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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OJ4O (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 佐藤鉄工株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社では社会のニーズへの対応及び生産性向上のための研究開発活動を行っております。橋梁・鉄構部門においては技術開発・DX推進部を設置し、関係各所と連携しながら研究開発を進めており、水門・鉄管部門においては設計部及び建設部の担当者を中心に実工事に対応しながら研究開発に取り組んでおります。
当事業年度における研究開発費の総額は14百万円であり、各セグメント別の主たる研究の目的、主要課題及び研究成果は以下のとおりであります。

(橋梁・鉄構部門)
① 画像による大規模鋼構造物の高精度及び簡易・高速な寸法形状計測手法の開発
鋼橋を含む鋼構造物の生産性向上を図るためのDX技術開発を共同研究にて取り組んでいます。画像処理を計測手法に応用することで、大規模鋼構造物の寸法形状計測を簡易に高速・高精度化できる技術であり、システムの確実化を進めました。引き続き、システムの高精度化を進めてまいります。
② 高力ボルト締付確認作業の省人化要領の開発
鋼橋架設現場におけるICT技術の開発に共同研究にて取り組んでいます。画像処理とAIを組み合わせることで、高力ボルトの締付確認の省人化・見逃し防止を実現する技術であり、試験等により省人化と高速化が可能であることを確認できました。引き続き、より効率的な方法等について研究を進めてまいります。
③ ファイバーレーザー溶接の適用に関する研究
鋼構造物の溶接における生産性向上を目指した新工法の研究を進めています。

(水門・鉄管部門)
① 大水深水中施工法の開発
既設ダム設備の延命化が進展する中、水深40mを超える大水深での作業は潜水を含むなどリスクが大きく且つコスト高の傾向にあるため、解決策として水中ロボットを用いた施工法の開発と試験を重ねてまいりました。関東地方整備局のNETIS(新技術情報提供システム)への登録申請をしており、現在審査中です。
② オンライン計測システムの開発
機械設備の予防保全のために定量的に設備の劣化度を把握・診断することを目的に、データ収集及び分析手法の確立を目指し開発を進めてきました。昨年度に引き続き、実証試験としての受注工事の開閉装置の工場及び現地試験に適用し、パソコンへのデータ自動取り込みまで可能となりました。今後、他工事での適用を進め、データ取り込みと同時に成績書への自動入力まで行えるように改良を進めていきます。
③ ダム管理用制御処理設備試験装置
近年のダムゲートでは、運転指令や機側状態信号がネットワーク上で取り合いがなされていますが、その通信の手順は標準化が進められているものの、設置メーカにより相違があり、その解消には工場内で徹底した試験と検証が必要となっています。本研究では、現場において通信状況を細かくモニターし、軽微な調整で整合性が取れる装置を開発することで、確実且つ効率的な運用を目指しています。これまでに試験装置の機器構成検討やチェック項目の洗い出し、ソフトウエア作成仕様書を取り纏めソフトウエアの製作まで終え製作手配に入っていますが、コロナ禍の影響で必要な資機材が入手しづらい状況であり、使用の見直しなどを行い早期に実機適用ができるように検討を進めています。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01460] S100OJ4O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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