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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OEPB (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 サンコール株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、Fine Precision Products(超精密機能製品)の機能拡大を通じてお客様の問題解決を図り、事業を拡大することを使命ととらえております。自動車の電動化、軽量化が加速し、電子化製品の需要増加と素材転換が進む中、当社は得意とする精密塑性加工技術と電子情報通信部品製造技術を応用し、電動車等に搭載されるキーパーツの開発と量産化を進め、将来の中核事業へ育成してまいります。
更に、成長分野として医療・環境事業へ新規事業開拓を進め、事業基盤・領域の拡大を目指し、環境・エネルギー関連市場、医療・介護機器市場での取り組みを加速してまいります。
なお、当連結会計年度の研究開発活動に要した費用は1,078百万円であります。主な研究開発の成果は下記のとおりであります。
また、下記は主な製品区分ごとに記載し、対応セグメントは[ ]書きしております。

(1) 開発グループ[日本]
◎シャントバスバー/シャントセンサー
当社開発のシャントバスバーは、欧州・北米の自動車メーカーにてサンプル評価、量産供給が始まりました。 これら海外のOEMやTier-1からの要求に応えるべく体制強化し、当社京都南工場にてIATF16949を取得しました。引き続き高機能を付加したシャントバスバー/シャントセンサーの開発を続けて参ります。


◎オルソボット(歩行支援ロボット)
文部科学省のCOI(センターオブイノベーション)で京都大学が最高のSランク評価を受けた中のヘルスケア分野テーマとして歩行学習支援ロボット開発プログラムを完了しました。引き続き医療用ISOを取得し、新用途に向けて機能を付加したロボットの開発を進めて参ります。

◎LED基板
当社絶縁塗装技術及びHDDサスペンションの微細加工技術を用いた車載用LEDの基板として開発し、昨年より量産が開始されました。今後普及が進む自動車のLED化へ需要が期待できる製品として期待されます。

◎超音波センサー
試作品完成し22年1月EV/HEV駆動システム技術展(東京)に出品しました。フェイズドアレイ式超音波センサーの空中使用用途として自動車や自立移動型ロボットなどへの採用を目指します。

(2) 材料関連製品[日本]
◎新表面性状改善技術の開発
当社が得意な精密異形ワイヤーにおいて、従来引抜線材の課題であった線材表面性状を改善する新工法を開発し、量産供給開始しています。今後はさらにワイヤー加工技術の開発を進めると共に、より信頼性向上が図れる新規材料開発を行い事業拡大を進めてまいります。

(3) 自動車関連製品[日本]
◎バスバー次世代製品の開発
バスバーは、HEV・EV関連の車載用バッテリーユニット、インバーター、ジャンクションBOX用の電源供給ターミナルとして需要が増加傾向にあり、仕様の多様化も加速しております。バスバーターミナルは、複雑な3D形状や中・長尺バスバー及び高電流・耐熱仕様の要求も高まっております。22年度では長尺バスバーの技術開発を経て量産開始。更に近年の銅価格高騰によりアルミ材バスバーの技術開発にも着手。多様な複合技術を交えた加工技術及び絶縁塗膜の開発も着手しながら市場ニーズに沿った様々な仕様の提供を目指して参ります。

◎自動車用新規バルブスプリングの開発
内燃機関の性能向上の観点より、バルブスプリングの信頼性向上の研究開発を実施しております。自動車メーカーをはじめ各種業界メーカーと共に開発を推進していきます。
当社製品は2022年、2023年とお客様の新規エンジンに採用が決定しており、需要が続く限りバルブスプリングの開発を継続していきます。
今後も新規開発を継続していくことで、お客様の更なる性能向上とカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01402] S100OEPB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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