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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100I3H1 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 津田駒工業株式会社 研究開発活動 (2019年11月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


研究開発については、世界市場での優位性を確保するため、引き続き多様性、高度化するマーケットニーズに応え戦略製品の開発に取り組んでいる。当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は1,814百万円である。
当連結会計年度における主な事業の研究開発活動は次のとおりである。

(1) 繊維機械事業

当社が中心となり、スペイン・バルセロナで開催された国際繊維機械展示会「ITMA 2019」において、「スマートエコロジー 環境と生産の調和」をテーマとして、エアジェットルーム「ZAX9200i MASTER」3台を出展し好評を得た。3台のエアジェットルーム出展機では細番手モノフィラメント資材織物、異種異番手のインテリアクロス、高級ジャカードバスタオルの製織を実演展示。ともに同織物では過去最高の回転数を達成し圧倒的な高速性能と高品位に注目を集めた。同時に新開発のサブノズル、リード、新型補助メインノズルを搭載し、省エネに対する津田駒の弛まない取り組みをアピールした。また、インターネットサポートシステムTISSを出展、お客様の織機をインターネット経由で当社と結び、稼働改善、生産性向上、予防保全等IoTテクノロジーをアピールした。
経糸準備機械では、新型スパンサイザーの開発に注力した。新しい糊付け方式や高効率乾燥装置で省資源、省エネルギーをアピールしていく。IoTの分野ではリモートメンテナンスを実現する「T-NSS」の製品化を行った。
繊維機械全般の研究テーマとしては、従来の「省エネルギー、省人化、省資源」をメインテーマとして継続すると共に、特徴のある製品をサブテーマとして顧客利益に繋げる活動を進めている。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は1,394百万円である。

(2) 工作機械関連事業

当社が中心となり、当事業の主幹製品であるNCロータリテーブルのラインナップ拡充、新製品の研究・開発に注力した。新製品としては、高効率で生産性の高い機種の需要に応えマルチスピンドルタイプのTWM-250-2(2連傾斜円テーブル)とRWM-250,320(多連円テーブル)の開発を進めた。製品開発においては従来品からのスペックアップと標準設計(標準ユニット、標準モジュール)の採用による設計・製造ステージでの生産効率アップ、リードタイム短縮、余剰在庫の削減などの可能化を主眼として、当事業と顧客の双方にとって大きなメリットが見込める機種を目指している。 また、IoT・AI関連や高速DD(ダイレクトドライブ)テーブルの技術向上などの研究・開発も進めている。
2019年9月にドイツで開催された欧州国際工作機械展「EMO 2019」においては、上述の新型機TWM-160-2(2連傾斜円テーブル)を初出展し、高生産性指向の強い欧米で好評を得た。また、既存機種であるRBS-250(BallDrive円テーブル)のIoT対応モデルも参考出展し、当事業におけるIoTへの取組み姿勢のアピールに繋がった。
好評を博している高速・高精度のハイエンドモデルであるBallDriveシリーズの大径レンジRBB-320,400は評価を終え、2020年度の市場投入を目標に鋭意開発中である。また、マルチスピンドルタイプのTWA-100-2(2連傾斜円テーブル)を2020年度に発売予定している。
高速・高機能化や予知保全などスマートファクトリー化を睨んだ需要のさらなる高まりに備え、上述のIoT・AI関連技術や高速DD(ダイレクトドライブ)技術開発の成果をNCロータリテーブルの新規開発のみならず、新しい市場や、新たな顧客の開拓に向けた新製品開発においても有効活用してゆく。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は420百万円である。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01524] S100I3H1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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