シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BFAV

有価証券報告書抜粋 株式会社やまみ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年6月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。詳細については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項」に記載しております。この財務諸表の作成にあたっては、損益又は資産・負債の状況に影響を与える見積り、判断を必要としております。過去の実績やその時点で入手可能な情報を基に、合理的と考えられるさまざまな要因を考慮した上で、継続的に見積り、判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2) 財政状態の分析

① 資産の部
当事業年度末における総資産は、前事業年度末と比較して110百万円減少し、8,716百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末と比較して337百万円減少し、2,199百万円となりました。これは主に株式公開時に調達した資金を設備投資に使用したことにより現金及び預金が318百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は、前事業年度末と比較して227百万円増加し、6,517百万円となりました。これは主に減価償却費の計上により有形固定資産が減少した一方で、絹豆腐専用ラインの新設および厚揚げラインを増設したこと等により増加したことによるものです。

② 負債の部
当事業年度末における総負債は、前事業年度末と比較して587百万円減少し、4,613百万円となりました。
流動負債は、前事業年度と比較して237百万円減少し、2,096百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が111百万円増加した一方で、前事業年度末に計上した未払法人税等を納付したこと等により222百万円減少したこと、設備投資分の支払等により未払金が74百万円減少したこと等によるものです。
固定負債は、前事業年度末と比較して349百万円減少し、2,516百万円となりました。これは主に長期借入金が333百万円減少したこと等によるものです。

③ 純資産の部
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比較して476百万円増加し、4,102百万円となりました。これは主に当期純利益630百万円により利益剰余金が増加したこと等によるものです。


(3) 経営成績の分析

① 売上高
当事業年度における売上高は9,793百万円となり、前事業年度と比較して312百万円の増加となりました。これは主に、一般所費者向け商品であります「もっちりやわらか絹厚揚げ」、「もめんとうふ」、「きぬとうふ」等が好調に推移したほか、外食企業、コンビニエンスストア向けの業務用商品が好調に推移したことによるものです。

② 売上原価、売上総利益
当事業年度における売上原価は、7,022百万円となり、前事業年度と比較して296百万円の増加となりました。これは主に、増収による材料費の増加、減価償却費の増加、人件費の増加等によるものであります。
以上の結果、売上総利益は前事業年度と比較して16百万円増加し、2,771百万円となりました。

③ 販売費及び一般管理費、営業利益
当事業年度における販売費及び一般管理費は、1,828百万円となり、前事業年度と比較して109百万円の増加となりました。これは主に、販売手数料、支払リベート、荷造運賃等の増加によるものであります。
以上の結果、営業利益は前事業年度と比較して93百万円減少し、942百万円となりました。

④ 営業外収益、営業外費用、経常利益
当事業年度における営業外収益は25百万円となり、前事業年度と比較して11百万円の減少となりました。これは主に、前事業年度において計上された受取補償金が無くなったことによるものであります。
当事業年度における営業外費用は、28百万円となり、前事業年度と比較して8百万円の減少となりました。これは主に、前事業年度において計上された株式交付費が無くなったことによるものです。
以上の結果、経常利益は前事業年度と比較して96百万円減少し、940百万円となりました。

⑤ 特別利益、特別損失、当期純利益
当事業年度における特別利益は40千円となりました。前事業年度と比較して35百万円減少いたしましたが、これは主に、前事業年度においては計上された補助金収入が無くなったことによるものです。
当事業年度における特別損失は4百万円となりました。これは固定資産除却損によるものであります。
以上の結果、当期純利益は、前事業年度と比較して73百万円減少し630百万円となりました。


(4) キャッシュ・フローの分析

当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末と比較して324百万円減少し、818百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、1,292百万円(前事業年度は1,672百万円の収入)となりました。
これは、支出要因として法人税等の支払533百万円等があった一方で、収入要因として税引前当期純利益936百 万円、減価償却費890百万円等があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、1,225百万円(前事業年度は1,589百万円の支出)となりました。
これは、関西工場にて絹豆腐専用ラインの新設及び厚揚げラインの増設等により有形固定資産の取得による支出1,210百万円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、391百万円(前事業年度は920百万円の収入)となりました。
これは、長期借入れによる収入300百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出521百万円、配当金の支払額158百万円等があったことによるものです。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社は、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境の変化、事業リスク、業績の変動要因、法的規制、許認可、人材の確保・育成、自然災害、情報システムリスク、訴訟に係るリスク等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は、外部環境の変化に留意しつつ、人材の確保・教育、リスク分散、社内の統制を維持・向上させること等により経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクを分散、回避し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。

(6) 経営戦略の現状と見通し

当社は、他社に先駆けて製造工程の機械化等の設備投資を実施し、大量かつ安価な製品を提供することで成長を続け、地盤の中四国地方ではシェアを獲得してまいりました。今後も、積極的に設備投資を行い、生産能力及び生産効率の向上に努め、中四国地方でのシェア維持、並びに関西地方以東でのシェア拡大を図ってまいります。
また、新規事業として取り組んでいる業務用豆腐は、同業他社が本格的に手掛けていない分野であり、今後、販売の拡大を図ってまいります。
具体的には、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に掲げた施策を推進してまいります。

(7) 経営者の問題認識と今後の方針について

当社は、積極的に設備投資を行い、生産能力及び生産効率の向上を図るとともに、業務用豆腐の販売の拡大を図っていく方針ですが、その前提として、引き続き食品安全衛生に取り組む必要があると考えております。また、業容拡大に合わせて人材を確保し、育成していくことが重要であると認識しております。
具体的には、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通りであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32364] S100BFAV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。