEDヘッドライトに使用されているヒートシンクの機能を兼ねた回路保持部品について、平面度の精度を向上させるために「金型恒温保持装置」及び「金型極点冷却装置」などを用いた研究により、より精度の高い部品の製造を実現しております。
・素材や表面処理の研究
自動車用の配線ハーネスを結束するための部品の素材について、マグネシウム及び亜鉛の配合研究ならびにアルマイト処理の研究などを行うことで、素材の強度や軽量化を実現しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01731] S100R0OX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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