有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QYMD (EDINETへの外部リンク)
SBIグローバルアセットマネジメント株式会社 関係会社の状況 (2023年3月期)
名称 | 住所 | 資本金又は出資金 (注1) (百万円) | 主要な事業の内容 (注5) | 議決権の所有割合 (%) | 議決権の被所有割合(%) | 関係内容 (注4) |
(親会社) | ||||||
SBIアセットマネジメントグループ株式会社(注14) | 東京都港区 六本木 | 100 | 資産運用サービス事業の統括・運営 | ― | 被所有52.7 | 親会社、主要株主である筆頭株主 SBIホールディングス株式会社の100%子会社であります。 役員の兼任…2名 |
SBIホールディングス株式会社(注2、4) | 東京都港区 六本木 | 139,272 | アセットマネジメント事業、金融サービス事業、バイオ関連事業 | ― | 間接 被所有 (52.7) | サービスの販売 、不動産転貸借、諸経費立替 役員の兼任…2名 |
(連結子会社) | ||||||
ウエルスアドバイザー株式会社(注15,16,17) | 東京都港区 六本木 | 30 | ファイナンシャル・サービス事業 | 100.0 | ― | サービスの販売・仕入、従業員兼務出向 役員の兼任…2 名 |
SBIアセットマネジメント株式会社(注3、6、9、11,12) | 東京都港区 六本木 | 400 | アセットマネジメント事業 | 93.3 | ― | サービスの販売・仕入、従業員兼務出向 役員の兼任…2名 |
SBIオルタナティブ・アセットマネジメント株式会社 | 東京都港区 六本木 | 25 | アセットマネジメント事業 | 100.0 (100.0) | ― | 役員の兼任…2名 |
Carret Holdings, Inc.(注1,7、) | 米国ニューヨーク州ニューヨーク市 | 2,328 千米ドル | アセットマネジメント事業 | 100.0 | ― | 役員の兼任…1名 |
Carret Asset Management LLC(注1,3,8、) | 米国ニューヨーク州ニューヨーク市 | 9,073 千米ドル | アセットマネジメント事業 | 100.0 (100.0) | ― | ― |
新生インベストメント・マネジメント株式会社(注1,11,12) | 東京都中央区 | 495 | アセットマネジメント事業 | 100.0 (100.0) | ― | 役員の兼任…1名 |
名称 | 住所 | 資本金又は出資金 (注1) (百万円) | 主要な事業の内容 (注5) | 議決権の所有割合 (%) | 議決権の被所有割合(%) | 関係内容 |
(非連結子会社) | ||||||
SBIオルタナティブ・ファンド合同会社 | 東京都港区 六本木 | 5 | アセットマネジメント事業 | 100.0 (100.0) | ― | ― |
(注) 1 資本金は2023年3月31日現在のものであります。
2 有価証券報告書提出会社であります。
3 特定子会社に該当いたします。
4 関係内容について、「第5経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、注記事項、関連当事者情報」においても、記載しております。
5 連結子会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
6 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数となっております。
6 SBIアセットマネジメント株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
同社の主要な損益情報等は、以下のとおりです。
(1)売上高 | 3,888百万円 |
(2)経常利益 | 1,185百万円 |
(3)当期純利益 | 613百万円 |
(4)純資産額 | 4,745百万円 |
(5)総資産額 | 5,719百万円 |
7 Carret Asset Management LLC の持株会社です。Carret Holdings, Inc.は、Carret Asset Management LLCを保有する以外に事業を行なっておりません。
8 Carret Asset Management LLCを連結したCarret Holdings, Inc.の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)は、連結売上高に占める割合が10%を超えております。
同社の主要な連結損益情報等は、以下のとおりです。
(1)売上高 | 1,408百万円 |
(2)経常利益 | 114百万円 |
(3)当期純利益 | 53百万円 |
(4)純資産額 | 678百万円 |
(5)総資産額 | 1,241百万円 |
9 2022年8月1日にSBIアセットマネジメント株式会社 が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社 および SBI地方創生アセットマネジメント株式会社 を吸収合併いたしました。
10 2022年10月1日に当社は、アセットマネジメント事業の中間持株子会社SBIアセットマネジメント・グループ株式会社を吸収合併いたしました。
11 2022年10月3日に新生インベストメント・マネジメント株式会社の全株式を取得し、子会社としました。
12 2023年4月1日にSBIアセットマネジメント株式会社と新生インベストメント・マネジメント株式会社を、SBIアセットマネジメント株式会社を存続会社として吸収合併いたしました。
13 2023年3月7日に親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社による株式公開買付によりMorninngstar incがその他の関係会社でなくなりました。
14 親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社がSBIアセットマネジメントグループ株式会社に商号を変更いたしました。
15 2023年3月30日に当社からファイナンシャルサービス事業をモーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社に吸収分割で承継いたしました。
16 2023年3月30日にモーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社がイーアドバイザー株式会社を合併いたしました。
17 2023年3月30日にモーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社がウエルスアドバイザー株式会社に商号を変更いたしました。
(1) 当社及び連結の組織形態について
当社は、2023年3月31日現在、子会社として、以下の7社を有し、SBIグローバルアセットマネジメント・グループ(以下「当社グループ」という。)を形成しております。
ウエルスアドバイザー株式会社
SBIアセットマネジメント株式会社
新生インベストメント・マネジメント株式会社
SBIオルタナティブ・アセットマネジメント株式会社
Carret Holdings Inc.
Carret Asset Management LLC
SBIオルタナティブ・ファンド合同会社
なお、SBIアセットマネジメント株式会社と新生インベストメント・マネジメント株式会社は、2023年4月1日に、SBIアセットマネジメント株式会社を吸収合併存続会社として合併いたしました。
当社は、当社グループ各社間で経営資源やノウハウの共有を促し、顧客開拓を共同で行うなどいわゆるシナジー効果を追求し、当社グループ全体の企業価値を高めていくことを経営目的としております。
〔企業集団図〕2023年4月1日現在
(2) 子会社に関する事項
ファイナンシャル・サービス事業
主に資産運用全般の情報を比較・分析・評価して顧客に提供し、あわせてコンサルティングなども行なう事業です。
① ウエルスアドバイザー株式会社(連結子会社)
ウエルスアドバイザー株式会社は、2023年3月30日にモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社が商号を変更した会社です。
モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社は、当社の100%出資によって2001年5月11日に設立し、投資顧問や資産運用に係るコンサルティング・サービスを提供する事業を展開しており、具体的には複数のファンドに投資する「ファンド・オブ・ファンズ」の組成や「ファンド・ラップ」について、投資すべきファンドの選定等の助言サービスや確定拠出年金関連コンサルティングを、金融機関を中心に提供してきました。
モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社は、2023年3月30日に、吸収分割(2021年4月1日)により、当社の株式新聞事業およびサーチナ事業を当社から継承した子会社イー・アドバイザー株式会社と合併しました。
また、モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社は、2023年3月30日に、投資信託・ファンド関連のファイナンシャル・サービス事業を吸収分割により当社から承継いたしました。
現在、ファンドおよび株式など全てのファイナンシャル・サービス事業をウエルスアドバイザー株式会社が行っております。
アセットマネジメント事業
金融商品取引法に基づき投資信託の設定、募集、運用などの投資運用や投資助言を行う事業であります。
➀ SBIアセットマネジメント株式会社(連結子会社)
SBIアセットマネジメント株式会社は、顧客の幅広いニーズに対応し、国内外のリソースを活用してインデックスファンドを中心に公募の投資信託の運用および投資助言を行ってきました。
2022年8月1日に地域金融機関の自己資金を受託する債券を中心とする私募の投資信託を運用するSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社およびSBI地方創生アセットマネジメント株式会社を合併いたしました。
また、2022年10月にアクティブファンド・オブ・ファンズ等の運用を行う新生インベストメント・マネジメント株式会社を子会社化し、2023年4月に合併いたしました。
これにより、運用する投資信託の種類・範囲と残高が拡大し、グローバル・アセット・アロケーションの進展に対応し、お客様の多様化する投資ニーズに対してグローバルな幅広い商品を迅速に提供しております。
② Carret Asset Management LLC(連結子会社)
2019年2月にCarret Asset Management LLC の持株会社であるCarret Holdings, Inc.の株式を取得し、Carret Asset Management LLCを子会社といたしました。
Carret Asset Management LLCは、長期バリュー投資の哲学を世に広めたPhilip Carret氏が創設した資産運用会社です。1962年の創設以来、Philip Carret氏の長期バリュー投資の運用哲学を継承し、米国で債券型のファンドを中心に、長期で安定した運用実績をあげ、主要顧客である富裕層や機関投資家から高い評価を受けております。
Carret Asset Management LLCとの協業で、当社グループからCAMの長期バリュー投資の運用力の高いかつ安定的なファンドを、日本の投資家に提供していきたいと考えております。
③ Carret Holdings, Inc.(連結子会社)
Carret Asset Management LLC の持株会社です。Carret Holdings, Inc.は、Carret Asset Management LLCを保有する以外に事業を行なっておりません。
④ SBIオルタナティブ・アセットマネジメント株式会社
適格投資家向けに投資運用業を行う会社です。
債券・株式を除くオルタナティブ金融商品に係わるファンドを運営することを目的としています。
現在、子会社のSBIオルタナティブ・ファンド合同会社で暗号資産のファンドを運営しています。
⑤ SBIオルタナティブ・ファンド合同会社
匿名投資組合契約による暗号資産への投資ファンドの運営を行う会社です。
(3)親会社等に関する事項
① 親会社等の商号等
2023年3月31日現在
親会社等 | 属性 | 親会社等の議決権所有割合(%) | 親会社等が発行する株券が上場されている証券取引所等 |
SBIアセットマネジメントグループ株式会社 | 親会社、主要株主である筆頭株主 | 52.7 | - |
SBIホールディングス株式会社 | 親会社 | (52.7) | 東京証券取引所 プライム市場 |
2( )内は間接被所有割合であります。
3 SBIアセットマネジメントグループ株式会社は、2023年3月8日に、SBIグローバルアセットマネジメント株式会社から商号を変更しています。
4.SBIアセットマネジメントグループ株式会社が実施した当社株式に対する公開買付けにより、同社の当社に対する議決権比率が公開買付け前の41.5%から52.7%へ増加いたしました。(2023年3月7日異動)
5.Morningstar,Inc.はSBIアセットマネジメントグループ株式会社が実施した当社株式に対する公開買付けにより、上場企業が他の会社の関連会社である場合における当該他の会社ではなくなりました。(2023年3月7日異動)
② 親会社等のうち、上場会社に与える影響が最も大きいと認められる会社の商号又は名称及びその理由
上場会社に与える影響が最も大きいと認められる会社の商号又は名称 | SBIホールディングス株式会社 |
その理由 | 同社が当社を連結子会社として連結しており、当社に大きな影響を与えることができると判断されるため。 |
③ 親会社等の企業グループにおける上場企業の位置付けその他の上場企業と親会社等との関係
SBIホールディングス株式会社は2023年3月末現在で当社の議決権の所有割合の52.75%に相当する株式を所有する当社の「親会社」であります。
SBIホールディングスグループは、SBI証券や住信SBIネット銀行、SBI損保など、金融商品や関連するサービス・情報の提供等を行う「金融サービス事業」のほか、国内外のIT、バイオ、環境・エネルギー及び金融関連のベンチャー企業などへの投資等を行う「アセットマネジメント事業」、医薬品・健康食品・化粧品等におけるグローバルな展開を行う「バイオ・ヘルスケア&メディカル インフォマティクス事業」を主要事業と位置づけ、事業を展開しています。
当社グループは、「アセットマネジメント事業」の中核企業として事業を展開しております。
当社グループはSBIホールディングスグループの各社に情報サービスやコンサルティングサービスを提供しております。また、SBIホールディングス株式会社から事務所の転貸借を受けております。また、役員の兼務及び従業員の出向派遣や受け入れを行う関係にあります。
当社グループは、親会社であるSBIホールディングス株式会社とその傘下に擁する金融関連のグループ企業各社と緊密な関係を保つことで、相互のシナジー効果によって競争力の強化を図ることができ、効率的な経営と事業展開を追求していくことができます。
一方、当社グループとSBIホールディングスグループとの関係について、ユーザーが当社グループの提供する情報に関して客観性や中立性が欠如していると判断した場合、双方の関係について不適切な報道等があった場合などは、当社の評価機関としてのイメージが低下することも考えられます。
当社グループの営業基盤は、当社グループが行う各種の比較・評価の客観性と中立性にあると考えております。したがって、ユーザーからの当社グループの信頼性が損なわれないように、SBIホールディングスグループとの協力関係を維持しながら、客観的かつ公正な比較・評価情報が提供できるように、当社グループの独立性を最重要視していく方針です。内部監査・監査役監査においても当社グループの独立性について、客観的及び実質的に問題ないかを監査重点項目としています。
④ 親会社等との取引に関する事項
当社は、親会社であるSBIホールディングス株式会社およびそのグループ企業に当社の情報サービスやコンサルティングサービスの提供などの営業取引に加えて、役員の兼務及び従業員の出向派遣や受け入れ、業務の委託等の取引があります。
SBIホールディングス株式会社およびそのグループ企業との取引内容・金額は、「第5経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、注記事項、関連当事者情報」に記載しております。
当社グループは、親会社であるSBIホールディングス株式会社およびそのグループ会社と取引を行う場合にも、客観的かつ公正な取引を行うことを方針としております。
当社は、会社法に基づく内部統制システムに関する基本方針の一部として、親会社、親会社の子会社、子会社との取引は、他の取引先と同様の基本条件、公正な市場価格によって行い、適正な取引を確保することを取締役会で決議しております。
内部監査・監査役監査においても支配株主等との取引等が、内部統制システムに関する基本方針に従って、取引条件が一般的な取引条件と同様に決定しているかを監査重点項目としております。
上記により、SBIホールディングス株式会社およびそのグループ会社とは、事実上の制約を受けることなく、公正な取引が確保されているものと考えております。
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