有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W7VL (EDINETへの外部リンク)
アマノ株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループにおける研究開発活動は、時間情報システム機器と環境関連システム機器に分け関係会社間で行っております。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの製品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が製品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は3,049百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。
① 時間情報システム事業
時間情報システムについて、中大規模市場向けの就業ソフトウェア「TimePro-VG」において、スマートデバイス版のSAML認証シングルサインオン機能を追加した『TimePro-VG Ver2.6.80』を2025年3月に市場投入いたしました。SaaS型就業管理サービス「VG Cloud」では、セキュリティを強化したグローバルIP制御機能を2024年4月に追加し、2024年9月には、お客様の運用負担を軽減するため、ファイルの自動連携機能を追加しました。中小規模市場向け人事労務管理パッケージ「TimePro-NX」では、お客様からのご要望が多い月間勤務スケジュール機能と工数管理機能のWebアドオンを追加した『TimePro-NX Ver1.2.9.0』を2024年4月に市場投入いたしました。「e-AMANO 人事届出クラウドサービス」では、定額減税、労働保険年度更新、社会保険様式変更、育児休業給付金支給申請、年末調整など、多くの法改正に伴う対応にも適時対応しております。引き続き人事情報管理を基本とした就業・給与・入室の総合提案による更なる販売拡大を進めてまいります。パーキングシステムについては、2024年4月に駐輪場係員向け機能を拡張した「定期券WEB申込みサービス」を市場投入いたしました。2024年9月には、車番チケットレスシステムの製品ラインナップとして、低価格で提供可能な「キャッシュレス専用精算機(GT-4200)」を投入いたしました。2024年12月には、工場や物流施設におけるセキュリティゲート向けに、車両のナンバープレート認識を活用した「ナンバープレート認識入退管理システム」を、2025年2月には、コインパーキング市場におけるシェア拡大を目的として、「カメラ式フラップレスシステム」を新たに展開するとともに、AIによる画像認識エンジンに対応した車番マッチングシステムを市場投入しております。駐車場データセンターでは、大型商業施設や大手デベロッパー向けに機能拡張した「アプリ連携サービス」を市場投入するなど、ラインナップの強化を図りました。有料道路市場においては、ネットワーク型ETC決済システムに対応するクレジットカード会社との提携を拡大し、2025年1月より三浦縦貫道路、2025年3月より逗葉新道にて、ETCGOサービスの本格運用が開始されております。引き続き、市場のニーズや制度変化に柔軟に対応し、競争力のある製品開発を継続することで、さらなる成長を目指して参ります。
当事業に係る研究開発費は2,580百万円であります。
② 環境関連システム事業
環境システムについて、2024年10月に浮遊するオイルミストを捕集する「AC-900」を市場投入いたしました。従来のミストコレクターでは捕集が難しかった浮遊ミストの空気清浄を実現し、工場内の作業環境の改善及び製品や設備の故障リスクを軽減することが可能となりました。今後も新たな空気清浄事業の拡大やスマートファクトリーへの対応などサステナブルな社会の実現へ貢献してまいります。クリーンシステムについては、2024年7月にリチウムイオンバッテリーを搭載した小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を市場投入いたしました。充電時間が鉛バッテリー仕様の10時間から4時間に短縮され、1日の清掃可能時間の延長から生産性が大幅に向上しております。2024年11月にはスーパーマーケット向けに特化した低価格の「HAPiiBOT-SE」を市場投入いたしました。クラウドサービスとしては「AMANO Robot Cloud」を活用し、ロボットの稼働状況の監視や清掃ルートの変更や現場管理者の工数を大幅に削減する機能を追加しました。今後もAI機能やクラウドソリューションの拡充を進め、安心かつ快適な社会の実現に貢献してまいります。
当事業に係る研究開発費は469百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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