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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Y4L

有価証券報告書抜粋 日東工器株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における日本経済を概観すると、2015年3月末の株式市場が、日経平均株価は1年前と比べて29.5%、TOPIX(東証株価指数)では同28.3%のそれぞれ大幅上昇となったことが示すように、大手企業が牽引する形で、景気を押し上げて、経済の好循環を生み出しました。一方、中小企業・地方経済には経済効果が行き渡っていないとの見方も少なくありません。
海外に目を向けると、米国経済は底堅く推移し、欧州はギリシャ危機の問題を依然として内包しているものの、緩やかな回復基調にあります。中国は「新常態」への移行過程にあり、かつてのような2けた水準の経済成長は難しくなりましたが、7%台の成長を持続しています。アジアをはじめとする新興各国の経済は短期的な振幅はあっても、中長期的な拡大基調に変わりはないと思われます。
このような経営環境にあって、当社グループの製品需要は国内市場では堅調に推移しましたが、海外市場では地域と製品によってまだら模様の状況でした。
この結果、当連結会計年度における売上高は287億15百万円となり、前連結会計年度271億45百万円と比較すると5.8%の増収となりました。営業利益は49億2百万円となり、同41億47百万円と比較すると18.2%の増益、経常利益は50億91百万円となり、同42億26百万円と比較すると20.5%の増益、当期純利益は30億88百万円となり、同23億71百万円と比較すると30.2%の増益となりました。
事業のセグメント別の業績は、次のとおりです。
[迅速流体継手事業]
迅速流体継手事業は、国内およびアジア市場の需要が堅調だったことから、売上高は107億9百万円(前連結会計年度比8.2%の増収)となりました。利益面では、売り上げの増加と生産効率化の効果によって、セグメント利益は23億52百万円(同29.9%の増益)となりました。
[機械工具事業]
機械工具事業は、国内市場では各種エアツールと油圧機器の需要が堅調で、海外市場では米国の需要が堅調に推移し、売上高は108億29百万円(同2.6%の増収)となりました。利益面では、売り上げの増加と輸出の円安による為替効果もあって、セグメント利益は18億30百万円(同4.2%の増益)となりました。
[リニア駆動ポンプ事業]
リニア駆動ポンプ事業は、各種機器に組み込むコンプレッサや健康機器の販売が堅調に推移したことによって、売上高は49億37百万円(同8.7%の増収)となりました。利益面では売り上げの増加と償却費の減少によって、セグメント利益5億84百万円(同37.1%の増益)となりました。
[建築機器事業]
建築機器事業は、中心吊の需要が堅調で、売上高は22億38百万円(同4.4%の増収)となりました。利益面では製品構成の影響等によって、セグメント利益1億35百万円(同11.6%の減益)となりました。

海外売上高は、106億66百万円(同6.7%の増収)となり、海外売上高の連結売上高に占める割合は37.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、定期預金の預入による支出138億33百万円、法人税等の支払額16億円、配当金の支払額7億63百万円等による減少があったものの、定期預金の払戻による収入135億6百万円、税金等調整前当期純利益45億2百万円、減価償却費12億円等の増加があったため、前連結会計年度末より38億92百万円増加し、当連結会計年度末には170億69百万円となりました。

当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、48億81百万円(前連結会計年度比28.4%増)となりました。これは、主に法人税等の支払額16億円等による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益45億2百万円、減価償却費12億円等の資金の増加があったことによるものであります。

当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は、4億26百万円(前連結会計年度比63.9%減)となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入135億6百万円、有価証券の償還による収入5億円、連結の範囲の変更に伴う子会社株式の売却による収入2億77百万円等による資金の増加があったものの、定期預金の預入による支出138億33百万円、有価証券の取得による支出5億円、有形固定資産の取得による支出4億91百万円等による資金の減少があったことによるものであります。

当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は、9億9百万円(前連結会計年度比8.5%増)となりました。これは主に配当金の支払い7億63百万円、リース債務の返済による支出1億34百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01509] S1004Y4L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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