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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R4SD (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 日本電波工業株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

研究開発部門では中・長期展望における将来商品の基礎となる新技術の研究開発及び工法開発を行っております。水晶デバイスへのニーズに応えるべく、狭山事業所を中心に、研究開発体制を強化し、次世代の周波数制御・選択・検出デバイスの開発とともにその核となる設計技術及びプロセス技術に関する研究開発を行っております。
これら研究開発の主対象分野と当連結会計年度における活動成果は次のとおりであります。

(1) 水晶振動子、水晶発振器関連

5G/6G(第5、第6世代移動通信システム)、ADAS(先進運転支援システム)、IoT(あらゆる物がインターネットを通じてつながる)などの社会ニーズに対応し、移動体通信や情報端末機器、固定通信の無線基地局や光ネットワーク通信による情報通信装置、産業用電子応用機器、高信頼性が要求される車載用機器等に使われる水晶振動子、水晶発振器の開発を行っております。
世界的に危機管理の必要性が叫ばれている中、情報通信インフラの役割は益々重要度を増しています。近年のデータトラフィックの急増による通信市場の急速な技術進展に対応した水晶デバイスに求められるニーズは「小型化」、「高周波化」、「高精度化」、「低位相雑音化」に集約されます。これらを踏まえた商品開発等を積極的に推進しております。

■車載用途向け
・業界初、車載安全用途向け 3225 サイズ差動出力水晶発振器
NP3225SAA 3.2×2.5×1.0mm Max. (開発完了)
・業界初(2022年4月時点当社調べ)高温動作(+125℃)/高周波(~100MHz)2016サイズ TCXO
NT2016SHC 2.0×1.6×0.8mm Max. (開発完了)

■5G/6G通信向け
・業界最小0.8×0.6mm サイズ超小型水晶振動子
NX0806AA 0.8×0.6×0.25mm Max. (開発中)
・チップセット向け153.6MHz のサーミスタ内蔵水晶振動子
NX1612SD 1.6×1.2×0.65mm Max. (開発中)
・低周波24MHz 小型水晶振動子
NX1210AB 1.2×1.0×0.3mm Max. (開発完了)
・業界最薄1.0×0.8mm サイズ超低背タイプ水晶振動子
NX1008AB 1.0×0.8×0.25mm Max. (開発完了)
・チップセット向け76.8MHz のサーミスタ内蔵水晶振動子
NX1210AC 1.2×1.0×0.55mm typ. (開発完了)


■5G/6G基地局向け
・業界最高レベル 小型・低位相ジッタ差動出力水晶発振器
NP2520SAB 2.2×2.0×0.9mm Max. (開発完了)
・フロアノイズ -185dBc/Hz at 100kHz超低位相雑音 100MHz OCXO
NH37M28LP 36×27×19mm typ. (開発完了)
・5G 基地局向け高温対応(+95℃)の世界最小クラス7×5mm サイズ OCXO
NH7050SA 7.0×5.0×3.3mm typ. (開発完了)
・業界最高レベルの低フロアノイズ特性-180dBc/Hzを実現した超低位相雑音 VCXO
NV13M09WU 13.8×9.2×2.8mm typ. (開発完了)
・RU(Radio Unit)向け38.88MHz高精度TCXO
5032 及び 2520 サイズ (開発中)
■宇宙用途向け
宇宙用電子機器向け高信頼性水晶発振器(JAXA認定品)
JAXA-QTS-2020/3001 15.8×15.8×3.5mm typ. (開発完了)

(2) 水晶デバイス応用機器、超音波プローブ、光学製品関連、センサ機器

水晶の性質を生かして高付加価値の新分野における事業を目指し、高性能・高機能モジュールやそれらを使用した装置及び医療用超音波プローブの開発を推進しております。

■車載用途向け
車載レーダに使用されるミリ波帯信号を周波数変換するミリ波帯ダウンコンバータを開発 (開発完了)

■宇宙用途向け
・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、高精度ガス計測センサ及び計測システムを開発
(開発完了)
・宇宙探査用微量ガス検出のQCMセンサシステムの開発 (開発完了)

■医療用途向け
・腹部診断3次元画像用コンベックス型メカニカル3D超音波プローブ (開発完了)
・医療及びヘルスケア市場向け回路内蔵超音波プローブにタブレット端末を接続した携帯型
超音波診断装置を開発 (開発完了)

■その他
・アウトガスセンサシステムの一般産業用途向け計測開発 (開発完了)
・高級一眼レフカメラ及び高画質動画撮影機器向け光学フィルタの開発 (開発完了)
・経済産業省・NEDOの先導研究委託事業における委託契約締結と研究開発開始
「極限時刻同期に基づく革新的通信デバイスと応用開拓」の研究開発 (開発中)

なお、当連結会計年度における研究開発費は1,766百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01807] S100R4SD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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