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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008QWH

有価証券報告書抜粋 株式会社やまみ 業績等の概要 (2016年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢の良好な状態が継続され、賃金が持ち直していること、エネルギー価格の下落により企業、家計のコスト負担が減少していること等の好材料があったものの、足元で企業業績の改善も一服し、消費者マインドの改善の遅れや、根強い節約志向を背景に、個人消費は横ばい圏で推移しています。加えて新興国の景気が不安定であることから先行き不透明な推移となりました。
当社の属する食品製造業においても、原油安を背景としたエネルギー価格の低下が、製造原価の低減に寄与しているものの、個人消費の伸び悩みにより販売面では依然厳しい経営環境が続いています。
このような経営環境のもと、当社は販売面において、従来からの収益の柱である豆腐、厚揚げ、油揚げ等を小売業、卸売業者向けに販売の拡大を図るとともに食品加工業者、外食業者向けに業務用豆腐を販売することを新たな取組みとして開始し、前事業年度に発売開始した「切れてる豆腐」を業務用に転用し販売すること、市販製品よりも大きな業務用豆腐を営業により売り込みを行うこと等に注力いたしました。
設備投資面では、製造インフラとして前事業年度に着工した関西工場の増築が2015年10月に完成し、新ライン導入のスペースが確保されました。また、本社工場の排水処理設備を拡張し、製造量拡大に向けての整備を行いました。また、新ラインとしては、本社工場の木綿ラインのスクラップ&ビルドを行い、時間当たり製造量の大幅な増加を実施し、足元では関西工場での絹豆腐専用ラインの導入に着手いたしました。
衛生面では、前事業年度に本社工場において取得した食品製造に関する国際規格であるFSSC22000を関西工場においても取得し、製品の製造過程におけるルールを厳密化し品質向上に努める体制を整備いたしました。

これらの結果として、当事業年度における売上高は9,480百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は1,036百万円(前年同期比140.6%増)、経常利益は1,037百万円(前年同期比147.4%増)、当期純利益は703百万円(前年同期比101.5%増)となりました。
なお、当社は単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末と比較して1,003百万円増加し、1,143百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額158百万円、売上債権の増加額59百万円等の支出要素があったものの、税引前当期純利益1,064百万円、減価償却費769百万円等の影響により1,672百万円の収入となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、補助金の受取額34百万円等があった一方で、本社工場にて木綿ラインの更新、排水処理設備の増強、関西工場にて建屋増築工事等による有形固定資産等の増加により1,589百万円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少650百万円、長期借入金の返済による支出574百万円等があった一方で、株式の発行による収入1,268百万円、長期借入れによる収入950百万円等があったことにより920百万円の収入となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32364] S1008QWH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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