シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Y4L

有価証券報告書抜粋 日東工器株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1) 当社グループの現状認識について
内閣府の政府経済見通しによると、2015年度の国内総生産(GDP)の成長率は実質1.4%、名目2.7%と予想しています。政府の強い賃上げ要請や、人手不足を背景に、就業者の給与所得が増加し、それに伴い、GDPの6割を占める個人消費は実質で2%ほど伸びると予測。民間設備投資に関しては、輸出や生産の増加、企業収益の改善、政策効果などから持ち直し基調が持続して5.3%程度の伸びが見込まれるとしています。
世界経済に関しては、原油安や金融緩和を追い風にして底堅い回復が続くものと見られます。国際通貨基金(IMF)では、世界全体の2015年の成長見通しを、前年比0.1ポイント増の3.5%と予想。先進国の成長が加速する一方、新興国は減速すると指摘して「成長は緩やかで、まばらだ」と捉えています。ウクライナや中東における地政学的リスクや、米ドルの一段高が新興国に及ぼす影響などが懸念されるところです。
(2) 当面の対処すべき課題と対処方針
あらゆる業界において価格競争が厳しくなっている状況のなかで当社グループは、お客様に満足いただける「ホンモノ」のモノづくりの企業文化を継承し、技術力世界一、且つブランド力の向上、さらに企業価値の向上を目指す方針であります。
(3) 具体的な取組状況
複数あった日東工器のロゴマークを統一し、国内だけでなく海外市場も含めたブランド力の強化を図ります。
研究開発面では当社グループは、中・長期的な視点から必要な経営資源を投入し、付加価値の高い製品開発を進めていきます。国内では、環境や食品分野など新たな用途開発に取り組み、海外向けの製品開発を強化・拡充し、それぞれの地域に適合する製品開発に努めます。
生産面では、製造設備の自動化・無人化を進めコストダウンを進めていきます。また、株式を譲渡した日東工器-美進の生産品目は他の製造子会社に集約し、生産の効率化と新製品開発のスピードアップを図ります。赤字が続いていた、UNIVERSAL DRILLING & CUTTING EQUIPMENT LTD.の株式の譲渡によって、経営資源の効率化を図ります。
販売面では、各製品事業における得意とする製品群の販売に注力していきます。国内市場ではユーザーに根差した活動を加速させ、マーケティングを徹底することにより市場に合った製品の供給に全力を注ぎます。また、中・長期的な新市場の開拓にも注力し、新たな需要を掘り起こします。海外市場では、日本と海外が連携してグローバルな営業活動を展開し、既存販路の強化・拡大を進めるとともに、成長著しい新興国の販路開拓にも重点的に取り組んでいきます。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01509] S1004Y4L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。