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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R455 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 小松マテーレ株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、技術開発本部を核として、本体及びグループ各社の連携を強化し、また産地協力企業とのクラスター活動や、多くの大学や公設試験場と共同研究を推進し、世界を席巻するブランドへの飛躍をめざし、事業戦略に沿った要素技術及び商品の開発を推進しております。
特に、当社の新たな環境方針として策定した「小松マテーレ・サステナビリティ・ビジョン(KSV)」をコンセプトとし、環境に配慮した技術開発を主軸として進めており、環境配慮型素材『mateReco(マテレコ)』として当社グループ売上に占める比率を2030年までに50%以上へ拡大することを目標としております。
なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は121件、出願中は52件であり、研究開発費は、622百万円であります。

①衣料関連技術開発

・『ナイロン版WS糸』…染色温度の低温化及び速染化による二酸化炭素排出量10%削減
環境配慮型素材開発としてポリエステル糸に続いてナイロン糸に関しても、糸加工技術にまで関与することで染色効率を向上出来ることが判明し、従来糸対比、染色温度を15℃下げることが可能となり、二酸化炭素排出量が10%程度削減できております。北陸先端科学技術大学院大学と共同で高分子構造解析も行っており、理論的にも検証出来ております。さらに削減率をアップさせるべく、染色条件の最適化も進めております。
・『テクノビンテージKK』…ポリエステル100%素材での形状記憶風合加工
ファッション分野で要望を多く頂いていたポリエステル100%素材での形状記憶性を持ち、独特なハリ・コシ感を備えた風合素材として、技術確立し、12月の総合展にて上市しております。ポリエステルの通常工程に対して、追加工程、追加化学薬剤も必要なく、物理的条件変更と糸使い、生地設計の最適化によって技術確立に至っております。

②環境・バイオ技術開発

・『ベリフォーマー』…排水処理場で発生する汚泥減容化バイオ製剤
排水処理場で発生する余剰汚泥を最大100%削減可能な汚泥減容化バイオ製剤として上市しております。自社だけでなく公共の排水処理施設や化学工場などの施設へ、管理手法も含めた営業を本格化し、減容化事業として拡大していきます。別途、群馬大学にて学術的な見地から理論検証を行ってもらっています。
・『グリーンビズ カリュー』を農業振興に貢献させるプロジェクトを進行しております。
能登の粘土質土壌での土壌改良フィールド試験を進める中で、収穫量アップのデータが得られています。農業使用における学術的な解析、安心安全の担保について、東京農業大学、石川県立大学と共同で進めており、農業分野での事業化を目指していきます。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00591] S100R455)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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