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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R21P (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 芦森工業株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、自動車安全部品事業、機能製品事業において、安全、安心、快適な製品、技術を生み出すことを目的としております。大半の研究開発活動は、当社が母体となっておりますが、「パルテム」は工法が主体となるため、子会社(芦森エンジニアリング株式会社)と共同で技術開発を行っております。
研究開発部門では、中長期で将来軸となるコモディティ化し難い商品もしくはシステムの技術開発に取り組んでおります。特に、新規事業の育成につなげるため、先進ユーザー、サプライヤー、大学等との外部機関と連携、協働を強化した新たな価値創造につなげる活動を実施しております。

当連結会計年度におけるセグメント別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであり、研究開発費の総額は1,214百万円であります。

(1)自動車安全部品事業
様変わりするクルマの進化に対応し、乗る人の安全・安心・快適を世界中の人々に提供できるシステムサプライヤとなるために地球環境にも配慮した継続的な開発を進めております。
シートベルトとエアバッグでは、交通事故死亡者ゼロとなる社会の実現に貢献し、安全・安心を提供するシステム開発を進めております。内装品では、グローバルな市場でお客様の使われ方や機能性に主眼を置いた快適を提供する提案型の製品開発に取組んでいます。
当連結会計年度における自動車安全部品事業の研究開発費は504百万円であります。
(2)機能製品事業
パルテム(管更生)関連では、①パルテムHL工法:上水道分野や圧力配管において劣化した既設管へ施工時負荷を軽減し、且つ高強度更生管を要望され、施工性と高強度化の両立が問題となっていましたが、硬化性樹脂の改良により問題解決に加えて、“耐震性能を有する反転工法”を完成しました。②パルテムSZ工法:安定した実績を伸ばしている商品ですが、品質向上を目的に施工者向けの研修会を実施しました。また適用範囲拡大並びに安定生産、製造数量増大に向けた評価試験に努めました。③パルテム・フローリング工法:大型工事の対応として、構造設計の信頼度を高める為、外圧試験を実施しました。また同時に東京都下水道局の適用口径拡大に向けた試行工事認定を取得いたしました。④その他:材料の安定供給に向けた改良・改善、及び工事の省力化に向けた取り組みにも注力しています。
防災関連では、消防用低圧力損失ホースにおいて、平織仕様、綾織仕様、アラミド繊維仕様の品種拡充を進めました。また、結合金具において、不意離脱防止金具を自社開発し市場投入が完了しました。消防団向け操法大会用ホースは、通水性と操作性を更に改良した商品の開発が完了し来期に市場投入致します。大量送水用大口径ホースでは、400Aホースとホース敷設・回収システムを開発し、安全性や操作性を重視した商品に仕上げました。水害対策資材において、緊急排水ホースの軽量化と車両積載型のコンパクトな緊急排水システムの開発を進めました。
産業資材関連では、トラック物流機器分野において、2024年問題に向け省力化・自動化を進めた搬送装置の開発に取り組んでおります。また、再生エネルギー開発分野において、洋上風力や太陽光発電に関する共同研究や実証実験の実績を積み重ねながら、合成繊維ロープなどの新規市場開拓に取り組んでおります。ゴム資材用織物分野において、一般産業用途での拡充を果たすべく、付加価値の高い高機能伝動/搬送ベルトへの採用に向けた開発を推進しております。新規分野への取り組みでは、繊維素材の特徴を生かし、高所作業での快適性や作業性を改善した製品の開発を進めております。また、土木分野での軟弱地盤改良工法の実績を生かし、新たな分野への応用へも取り組んでおります。
当連結会計年度における機能製品事業の研究開発費は566百万円であります。
(3)その他
技術企画部では、将来の市場を見据えて、当社のコア技術を組み合わせた商品開発を行っています。
①新市場、新商品開発
環境負荷の少ない材料での減災商品開発、介護向けアシストスーツの開発を進めております。また、環境分野では、温暖化防止システムの開発に取り組んでいます。
②円筒織物活用製品、システムの開発
革新織機や押出成形の加工技術を用い、軽量・平滑・低挙動ホースの開発と送水システムの構築、拡大を行っております。
③生産革新
大気圧プラズマを応用したホース生産技術の開発、環状織機の自動化等を進めています。
当連結会計年度におけるその他の研究開発費は144百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00577] S100R21P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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