株式会社平和 研究開発活動 (2023年3月期)

当社グループは、『もっと楽しめる未来をつくろう』を合言葉に、お客様のニーズ最優先の遊技機づくり一筋に取り組んできた精神を礎とし、常に新発想、新展開、チーム力をもって、飽くなき『商品作り』『創造』を追求することを理念として研究開発を行っております。
当連結会計年度では、「スピーディな開発と戦略的な販売の実行」、「企業価値の創出と組織力の向上」及び「筋肉質な企業体質への変革」という3つの基本方針の下、下記の施策を実施いたしました。
「スピーディな開発と戦略的な販売の実行」では、今期市場に投入された次世代パチスロ機であるスマートパチスロの登場に象徴されるように市場環境が急速に変化する中で、当社の遊技機が時流に合った商品仕様になるべく開発計画の変更や軌道修正に対して、迅速かつ柔軟に対応できる開発体制の確立と商品開発フローの整備に取り組みました。企画段階でプレーヤー感覚を強く有する作り手の積極的参画を推し進め、プレーヤー目線による製品評価を強化しています。
「企業価値の創出と組織力の向上」では、開発者が一貫して作り込める開発体制への移行を推進し、また、部門間の連携強化による機種開発スタイルの構築、関連するセクションへの開発情報の共有などにも取り組みました。
「筋肉質な企業体質への変革」では、品質を維持しながらコストダウンを実施する施策として、部材のリユース比率及び共通化率の向上、長納期専用部材の削減を前提とした基本構造の見直しなどに取り組みました。
当連結会計年度におきましては、パチンコ機は「戦国乙女 LEGEND BATTLE」等を発売し、パチスロ機は「バキ 強くなりたくば喰らえ!!!」等を発売いたしました。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費総額は、7,009百万円であります。