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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R1GC (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ユシロ化学工業株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


「新分野への挑戦」として、分子内にホストゲスト基を持つことで切断傷が修復可能となる“自己修復性”や”しなやかさと強靭さ”を持ち合わせることが可能となるポリマーの研究開発を行ってきました。今般、「ウィザードゲル®」(ハイドロゲル)、「ウィザードエラストマー®」(ゴムのような伸縮性のある素材)、ホストモノマーやゲストモノマーである「ウィザードモノマー®」を製品化し、樹脂特性の変性を目的に大学、公的機関、企業の研究機関を中心に実用化検討に用いられています。さらに従来の酸化チタンに代表される光触媒とは異なり、ビタミンB2を活用した光触媒「ジェンタミン®」の研究をしており、除菌、消臭や水の浄化といった用途に向けた開発を進めています。一部の用途で商品化し、市場展開を行っています。
当連結会計年度において、国内で研究開発に携わるスタッフは103名であり、当社国内従業員の27%に当たります。アメリカ、中国、タイ等の海外グループ各社との連携を密にするため、研究開発部門から6名を出向者として各社へ派遣しております。現在保有する特許は、国内58件、海外28件であり、当期の特許登録は、国内1件、海外1件を数え、知的財産権の確保及び活用に注力いたしました。
当連結会計年度における研究開発費(海外を含む)の総額は、2,024百万円であります。

(1) 日本

当社は、「カスタマーインティマシー戦略(個々の顧客ニーズを的確に捉え、要望に合致した仕様に調整した製品を提供する戦略)」で成果を挙げています。例えば切削分野では、作業環境改善で市場での評価が高い低ミスト型水溶性切削油剤「ユシローケンREVOS-NM1、NM2」の技術を応用し、従来製品の付加価値向上を目的とした製品開発を行っています。また、作業者の皮膚刺激性軽減を目的に開発した中性タイプの高性能ソリューション油剤「ユシローケンREVOS-NC3」の市場展開を実施しております。塑性加工分野では、SUS等の難加工材に特化した圧造油の開発で得られた知見を基に圧造以外の塑性加工分野の製品開発につなげております。離型剤関連分野では、付着させた離型剤成分の見える化により適切な使用方法の提示や次世代材料として注目されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)やマグネシウム合金の離型剤ラインナップを拡充し、市場展開を図っています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1,154百万円であります。

(2) 南北アメリカ、中国、東南アジア/インド
各地に生産拠点及び製品開発拠点を持つ強みを活かし、アセアンテクニカルセンター、ユシロマニュファクチャリングアメリカInc.、クオリケムInc.、日本などが協力し、迅速かつ積極的に「カスタマーインティマシー戦略」を実践しています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は869百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01080] S100R1GC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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