有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R0SA (EDINETへの外部リンク)
株式会社マンダム 研究開発活動 (2023年3月期)
当社グループは、国内および海外各国の生活者へのお役立ちのために、製品価値を高める独自技術の創出を目指し、積極的な研究開発活動を展開しております。
当連結会計年度におきましても、生活者にとっての価値を重視し、生活者にお役立ちできる機能を持った製品の創出に向けた活動を行いました。具体的には「頭髪」・「皮膚」・「体臭」の3つの主要な科学分野に対してそれぞれ以下の項目に重点を置き、マンダムらしい独自の研究開発に注力し製品開発を行ってまいりました。
①頭髪科学分野では、
・ヘアダメージに対するケア技術の開発
・トレンドに合わせたスタイリング剤の開発とその機能性評価技術の開発
・毛髪の加齢変化に対応したスタイリング剤の開発
・洗い流し等の使用性に優れたスタイリング剤の技術開発
・機能、使いやすさ、安全性に優れたヘアカラー技術の開発
②皮膚科学分野では、
・安心、安全に繋げる刺激低減技術の開発
・男性のアンチエイジング(シミ、シワ)に関わる皮膚生理研究やスキンケア製剤の開発研究
・印象肌研究知見に基づいたスキンケア製品やメイク製品の開発研究
・肌への優しさと機能を追求したクレンジング製剤の研究
・皮脂の制御、抑制に関する研究
③体臭科学分野では、
・若年男性およびミドル男性、および女性の体臭に関する研究
・発汗の制御、抑制に関する研究
・男女ボディケア素材およびデオドラント素材の開発
・次世代のグルーミング、ボディケアを想定した製剤技術の開発
当社グループにおける研究開発は、生活者へのお役立ちを目指した、新しい価値創造を支える独自技術の開発や、新素材の探索と応用に関して中長期的な活動を展開しております。化粧品(医薬部外品を含む)の機能や使用感の向上を目指し、皮膚における感覚刺激に着目した研究を17年間継続発展させてきました。当連結会計年度では、感覚刺激に関与するTRPV1が、活性化したときに細胞外へ放出される因子を発見し、この因子を指標とした新たな評価系を確立しました。これにより、生体に近い状態での評価や、加えてこれまで評価ができなかった化粧品製剤そのものや培養液に溶けにくい物質などの皮膚刺激が評価できるようになり、製品においてこれまでより客観的で正確な感覚刺激評価が可能になりました。
また、近年多様化する生活者の毛髪に関するウォンツを叶える化粧品の開発として、使いやすさとセット力を追求したヘアスタイリング剤やサロン技術発想でハイダメージヘアの質感を再整するヘアケア剤の製剤研究に取り組んでおります。当連結会計年度においては、なじみの良い泡を塗布して髪を握りこむだけで、高い粘着力と微細な結晶がパーマ風のヘアアレンジを可能にするヘアスタイリング剤「ギャツビー メタラバー バブル パーマスタイル クリエイター」の開発に加え、酸熱トリートメント成分を配合し髪内部から集中補修できるヘアトリートメント剤「ルシードエル 質感再整トリートメントシリーズ」の開発に応用しました。
一方で、「動物実験を全廃し、実施しない方針とする」当社の考働規範の下に研究開発を進めていく中で、さらなる安全性確保と機能性追求をはかるため、2022年度で15回目となる「マンダム動物実験代替法国際研究助成」の取り組みの継続、ならびに日本動物実験代替法学会から助成金を受け、動物実験代替法による皮膚刺激性試験結果のデータベース化に向けた共同研究に参画し、化粧品業界への貢献に対する取り組みを継続しています。
当連結会計年度における研究開発活動と結果の概略は以下のとおりです。なお、当社の研究開発活動については、特定のセグメントに関連づけられないため、全社一括で記載しております。
(1) 国内マンダム化粧品事業
① 男性化粧品市場
当社のコア事業である男性化粧品におきまして、ヘアスタイリング製品では「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、現在のスマートなヤング男性の多様なヘアスタイルにマッチする幅広いラインナップを揃えた、新スタイリングシリーズ「メタラバー」を発売しました。加えて、ヤング男性を取り巻くトレンドのヘアスタイルとして前髪を中心から左右に分けたセンターパートがトレンドとなっている背景においてクオリティの高いナチュラルなセンターパートが作れる「パートスタイルフォーム」、グリースの市場が好調に推移している背景において高いセット力を発揮する「モンスターリフトグリース」を発売しました。さらに、2021年に立ち上げたメンズコスメライン「gatsby THE DESIGNER」において、トレンドスタイルと自然な仕上がりが実現でき、抜群に洗い落ちも良い「ヘアバーム」を発売しました。
フェイスケア製品におきまして、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、肌意識の向上により、肌トラブルを解消したいと考える男性に応える「薬用スキンケアシリーズ」、より良い肌を志向する男性に応える「コンディショニングオールインワンシリーズ」を発売しました。肌荒れを徹底ケアするシカコンプレックスを配合した「ディープメディシリーズ」にローションと洗顔料を追加発売しました。また、毛穴の洗浄力と肌へのやさしさを両立した炭酸泡洗顔を発売しました。「LUCIDO(ルシード)」ブランドから、加齢による様々な肌悩みをまとめて簡単にエイジングケアできる「オールインワンシリーズ」にシワ改善・シミ予防効果を兼ね備えた「薬用オールインワンクリーム」を追加発売しました。加えて、顔だけでなく身体の加齢肌をまとめてケアできる全身用化粧水「Q10化粧水」を発売しました。
ボディケア製品におきまして、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、ヤング男性の高まるニオイへの意識に対して、ニオイを落とすだけでなく防臭効果が得られる「デオドラントボディウォッシュ」を発売しました。また「LUCIDO(ルシード)」ブランドから、ミドル男性の特有のニオイだけでなく肌や頭皮のケアのことまで考えた「ルシード ニオイケアシリーズ」をリニューアル発売しました。
② 女性コスメタリー市場
女性コスメタリーにおきまして、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドから、日々のヘアアイロンやコテの使用、明度・彩度の高いヘアカラーやデザインカラーなどの髪のコンディションが悪化しやすいヘアトレンドに対して、ハイダメージヘアに対応したサロン技術発想の酸熱トリートメント成分を配合した「質感再整ヘアトリートメントシリーズ」を発売しました。ヘアメイク&ヘアケア製品では、超高圧処理アルガンオイル配合で髪を補修しながらヘアスタイリングができる「ヘアバーム」を発売しました。加えて、ヘアカラー製品では、部分的なカラーを楽しむ生活者のさらなる増加が予測されることから、セルフで気軽にインナーカラーを楽しめる「インナーカラートリートメント」に新色を追加しました。
③ 女性コスメティック市場
女性コスメティックにおきまして、クレンジング・洗顔製品では、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドから、スキンケア意識の高まりにより、クレンジングにおいてもメイク落ちの良さだけでなく摩擦などの肌負担の軽減が強く求められる傾向にあることから、洗い流しまでの摩擦による負担が低減でき、潤いを守りながらやさしく洗い上げる「クレンジングバーム」を発売しました。パーツケア意識の高いメイクトレンドにおいて、まつ毛と目元の皮膚に負担をかけずにウォータープルーフマスカラを落とせる「マスカラリムーバー」を発売しました。加えて、炭酸配合の「オイル泡クレンジング」「泡洗顔」を発売しました。入浴時間にパックを使って毛穴・角質汚れを落とすケア商品の人気の高まりから、手軽に使えて洗浄効果を兼ね備えた「クレイパック」を発売しました。
(2) インドネシア事業
インドネシアにおきまして、年初は新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う外出行動規制が続きましたが、現在は、化粧品・パーソナルケア市場には徐々に回復の兆しが現れてきております。2022年も前年と同様、新製品の発売計画を見直しながら、新しい市場環境に適した新製品の提案を行いました。
男性化粧品市場におきまして、ヘアスタイリング製品で「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、2020年に発売したTexturizing Clayのミニサイズ(20g)に新たに2品を追加発売しました。フレグランス製品では、「GATSBY Eau de Blue」シリーズとして、Eau de Perfume 3品(Air Code、Earth Code、Skyline Code)を本格的なトレンドの香りを求める生活者に向けて、発売しました。
また、同シリーズからデオドラント製品としてRoll-on 3品も同時発売し、本格的な香りを求めるRoll-onユーザーに向けて提案しました。スキンケア製品では、若者のスキンケア意識の向上に合わせて、新たな化粧習慣の提案となる、どこでも気軽にフェイスリフレッシュが出来る「GATSBY Refresh Face Spray Icy Lemon 60ml」1品を発売しました。
女性コスメタリー市場におきまして、フレグランス製品で、最も成長著しいEau de Perfume/Eau de Toiletteカテゴリーにおいて「Lovillea(ラビリア)」のリブランディングを行い、ターゲットを新たにGen-Zに設定してイメージを刷新し、「Lovillea Eau de Perfume」3品を求めやすい価格帯にて発売しました。
女性コスメティック市場におきまして、「PIXY(ピクシー)」ブランドより、市場が活性化しつつあるLiquid Cushion Foundationカテゴリーにおいて、2021年にECにて先行発売していた自然なマットに仕上がる「PIXY Make It Glow Techno-Fixed Matte Cushion」3品と「PIXY Make It Glow Techno-Fixed Matte Primer」1品の全4品をオフラインで全国発売しました。
また、2022年2月には、「PIXY(ピクシー)」ブランドの中核商品である「TWO WAY CAKE」シリーズ全16品の全面リニューアルを実施し、店頭ビジュアル含めてイメージを刷新しました。
スキンケア商品では、売れ筋商品である「PIXY Aqua-Beauty Protecting Mist」の大容量サイズ100mlを追加発売し、ご愛用頂いているお客様にとってお得感のある商品の提案を実施しました。
(3) 海外事業
男性化粧品におきましては、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドより、韓国市場において発売以来No.1シェアを獲得し続けているフェイスケア製品「GATSBY Oil Clear Film シリーズ」を若年層の嗜好性に合わせてデザインリニューアルすると共に、「GATSBY BB Keep & Oil Control Paper」を追加発売し、同国の若年男性のスキンケア実態に合わせたシリーズ強化をしました。またヘアスタイリング製品では、中国市場で好調に推移しておりますヘアスプレー剤型におきまして、高い支持をいただいている整髪機能に加えて使用時の心地よさにも対応すべく、「GATSBY Set & Keep Spray Super Hard Peach」を発売しました。
女性コスメタリー市場におきましては、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドより台湾において発売後好調に推移している「ルシードエル #髪のベタつきリセットスプレー」から新香調「クリアフルーティ」を発売しました。
女性コスメティック市場におきましては、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドより、中国市場で「ビフェスタ アイメイクアップリムーバー 280ml(大容量タイプ)」を発売し、目元・口元クレンジングの現地実態に合わせた提案を実施しました。また、同国において外出機会の増え始めている状況に素早く対応し、ウォータープルーフのメイクも1枚で落とせるクレンジングシートの個包装タイプ「ビフェスタ クレンジングシートパーフェクトクリア 1枚入りBOX 30枚」を発売しました。
引き続きアジア各国におきましても、生活者発・生活者着のお役立ちを拡げるべく、新たな価値提案を継続してまいります。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,402百万円となりました。
当連結会計年度におきましても、生活者にとっての価値を重視し、生活者にお役立ちできる機能を持った製品の創出に向けた活動を行いました。具体的には「頭髪」・「皮膚」・「体臭」の3つの主要な科学分野に対してそれぞれ以下の項目に重点を置き、マンダムらしい独自の研究開発に注力し製品開発を行ってまいりました。
①頭髪科学分野では、
・ヘアダメージに対するケア技術の開発
・トレンドに合わせたスタイリング剤の開発とその機能性評価技術の開発
・毛髪の加齢変化に対応したスタイリング剤の開発
・洗い流し等の使用性に優れたスタイリング剤の技術開発
・機能、使いやすさ、安全性に優れたヘアカラー技術の開発
②皮膚科学分野では、
・安心、安全に繋げる刺激低減技術の開発
・男性のアンチエイジング(シミ、シワ)に関わる皮膚生理研究やスキンケア製剤の開発研究
・印象肌研究知見に基づいたスキンケア製品やメイク製品の開発研究
・肌への優しさと機能を追求したクレンジング製剤の研究
・皮脂の制御、抑制に関する研究
③体臭科学分野では、
・若年男性およびミドル男性、および女性の体臭に関する研究
・発汗の制御、抑制に関する研究
・男女ボディケア素材およびデオドラント素材の開発
・次世代のグルーミング、ボディケアを想定した製剤技術の開発
当社グループにおける研究開発は、生活者へのお役立ちを目指した、新しい価値創造を支える独自技術の開発や、新素材の探索と応用に関して中長期的な活動を展開しております。化粧品(医薬部外品を含む)の機能や使用感の向上を目指し、皮膚における感覚刺激に着目した研究を17年間継続発展させてきました。当連結会計年度では、感覚刺激に関与するTRPV1が、活性化したときに細胞外へ放出される因子を発見し、この因子を指標とした新たな評価系を確立しました。これにより、生体に近い状態での評価や、加えてこれまで評価ができなかった化粧品製剤そのものや培養液に溶けにくい物質などの皮膚刺激が評価できるようになり、製品においてこれまでより客観的で正確な感覚刺激評価が可能になりました。
また、近年多様化する生活者の毛髪に関するウォンツを叶える化粧品の開発として、使いやすさとセット力を追求したヘアスタイリング剤やサロン技術発想でハイダメージヘアの質感を再整するヘアケア剤の製剤研究に取り組んでおります。当連結会計年度においては、なじみの良い泡を塗布して髪を握りこむだけで、高い粘着力と微細な結晶がパーマ風のヘアアレンジを可能にするヘアスタイリング剤「ギャツビー メタラバー バブル パーマスタイル クリエイター」の開発に加え、酸熱トリートメント成分を配合し髪内部から集中補修できるヘアトリートメント剤「ルシードエル 質感再整トリートメントシリーズ」の開発に応用しました。
一方で、「動物実験を全廃し、実施しない方針とする」当社の考働規範の下に研究開発を進めていく中で、さらなる安全性確保と機能性追求をはかるため、2022年度で15回目となる「マンダム動物実験代替法国際研究助成」の取り組みの継続、ならびに日本動物実験代替法学会から助成金を受け、動物実験代替法による皮膚刺激性試験結果のデータベース化に向けた共同研究に参画し、化粧品業界への貢献に対する取り組みを継続しています。
当連結会計年度における研究開発活動と結果の概略は以下のとおりです。なお、当社の研究開発活動については、特定のセグメントに関連づけられないため、全社一括で記載しております。
(1) 国内マンダム化粧品事業
① 男性化粧品市場
当社のコア事業である男性化粧品におきまして、ヘアスタイリング製品では「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、現在のスマートなヤング男性の多様なヘアスタイルにマッチする幅広いラインナップを揃えた、新スタイリングシリーズ「メタラバー」を発売しました。加えて、ヤング男性を取り巻くトレンドのヘアスタイルとして前髪を中心から左右に分けたセンターパートがトレンドとなっている背景においてクオリティの高いナチュラルなセンターパートが作れる「パートスタイルフォーム」、グリースの市場が好調に推移している背景において高いセット力を発揮する「モンスターリフトグリース」を発売しました。さらに、2021年に立ち上げたメンズコスメライン「gatsby THE DESIGNER」において、トレンドスタイルと自然な仕上がりが実現でき、抜群に洗い落ちも良い「ヘアバーム」を発売しました。
フェイスケア製品におきまして、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、肌意識の向上により、肌トラブルを解消したいと考える男性に応える「薬用スキンケアシリーズ」、より良い肌を志向する男性に応える「コンディショニングオールインワンシリーズ」を発売しました。肌荒れを徹底ケアするシカコンプレックスを配合した「ディープメディシリーズ」にローションと洗顔料を追加発売しました。また、毛穴の洗浄力と肌へのやさしさを両立した炭酸泡洗顔を発売しました。「LUCIDO(ルシード)」ブランドから、加齢による様々な肌悩みをまとめて簡単にエイジングケアできる「オールインワンシリーズ」にシワ改善・シミ予防効果を兼ね備えた「薬用オールインワンクリーム」を追加発売しました。加えて、顔だけでなく身体の加齢肌をまとめてケアできる全身用化粧水「Q10化粧水」を発売しました。
ボディケア製品におきまして、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、ヤング男性の高まるニオイへの意識に対して、ニオイを落とすだけでなく防臭効果が得られる「デオドラントボディウォッシュ」を発売しました。また「LUCIDO(ルシード)」ブランドから、ミドル男性の特有のニオイだけでなく肌や頭皮のケアのことまで考えた「ルシード ニオイケアシリーズ」をリニューアル発売しました。
② 女性コスメタリー市場
女性コスメタリーにおきまして、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドから、日々のヘアアイロンやコテの使用、明度・彩度の高いヘアカラーやデザインカラーなどの髪のコンディションが悪化しやすいヘアトレンドに対して、ハイダメージヘアに対応したサロン技術発想の酸熱トリートメント成分を配合した「質感再整ヘアトリートメントシリーズ」を発売しました。ヘアメイク&ヘアケア製品では、超高圧処理アルガンオイル配合で髪を補修しながらヘアスタイリングができる「ヘアバーム」を発売しました。加えて、ヘアカラー製品では、部分的なカラーを楽しむ生活者のさらなる増加が予測されることから、セルフで気軽にインナーカラーを楽しめる「インナーカラートリートメント」に新色を追加しました。
③ 女性コスメティック市場
女性コスメティックにおきまして、クレンジング・洗顔製品では、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドから、スキンケア意識の高まりにより、クレンジングにおいてもメイク落ちの良さだけでなく摩擦などの肌負担の軽減が強く求められる傾向にあることから、洗い流しまでの摩擦による負担が低減でき、潤いを守りながらやさしく洗い上げる「クレンジングバーム」を発売しました。パーツケア意識の高いメイクトレンドにおいて、まつ毛と目元の皮膚に負担をかけずにウォータープルーフマスカラを落とせる「マスカラリムーバー」を発売しました。加えて、炭酸配合の「オイル泡クレンジング」「泡洗顔」を発売しました。入浴時間にパックを使って毛穴・角質汚れを落とすケア商品の人気の高まりから、手軽に使えて洗浄効果を兼ね備えた「クレイパック」を発売しました。
(2) インドネシア事業
インドネシアにおきまして、年初は新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う外出行動規制が続きましたが、現在は、化粧品・パーソナルケア市場には徐々に回復の兆しが現れてきております。2022年も前年と同様、新製品の発売計画を見直しながら、新しい市場環境に適した新製品の提案を行いました。
男性化粧品市場におきまして、ヘアスタイリング製品で「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、2020年に発売したTexturizing Clayのミニサイズ(20g)に新たに2品を追加発売しました。フレグランス製品では、「GATSBY Eau de Blue」シリーズとして、Eau de Perfume 3品(Air Code、Earth Code、Skyline Code)を本格的なトレンドの香りを求める生活者に向けて、発売しました。
また、同シリーズからデオドラント製品としてRoll-on 3品も同時発売し、本格的な香りを求めるRoll-onユーザーに向けて提案しました。スキンケア製品では、若者のスキンケア意識の向上に合わせて、新たな化粧習慣の提案となる、どこでも気軽にフェイスリフレッシュが出来る「GATSBY Refresh Face Spray Icy Lemon 60ml」1品を発売しました。
女性コスメタリー市場におきまして、フレグランス製品で、最も成長著しいEau de Perfume/Eau de Toiletteカテゴリーにおいて「Lovillea(ラビリア)」のリブランディングを行い、ターゲットを新たにGen-Zに設定してイメージを刷新し、「Lovillea Eau de Perfume」3品を求めやすい価格帯にて発売しました。
女性コスメティック市場におきまして、「PIXY(ピクシー)」ブランドより、市場が活性化しつつあるLiquid Cushion Foundationカテゴリーにおいて、2021年にECにて先行発売していた自然なマットに仕上がる「PIXY Make It Glow Techno-Fixed Matte Cushion」3品と「PIXY Make It Glow Techno-Fixed Matte Primer」1品の全4品をオフラインで全国発売しました。
また、2022年2月には、「PIXY(ピクシー)」ブランドの中核商品である「TWO WAY CAKE」シリーズ全16品の全面リニューアルを実施し、店頭ビジュアル含めてイメージを刷新しました。
スキンケア商品では、売れ筋商品である「PIXY Aqua-Beauty Protecting Mist」の大容量サイズ100mlを追加発売し、ご愛用頂いているお客様にとってお得感のある商品の提案を実施しました。
(3) 海外事業
男性化粧品におきましては、「GATSBY(ギャツビー)」ブランドより、韓国市場において発売以来No.1シェアを獲得し続けているフェイスケア製品「GATSBY Oil Clear Film シリーズ」を若年層の嗜好性に合わせてデザインリニューアルすると共に、「GATSBY BB Keep & Oil Control Paper」を追加発売し、同国の若年男性のスキンケア実態に合わせたシリーズ強化をしました。またヘアスタイリング製品では、中国市場で好調に推移しておりますヘアスプレー剤型におきまして、高い支持をいただいている整髪機能に加えて使用時の心地よさにも対応すべく、「GATSBY Set & Keep Spray Super Hard Peach」を発売しました。
女性コスメタリー市場におきましては、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドより台湾において発売後好調に推移している「ルシードエル #髪のベタつきリセットスプレー」から新香調「クリアフルーティ」を発売しました。
女性コスメティック市場におきましては、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドより、中国市場で「ビフェスタ アイメイクアップリムーバー 280ml(大容量タイプ)」を発売し、目元・口元クレンジングの現地実態に合わせた提案を実施しました。また、同国において外出機会の増え始めている状況に素早く対応し、ウォータープルーフのメイクも1枚で落とせるクレンジングシートの個包装タイプ「ビフェスタ クレンジングシートパーフェクトクリア 1枚入りBOX 30枚」を発売しました。
引き続きアジア各国におきましても、生活者発・生活者着のお役立ちを拡げるべく、新たな価値提案を継続してまいります。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,402百万円となりました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01027] S100R0SA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。