有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YDS7 (EDINETへの外部リンク)
トーヨーカネツ株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループの研究開発活動は、物流ソリューション事業及び次世代エネルギー開発センターを中心に行われております。これらの事業では、新製品・サービスの開発、技術力向上及び既存事業の強みを生かした新事業の立ち上げのため、以下のような研究開発活動を重点的に行ってまいりました。
なお、当連結会計年度において、研究開発関連の人件費159百万円を含む664百万円を投入しました。
(1)物流ソリューション事業
① 開発方針
現在と未来の物流を取り巻く環境では、物流サービスの向上や高齢化社会の進展によって、取扱い物量の増加が継続すると考えられます。一方で、庫内作業員の人手不足と人件費の高騰が進んでおり、自動化によるコスト削減への期待は更に増大しております。
この社会情勢や顧客ニーズに沿いながら、従来からの3大受注領域であるEC、生協および空港BHSの受注維持と拡大のため、省人化・省力化ニーズに対し、前中計でも開発を進めていた、AI技術とモバイルロボット技術が実用的に適用可能な状態にする事が方針となります。
一方で、既存顧客の設備延命、リニューアルのための開発も必要であり、単なる生産中止品のリプレースだけでなく、当社しか出来ない解決方法の提供に力を入れてまいります。
② 研究開発状況
1.省人・自動化に向けた無人搬送・保管台車モバイルロボットの一般流通向けの開発
物流センターフルロボット化の方策としてAGV及びAMRを開発中です。既に一般流通向けに、中国リビアオ社のT-Sortを組込んだシステムを実用化して納入しております。
また、スタッカークレーンを用いない3Dパレットシャトルによる立体パレットハンドリングシステムを開発中であり、今年度中にデモシステムを千葉事業所に設置いたします。
2.利用客の増加が著しい空港向け、高機能、省力化に向けた空港向けソリューション開発
空港向けに省人化と省スペースを同時に実現するラック型EBSの専用AMRを開発中です。DCTとの同時使用によって正確かつ高能力での格納と出庫を実現するシステムを構築いたします。今年度中にAMRの基礎実験を完了し、来期中にすでに千葉事業所に設置済みのDCTデモシステムにラック型EBSを増設いたします。
また、従来のベルト走行距離データを用いたトラッキング制御方式から、AIを活用した手荷物画像認識により直接手荷物情報を得てコントロールする制御方式を開発すると同時に、最も人手のかかっている手荷物の積み込み積み下ろしソリューションを実現させる基礎技術として、手荷物ハンドルをカメラで特定する技術開発にも着手し基礎技術を完成させました。今後は、専用のロボットを追加開発し実用化いたします。
3.物流センターの運用改善(WMS周辺システム)
昨年度までに自社製WMSの開発を完了させ、今年度はAIを活用したソリューション(STEP3)を開発中です。KPIデータのAI自動グラフ生成機能の開発、AIによるマスターレスOCRの開発を完了予定です。引き続き、AIによるマスターレスOCRの製品版開発を実施予定です。
4.新型エコロベヤ開発
搬送用コンベヤとして20年以上にわたって採用してきたエコロベヤの後継機種として「新型エコロベヤ」を開発いたします。未来の物流システムを想定した製品として、機能、施工性、メンテナンス性、省エネ性を向上させた標準化率の高い製品かつSDGsに則した製品であることをコンセプトとしております。
なお、当事業に係る研究開発費は446百万円であります。
(2)次世代エネルギー開発センター
① 世界最大の液化水素タンク建設を目指した研究開発
経済産業省策定の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」に示される、2030年頃の水素発電の商用化に向けた、安定的かつ大量な水素供給体制の構築に資する、大型液化水素タンクの研究開発を継続的に実施しております。
2023年7月には、「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/大規模水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」「液化水素貯槽の大型化に関する研究開発」のテーマで国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発事業に採択されました。
液化水素は、LNGと比較すると液化温度が低く蒸発しやすいため、従来のLNGタンクとは異なる断熱タンクが必要です。当社は、液化水素の特性に対応するため、真空断熱方式による高断熱・高強度の保冷構造を研究しています。当該NEDO事業では、これまでに実施してきた要素技術の性能確認を行うため、実機の約10分の1のベンチスケールの試験タンクを建設し、将来の5万㎥級の実用機に向けた施工や検査方法等の検証と技術課題の抽出を行います。また、マイナス253℃の液化水素の実液を用いてタンクの冷却方法や断熱性能の検証も行い、2027年度の実証試験完了を目指しています。
② 次世代エネルギー向け貯蔵の研究開発
カーボンニュートラル実現に向けて新たな貯蔵需要の増加が見込まれる燃料アンモニア・液化炭酸ガス・MCH等のタンクに関する研究開発、技術検証の取り組みを進めています。
国内/海外、新設/改造のいずれにも対応できる専業メーカーの強みを活かして、顧客ニーズに応えるタンク製品及び技術サービスの拡充を図ってまいります。
③ 溶接施工の脱技能化・省人化に関する研究開発
タンク建設現場における熟練溶接士の減少に伴い、溶接施工の自動化に向けた取り組みに力を入れ、脱技能化・省人化を目指して参ります。
具体的には、溶接継手品質の均一化、施工の高能率化を加速するために、AI技術を取り入れた自動溶接システムの構築や溶接作業負荷軽減のための新装置導入を行い、タンク建設現場での適用を想定した様々な施工条件下での検証試験を実施して、実施工での適用実現を目指します。
なお、当事業に係る研究開発費は130百万円であります。
なお、当連結会計年度において、研究開発関連の人件費159百万円を含む664百万円を投入しました。
(1)物流ソリューション事業
① 開発方針
現在と未来の物流を取り巻く環境では、物流サービスの向上や高齢化社会の進展によって、取扱い物量の増加が継続すると考えられます。一方で、庫内作業員の人手不足と人件費の高騰が進んでおり、自動化によるコスト削減への期待は更に増大しております。
この社会情勢や顧客ニーズに沿いながら、従来からの3大受注領域であるEC、生協および空港BHSの受注維持と拡大のため、省人化・省力化ニーズに対し、前中計でも開発を進めていた、AI技術とモバイルロボット技術が実用的に適用可能な状態にする事が方針となります。
一方で、既存顧客の設備延命、リニューアルのための開発も必要であり、単なる生産中止品のリプレースだけでなく、当社しか出来ない解決方法の提供に力を入れてまいります。
② 研究開発状況
1.省人・自動化に向けた無人搬送・保管台車モバイルロボットの一般流通向けの開発
物流センターフルロボット化の方策としてAGV及びAMRを開発中です。既に一般流通向けに、中国リビアオ社のT-Sortを組込んだシステムを実用化して納入しております。
また、スタッカークレーンを用いない3Dパレットシャトルによる立体パレットハンドリングシステムを開発中であり、今年度中にデモシステムを千葉事業所に設置いたします。
2.利用客の増加が著しい空港向け、高機能、省力化に向けた空港向けソリューション開発
空港向けに省人化と省スペースを同時に実現するラック型EBSの専用AMRを開発中です。DCTとの同時使用によって正確かつ高能力での格納と出庫を実現するシステムを構築いたします。今年度中にAMRの基礎実験を完了し、来期中にすでに千葉事業所に設置済みのDCTデモシステムにラック型EBSを増設いたします。
また、従来のベルト走行距離データを用いたトラッキング制御方式から、AIを活用した手荷物画像認識により直接手荷物情報を得てコントロールする制御方式を開発すると同時に、最も人手のかかっている手荷物の積み込み積み下ろしソリューションを実現させる基礎技術として、手荷物ハンドルをカメラで特定する技術開発にも着手し基礎技術を完成させました。今後は、専用のロボットを追加開発し実用化いたします。
3.物流センターの運用改善(WMS周辺システム)
昨年度までに自社製WMSの開発を完了させ、今年度はAIを活用したソリューション(STEP3)を開発中です。KPIデータのAI自動グラフ生成機能の開発、AIによるマスターレスOCRの開発を完了予定です。引き続き、AIによるマスターレスOCRの製品版開発を実施予定です。
4.新型エコロベヤ開発
搬送用コンベヤとして20年以上にわたって採用してきたエコロベヤの後継機種として「新型エコロベヤ」を開発いたします。未来の物流システムを想定した製品として、機能、施工性、メンテナンス性、省エネ性を向上させた標準化率の高い製品かつSDGsに則した製品であることをコンセプトとしております。
なお、当事業に係る研究開発費は446百万円であります。
(2)次世代エネルギー開発センター
① 世界最大の液化水素タンク建設を目指した研究開発
経済産業省策定の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」に示される、2030年頃の水素発電の商用化に向けた、安定的かつ大量な水素供給体制の構築に資する、大型液化水素タンクの研究開発を継続的に実施しております。
2023年7月には、「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/大規模水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」「液化水素貯槽の大型化に関する研究開発」のテーマで国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発事業に採択されました。
液化水素は、LNGと比較すると液化温度が低く蒸発しやすいため、従来のLNGタンクとは異なる断熱タンクが必要です。当社は、液化水素の特性に対応するため、真空断熱方式による高断熱・高強度の保冷構造を研究しています。当該NEDO事業では、これまでに実施してきた要素技術の性能確認を行うため、実機の約10分の1のベンチスケールの試験タンクを建設し、将来の5万㎥級の実用機に向けた施工や検査方法等の検証と技術課題の抽出を行います。また、マイナス253℃の液化水素の実液を用いてタンクの冷却方法や断熱性能の検証も行い、2027年度の実証試験完了を目指しています。
② 次世代エネルギー向け貯蔵の研究開発
カーボンニュートラル実現に向けて新たな貯蔵需要の増加が見込まれる燃料アンモニア・液化炭酸ガス・MCH等のタンクに関する研究開発、技術検証の取り組みを進めています。
国内/海外、新設/改造のいずれにも対応できる専業メーカーの強みを活かして、顧客ニーズに応えるタンク製品及び技術サービスの拡充を図ってまいります。
③ 溶接施工の脱技能化・省人化に関する研究開発
タンク建設現場における熟練溶接士の減少に伴い、溶接施工の自動化に向けた取り組みに力を入れ、脱技能化・省人化を目指して参ります。
具体的には、溶接継手品質の均一化、施工の高能率化を加速するために、AI技術を取り入れた自動溶接システムの構築や溶接作業負荷軽減のための新装置導入を行い、タンク建設現場での適用を想定した様々な施工条件下での検証試験を実施して、実施工での適用実現を目指します。
なお、当事業に係る研究開発費は130百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01572] S100YDS7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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