有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QGEL (EDINETへの外部リンク)
ラクオリア創薬株式会社 研究開発活動 (2022年12月期)
当社グループの研究開発活動における当連結会計年度の研究開発費は、1,248百万円となりました。なお、当連結会計年度における主な研究開発の概況は、以下のとおりであります。
(1)自社の研究開発及び共同研究
(臨床開発段階)
① カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(RQ-00000004、tegoprazan)
胃食道逆流症(GERD)(*)等の胃酸関連疾患を目標適応症とする本化合物は、日本を除く地域の権利をHKイノエン社に導出しており、当社は日本国内の権利を保有しております。日本において第Ⅰ相臨床試験を実施済みであり、当連結会計年度においては、韓国データを活用した迅速かつ効率的な開発・承認取得のため臨床薬理試験を実施するという計画に基づき、規制当局である医薬品医療機器総合機構(PMDA)に対する相談を行ったほか、提携先企業候補の探索にかかる事業開発活動を展開し、導出に向けた協議を進めました。
② 5-HT4部分作動薬(RQ-00000010)
胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、慢性便秘等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとして導出活動を進めております。
③ 5-HT2B拮抗薬(RQ-00310941)
下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)(*)を目標適応症とする本化合物も同様に第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとなっております。
(前臨床開発段階)
① グレリン受容体作動薬(RQ-00433412)
がんに伴う食欲不振/悪液質症候群及び脊椎損傷に伴う便秘を標的疾患として開発中の本化合物については、昨年に引き続き、当連結会計年度において外部委託による前臨床試験を実施しております。
② モチリン受容体作動薬(RQ-00201894)
胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、術後イレウス等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は、第Ⅰ相臨床試験実施に必要な前臨床試験を終了した導出準備プログラムとなっております。
③ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)
本化合物は、2021年9月締結のライセンス契約に基づき、日本を除く地域の権利をXgene社に導出しておりますが、日本国内の権利は引き続き当社が保有しております。当連結会計年度におきましてはXgene社の前臨床試験開始にかかる支援を行いました。
(探索段階)
① 単独研究プロジェクト
当社が強みを有するイオンチャネル(*)をはじめとする標的分子(*)を対象とした開発候補化合物(*)の創製を目指した探索研究を推進するとともに、既存の創薬研究基盤の強化に新たな取り組みを組み合わせて非連続な成長を目指すべく、以下に示す製薬企業との共同研究も通じて、創薬疾患領域の拡充、モダリティ(*)の拡大、創薬バリューチェーンの強化に取り組みました。
② 企業等との共同研究
当連結会計年度において実施した製薬企業等との共同研究は以下のとおりであります。
③ アカデミアとの共同研究
2021年4月に共同研究講座「創薬イノベーション共同研究講座」を設置した岐阜薬科大学との間で、網膜静脈閉塞症を主な適応疾患とした創薬研究を実施しました。新型コロナウイルス感染症を標的疾患として、2020年9月から実施しておりました長崎大学感染症共同研究拠点/熱帯医学研究所新興感染症学との共同研究につきましては、開発候補化合物(*)の創出を目的とした研究を終了し、学術研究への協力に移行いたしました。このほかにも創薬標的の探索を目指した初期段階の共同研究が複数件進行中であります。
(2)導出先の開発状況
① tegoprazan(K-CAB®、RQ-00000004/LXI-15028ほか)
HKイノエン社は、2022年7月、びらん性胃食道逆流症(*)治癒後の維持療法にかかる製造販売承認を韓国食品医薬品安全処から取得し、これによって韓国で承認を受けた適応症は、びらん性胃食道逆流症(*)、非びらん性胃食道逆流症(*)、胃潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ除菌補助療法にびらん性胃食道逆流症(*)治癒後の維持療法を加えた5つとなりました。また、2022年5月には新たな剤形である口腔内崩壊錠剤が発売されました。
中国におきましては、2022年4月、Luoxin社が現地当局からびらん性胃食道逆流症(*)を適応疾患とした製造販売承認を取得し、同月に製品の販売を開始いたしました(中国販売名(登録商標):泰欣賛®(タイシンザン))。同様にフィリピンにおきましても、2022年5月、MPPI社が現地当局からびらん性胃食道逆流症(*)をはじめとする4つの適応疾患に対する販売承認を取得し、11月に製品の販売を開始いたしました。また、インドネシアにおきましても、2022年11月、Kalbe社が現地当局から非びらん性胃食道逆流症(*)を適応疾患とする販売承認を取得しております。このほか、タイ、ベトナム、メキシコ、シンガポール、インド等の計28カ国において、現在、審査中又は承認申請準備中の段階にあります。
米国におきましては、2022年10月、Braintree社がびらん性胃食道逆流症(*)患者及び非びらん性胃食道逆流症(*)患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験を開始いたしました。
② EP4拮抗薬(GALLIPRANT®)
犬の骨関節炎治療薬としてエランコ社が販売中の本化合物は、2017年1月の米国における販売開始以降、既に世界20カ国以上で上市されており、2020年10月からは日本においても販売されております。
③ グレリン受容体作動薬(capromorelin、ENTYCE®/ELURA®)
グレリン受容体作動薬であるcapromorelinを有効成分として含む薬剤として、犬の食欲不振症治療薬ENTYCE®及び慢性腎疾患(CKD:chronic kidney disease)の猫の体重減少管理の適応をもつELURA®の2つの製品が米国で販売中です。ELURA®につきましては、現在、欧州での承認審査が進行しております。
④ セロトニン5-HT2A及びドパミンD2受容体遮断薬(ziprasidone)
統合失調症治療薬として導出した本化合物につきましては、2022年2月、Meiji Seikaファルマ株式会社(本社:東京都中央区)との間で締結していたライセンス契約を終了し、当社はziprasidoneの日本国内における開発・販売に関する権利を実施許諾元に返還いたしました。
⑤ P2X7受容体拮抗薬(RQ-00466479/AK1780)
旭化成ファーマ社との共同研究から創出され、旭化成ファーマ社からリリー社にライセンスされた本化合物につきまして、リリー社は、2022年11月、慢性疼痛患者を対象とした第Ⅱ相臨床試験を開始しました。
⑥ EP4拮抗薬(grapiprant、RQ-00000007/AAT-007)
AskAt社のライセンス先である3D Medicines Inc.(本社:中国・上海市、以下「3DM社」)が、昨年に引き続き、中国において、疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を終了したほか、同じくAskAt社のライセンス先であるNingbo NewBay Medical TechnologyDevelopment Co., Ltd.(本社:中国・浙江省)が、中国において、がん領域で第Ⅰ相臨床試験を実施しております。
米国においては、AskAt社のサブライセンス先であるIkena Oncology Inc.(本社:米国・マサチューセッツ州)が、がん免疫治療薬として第Ⅰ相臨床試験を実施しておりましたが、2022年12月、同社は自社での臨床開発を中止し、戦略的な代替計画を検討することを発表しました。
⑦ シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬(RQ-00317076/AAT-076)
AskAt社のライセンス先である3DM社が、昨年に引き続き、中国において、疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を実施しております。また、ペット用医薬品用途として、Velo-1社がパイロット試験を準備中であります。
⑧ CB2作動薬(RQ-00202730/AAT-730)
AskAt社のライセンス先であるOxford Cannabinoid Technologies Ltd.(本社:英国・ロンドン)が前臨床試験を完了し、臨床試験開始に向けた準備を進めました。
⑨ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)
2021年9月にXgene社に導出した本化合物につきまして、Xgene社は慢性疼痛治療薬の開発を目的とした前臨床試験を開始いたしました。
⑩ ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)
2021年12月に久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、以下「久光製薬社」)に導出した本化合物につきましては、久光製薬社が経皮吸収型の慢性疼痛治療薬の開発を目的とした前臨床試験の準備中であります。
⑪ 特定のイオンチャネル(*)を標的とした開発候補化合物(*)(化合物コード非開示)
EAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、以下「EAファーマ社」)との共同研究から創出された本化合物につきましては、引き続きEAファーマ社により開発が進められております。
⑫ 選択的ナトリウムチャネル遮断薬(化合物コード非開示)
マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市、以下「マルホ社」)に導出した本化合物につきましては、引き続きマルホ社により開発が進められております。
⑬ レチノイン酸受容体α作動薬(タミバロテン、TM-411/SY-1425)
テムリックがシロス社に導出した本化合物につきましては、MDS及びAMLを対象とした臨床試験が米国において進められております。当連結会計年度においては、AMLを対象としてシロス社が2021年9月から実施している第Ⅱ相臨床試験(SELECT-AML-1)の安全性導入パート(Safety Lead-in)のデータを報告し、得られたデータに基づき、シロス社は SELECT-AML-1の無作為化試験パートを2023年第1四半期に開始する計画を発表いたしました。
(1)自社の研究開発及び共同研究
(臨床開発段階)
① カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(RQ-00000004、tegoprazan)
胃食道逆流症(GERD)(*)等の胃酸関連疾患を目標適応症とする本化合物は、日本を除く地域の権利をHKイノエン社に導出しており、当社は日本国内の権利を保有しております。日本において第Ⅰ相臨床試験を実施済みであり、当連結会計年度においては、韓国データを活用した迅速かつ効率的な開発・承認取得のため臨床薬理試験を実施するという計画に基づき、規制当局である医薬品医療機器総合機構(PMDA)に対する相談を行ったほか、提携先企業候補の探索にかかる事業開発活動を展開し、導出に向けた協議を進めました。
② 5-HT4部分作動薬(RQ-00000010)
胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、慢性便秘等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとして導出活動を進めております。
③ 5-HT2B拮抗薬(RQ-00310941)
下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)(*)を目標適応症とする本化合物も同様に第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとなっております。
(前臨床開発段階)
① グレリン受容体作動薬(RQ-00433412)
がんに伴う食欲不振/悪液質症候群及び脊椎損傷に伴う便秘を標的疾患として開発中の本化合物については、昨年に引き続き、当連結会計年度において外部委託による前臨床試験を実施しております。
② モチリン受容体作動薬(RQ-00201894)
胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、術後イレウス等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は、第Ⅰ相臨床試験実施に必要な前臨床試験を終了した導出準備プログラムとなっております。
③ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)
本化合物は、2021年9月締結のライセンス契約に基づき、日本を除く地域の権利をXgene社に導出しておりますが、日本国内の権利は引き続き当社が保有しております。当連結会計年度におきましてはXgene社の前臨床試験開始にかかる支援を行いました。
(探索段階)
① 単独研究プロジェクト
当社が強みを有するイオンチャネル(*)をはじめとする標的分子(*)を対象とした開発候補化合物(*)の創製を目指した探索研究を推進するとともに、既存の創薬研究基盤の強化に新たな取り組みを組み合わせて非連続な成長を目指すべく、以下に示す製薬企業との共同研究も通じて、創薬疾患領域の拡充、モダリティ(*)の拡大、創薬バリューチェーンの強化に取り組みました。
② 企業等との共同研究
当連結会計年度において実施した製薬企業等との共同研究は以下のとおりであります。
会 社 名 | 開始月 | 内 容 |
あすか製薬株式会社 | 2019年7月 | 特定のイオンチャネル(*)を標的とした創薬研究に関する共同研究 |
株式会社 Epigeneron | 2019年9月 | 特発性小児ネフローゼ症候群治療薬の創出に向けた共同研究 |
ソシウム株式会社 | 2022年5月 | 当社化合物の難病・希少疾患への適応可能性の探索に関する共同研究 |
STAND Therapeutics株式会社 | 2022年8月 | 難病・希少疾患治療薬の創製を目指した細胞内抗体技術(STAND技術)の創薬応用の可能性検証 |
株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 | 2022年12月 | 眼疾患治療薬創製に向けた共同研究 |
株式会社Veritas In Silico | 2022年12月 | メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とした低分子医薬品の創出に向けた共同研究 |
③ アカデミアとの共同研究
2021年4月に共同研究講座「創薬イノベーション共同研究講座」を設置した岐阜薬科大学との間で、網膜静脈閉塞症を主な適応疾患とした創薬研究を実施しました。新型コロナウイルス感染症を標的疾患として、2020年9月から実施しておりました長崎大学感染症共同研究拠点/熱帯医学研究所新興感染症学との共同研究につきましては、開発候補化合物(*)の創出を目的とした研究を終了し、学術研究への協力に移行いたしました。このほかにも創薬標的の探索を目指した初期段階の共同研究が複数件進行中であります。
(2)導出先の開発状況
① tegoprazan(K-CAB®、RQ-00000004/LXI-15028ほか)
HKイノエン社は、2022年7月、びらん性胃食道逆流症(*)治癒後の維持療法にかかる製造販売承認を韓国食品医薬品安全処から取得し、これによって韓国で承認を受けた適応症は、びらん性胃食道逆流症(*)、非びらん性胃食道逆流症(*)、胃潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ除菌補助療法にびらん性胃食道逆流症(*)治癒後の維持療法を加えた5つとなりました。また、2022年5月には新たな剤形である口腔内崩壊錠剤が発売されました。
中国におきましては、2022年4月、Luoxin社が現地当局からびらん性胃食道逆流症(*)を適応疾患とした製造販売承認を取得し、同月に製品の販売を開始いたしました(中国販売名(登録商標):泰欣賛®(タイシンザン))。同様にフィリピンにおきましても、2022年5月、MPPI社が現地当局からびらん性胃食道逆流症(*)をはじめとする4つの適応疾患に対する販売承認を取得し、11月に製品の販売を開始いたしました。また、インドネシアにおきましても、2022年11月、Kalbe社が現地当局から非びらん性胃食道逆流症(*)を適応疾患とする販売承認を取得しております。このほか、タイ、ベトナム、メキシコ、シンガポール、インド等の計28カ国において、現在、審査中又は承認申請準備中の段階にあります。
米国におきましては、2022年10月、Braintree社がびらん性胃食道逆流症(*)患者及び非びらん性胃食道逆流症(*)患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験を開始いたしました。
② EP4拮抗薬(GALLIPRANT®)
犬の骨関節炎治療薬としてエランコ社が販売中の本化合物は、2017年1月の米国における販売開始以降、既に世界20カ国以上で上市されており、2020年10月からは日本においても販売されております。
③ グレリン受容体作動薬(capromorelin、ENTYCE®/ELURA®)
グレリン受容体作動薬であるcapromorelinを有効成分として含む薬剤として、犬の食欲不振症治療薬ENTYCE®及び慢性腎疾患(CKD:chronic kidney disease)の猫の体重減少管理の適応をもつELURA®の2つの製品が米国で販売中です。ELURA®につきましては、現在、欧州での承認審査が進行しております。
④ セロトニン5-HT2A及びドパミンD2受容体遮断薬(ziprasidone)
統合失調症治療薬として導出した本化合物につきましては、2022年2月、Meiji Seikaファルマ株式会社(本社:東京都中央区)との間で締結していたライセンス契約を終了し、当社はziprasidoneの日本国内における開発・販売に関する権利を実施許諾元に返還いたしました。
⑤ P2X7受容体拮抗薬(RQ-00466479/AK1780)
旭化成ファーマ社との共同研究から創出され、旭化成ファーマ社からリリー社にライセンスされた本化合物につきまして、リリー社は、2022年11月、慢性疼痛患者を対象とした第Ⅱ相臨床試験を開始しました。
⑥ EP4拮抗薬(grapiprant、RQ-00000007/AAT-007)
AskAt社のライセンス先である3D Medicines Inc.(本社:中国・上海市、以下「3DM社」)が、昨年に引き続き、中国において、疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を終了したほか、同じくAskAt社のライセンス先であるNingbo NewBay Medical TechnologyDevelopment Co., Ltd.(本社:中国・浙江省)が、中国において、がん領域で第Ⅰ相臨床試験を実施しております。
米国においては、AskAt社のサブライセンス先であるIkena Oncology Inc.(本社:米国・マサチューセッツ州)が、がん免疫治療薬として第Ⅰ相臨床試験を実施しておりましたが、2022年12月、同社は自社での臨床開発を中止し、戦略的な代替計画を検討することを発表しました。
⑦ シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬(RQ-00317076/AAT-076)
AskAt社のライセンス先である3DM社が、昨年に引き続き、中国において、疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を実施しております。また、ペット用医薬品用途として、Velo-1社がパイロット試験を準備中であります。
⑧ CB2作動薬(RQ-00202730/AAT-730)
AskAt社のライセンス先であるOxford Cannabinoid Technologies Ltd.(本社:英国・ロンドン)が前臨床試験を完了し、臨床試験開始に向けた準備を進めました。
⑨ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)
2021年9月にXgene社に導出した本化合物につきまして、Xgene社は慢性疼痛治療薬の開発を目的とした前臨床試験を開始いたしました。
⑩ ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)
2021年12月に久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、以下「久光製薬社」)に導出した本化合物につきましては、久光製薬社が経皮吸収型の慢性疼痛治療薬の開発を目的とした前臨床試験の準備中であります。
⑪ 特定のイオンチャネル(*)を標的とした開発候補化合物(*)(化合物コード非開示)
EAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、以下「EAファーマ社」)との共同研究から創出された本化合物につきましては、引き続きEAファーマ社により開発が進められております。
⑫ 選択的ナトリウムチャネル遮断薬(化合物コード非開示)
マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市、以下「マルホ社」)に導出した本化合物につきましては、引き続きマルホ社により開発が進められております。
⑬ レチノイン酸受容体α作動薬(タミバロテン、TM-411/SY-1425)
テムリックがシロス社に導出した本化合物につきましては、MDS及びAMLを対象とした臨床試験が米国において進められております。当連結会計年度においては、AMLを対象としてシロス社が2021年9月から実施している第Ⅱ相臨床試験(SELECT-AML-1)の安全性導入パート(Safety Lead-in)のデータを報告し、得られたデータに基づき、シロス社は SELECT-AML-1の無作為化試験パートを2023年第1四半期に開始する計画を発表いたしました。
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