有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R825 (EDINETへの外部リンク)
パラマウントベッドホールディングス株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)
当社グループの研究開発活動は、「先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します。」という企業理念に基づき、中核子会社であるパラマウントベッド株式会社 技術開発本部の研究開発部、要素技術部、開発部、デザイン部、IBSソリューション開発部の合計5部門と睡眠研究所が担当しております。なお、役割分担の概要は以下のとおりです。
研究開発部は、医療・介護・健康等の分野での、新技術の調査・先行開発、機械学習などの解析技術開発・評価を行っております。要素技術部は、制御回路・センサー・組込みソフト・通信/ネットワーク・アプリケーション等、電装システム関連の製品/サービスの先行開発及び技術開発を行っております。開発部は、国内外の医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び床ずれ防止や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユーザー視点に立った安全で使い勝手の良いデザイン開発、ブランディングに関わるデザイン監修を行っております。IBSソリューション開発部は主に医療分野のベッドサイドケア業務を支援するソリューションの企画・設計・開発・導入・保守を行っております。睡眠研究所は、睡眠に関する研究、および要素技術の開発、睡眠に関する製品の評価、情報収集・発信を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,753百万円であり、主な成果は以下のとおりであります。
(1)使い勝手を追求し新型手元スイッチを搭載した一般家庭向けベッド「INTIME1000」
一般家庭向け電動ベッドブランド「INTIME」にラインナップした「INTIME1000」をフルモデルチェンジし、2023年4月に発売いたしました。インテリアに調和するデザインにこだわるとともに、使用シーンに合わせた3つのポジションとして、①上体を起こして過ごすのに適したリーディングポジション、②背と膝を少し上げた楽な姿勢でゆったりと過ごせるリラックスポジション、③ベッドをフラットにするフラットポジションを用意しました。これらのポジションはご利用者の好みに合わせてカスタマイズすることも可能で、各ボタンに好みの姿勢を登録して使用することができます。これまでの電動ベッドになかったくらし方を提案いたします。
手元スイッチは、持ちやすさに配慮してコンパクトに設計し、シンプルかつ分かりやすいアイコン表示で操作性を向上するとともに、LEDライトも装着いたしました。手元スイッチを格納するホルダーは角度調整が可能であるため、LEDライトと組み合わせて間接照明や補助照明として使うことができます。同ホルダーにはUSBポートも付属し、スマートフォン等の充電にも対応いたしました。
(2)新形状の脚部を備えた在宅介護・高齢者施設向け「移動ロック付きベッドサイドテーブル」
脚部をコの字形状とすることで、利用者の足元にスペースを作り、端坐位や車椅子使用時の更なる座位安定に配慮した「移動ロック付きベッドサイドテーブル」を、2022年11月に発売いたしました。本サイドテーブルは、ひとつのペダル操作で、すべてのキャスターをロック・解除することができます。ロックペダルを外側に配置し、介助者には操作がしやすく、利用者は接触しにくいよう安全性と利便性を両立いたしました。
(3)「スマートベッドシステム」の大学病院等への大口導入
2016年にベッドサイドケア情報統合システム「スマートベッドシステム」の事業を開始し、現在、全国7,000病床以上で稼働しております。契約案件数も増加している中、2023年1月に1,000床を超える大学病院の一般病棟全床で稼働を始めました。顧客からの要望に基づきBLEビーコン(Bluetooth Low Energyビーコン)を活用した職員認証及び使用製品登録の半自動化等のカスタマイズを行い、より効果的にご活用いただける形でシステムを導入いたしました。
スマートベッドシステムは今後も継続的に機能を拡張させながら、顧客要望への対応や事業継続性の改善をしてまいります。
(4)医療施設用ベッド「PA-90000シリーズ」、インドネシアにおいて「Good Design 2022」を受賞
2022年6月、パラマウントベッド インドネシアが開発した医療施設用ベッド「PA-90000シリーズ」が「Good Design 2022」を受賞しました。「Good Design 2022」は、インドネシア商業省と日本のグッドデザイン賞を運営する日本デザイン振興会により設立された機関Good Design Indonesiaによって、インドネシアで開発・製造され輸出可能な国際競争力のある、優れたデザインの製品に授与されます。
「PA-90000シリーズ」は背・膝・高さを電動や手動で調節でき、ヘッドボードとフットボードには抗菌性のある樹脂を利用しております。インドネシアで正装にも用いられている布地「バティック」の幾何学模様をイメージしたボードデザインが特長です。デザインを含めたすべての製造プロセスが、インドネシア内で行われていることを評価され、受賞につながりました。
※「Intime」「スマートベッドシステム」は、パラマウントベッド株式会社の登録商標です。
研究開発部は、医療・介護・健康等の分野での、新技術の調査・先行開発、機械学習などの解析技術開発・評価を行っております。要素技術部は、制御回路・センサー・組込みソフト・通信/ネットワーク・アプリケーション等、電装システム関連の製品/サービスの先行開発及び技術開発を行っております。開発部は、国内外の医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び床ずれ防止や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユーザー視点に立った安全で使い勝手の良いデザイン開発、ブランディングに関わるデザイン監修を行っております。IBSソリューション開発部は主に医療分野のベッドサイドケア業務を支援するソリューションの企画・設計・開発・導入・保守を行っております。睡眠研究所は、睡眠に関する研究、および要素技術の開発、睡眠に関する製品の評価、情報収集・発信を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,753百万円であり、主な成果は以下のとおりであります。
(1)使い勝手を追求し新型手元スイッチを搭載した一般家庭向けベッド「INTIME1000」
一般家庭向け電動ベッドブランド「INTIME」にラインナップした「INTIME1000」をフルモデルチェンジし、2023年4月に発売いたしました。インテリアに調和するデザインにこだわるとともに、使用シーンに合わせた3つのポジションとして、①上体を起こして過ごすのに適したリーディングポジション、②背と膝を少し上げた楽な姿勢でゆったりと過ごせるリラックスポジション、③ベッドをフラットにするフラットポジションを用意しました。これらのポジションはご利用者の好みに合わせてカスタマイズすることも可能で、各ボタンに好みの姿勢を登録して使用することができます。これまでの電動ベッドになかったくらし方を提案いたします。
手元スイッチは、持ちやすさに配慮してコンパクトに設計し、シンプルかつ分かりやすいアイコン表示で操作性を向上するとともに、LEDライトも装着いたしました。手元スイッチを格納するホルダーは角度調整が可能であるため、LEDライトと組み合わせて間接照明や補助照明として使うことができます。同ホルダーにはUSBポートも付属し、スマートフォン等の充電にも対応いたしました。
(2)新形状の脚部を備えた在宅介護・高齢者施設向け「移動ロック付きベッドサイドテーブル」
脚部をコの字形状とすることで、利用者の足元にスペースを作り、端坐位や車椅子使用時の更なる座位安定に配慮した「移動ロック付きベッドサイドテーブル」を、2022年11月に発売いたしました。本サイドテーブルは、ひとつのペダル操作で、すべてのキャスターをロック・解除することができます。ロックペダルを外側に配置し、介助者には操作がしやすく、利用者は接触しにくいよう安全性と利便性を両立いたしました。
(3)「スマートベッドシステム」の大学病院等への大口導入
2016年にベッドサイドケア情報統合システム「スマートベッドシステム」の事業を開始し、現在、全国7,000病床以上で稼働しております。契約案件数も増加している中、2023年1月に1,000床を超える大学病院の一般病棟全床で稼働を始めました。顧客からの要望に基づきBLEビーコン(Bluetooth Low Energyビーコン)を活用した職員認証及び使用製品登録の半自動化等のカスタマイズを行い、より効果的にご活用いただける形でシステムを導入いたしました。
スマートベッドシステムは今後も継続的に機能を拡張させながら、顧客要望への対応や事業継続性の改善をしてまいります。
(4)医療施設用ベッド「PA-90000シリーズ」、インドネシアにおいて「Good Design 2022」を受賞
2022年6月、パラマウントベッド インドネシアが開発した医療施設用ベッド「PA-90000シリーズ」が「Good Design 2022」を受賞しました。「Good Design 2022」は、インドネシア商業省と日本のグッドデザイン賞を運営する日本デザイン振興会により設立された機関Good Design Indonesiaによって、インドネシアで開発・製造され輸出可能な国際競争力のある、優れたデザインの製品に授与されます。
「PA-90000シリーズ」は背・膝・高さを電動や手動で調節でき、ヘッドボードとフットボードには抗菌性のある樹脂を利用しております。インドネシアで正装にも用いられている布地「バティック」の幾何学模様をイメージしたボードデザインが特長です。デザインを含めたすべての製造プロセスが、インドネシア内で行われていることを評価され、受賞につながりました。
※「Intime」「スマートベッドシステム」は、パラマウントベッド株式会社の登録商標です。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25664] S100R825)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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