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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R8JA (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アマノ株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループにおける研究開発活動は、時間情報システム機器と環境関連システム機器に分け関係会社間で行っております。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの製品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が製品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は2,370百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。

① 時間情報システム事業

時間情報システムについては、中小規模市場向け人事労務管理パッケージ「TimePro-NX」において、総合通信クラウドモード、新端末SX-200に対応した『TimePro-NX Ver1.2.1.0』を2022年8月に、中大規模市場向けの就業ソフトウェア「TimePro-VG」において、医療介護市場向けとして様式9、常勤換算計算の作成補助機能、簡易入室機能、ICカード固有番号保守機能を拡充した『TimePro-VG Ver2.6』を2023年1月に市場投入いたしました。社会保険手続き電子申請の義務化に対応した「e-AMANO 人事届出クラウドサービス」では、Web給与明細や源泉徴収票などのメール配信機能の追加、住宅借入金特別控除のレイアウト変更、配偶者控除、特別控除の自動判定処理などお客様から頂いた声を製品に取り込んでおります。引き続き人事情報管理を基本とした就業・給与・入室の総合提案による更なる販売拡大を図ると共に、e-Gov電子申請のAPI更改に対応した機能強化を進めてまいります。
情報ターミナルでは、アマノ時間情報ターミナルのスタンダードモデル「SX-100/SX-170」の後継モデルとして、「小型でシンプル」に加え使い易さや機能向上を図り、競争力を高めた「SX-200」を2023年1月に市場投入いたしました。
パーキングシステムについては、2022年4月に、駐車場データセンター(ParkingWeb)の商業施設向け監視モニタサービス(駐車場管制や駐車場機器情報のモニタリングサービス)を市場投入いたしました。無人駐車場でもデジタル障害者手帳(スマートフォンのQRコードのスキャン)による減免(障害者割引)手続きが行える駐車場システムを2022年7月に市場投入いたしました。車番チケットレスシステムにおいては、長期利用者の多いホテルや空港施設などの附帯駐車場に対し、出口ゲートと出口精算機の設置を可能にした新システムを2022年10月に、入口ゲートと発券機に対応したシステムを2023年2月に市場投入いたしました。駐車場精算機の機能拡張では、マルチ決済端末(VP6000)を活用したQRコード決済を全てのシリーズで対応可能としております。
当事業に係る研究開発費は2,081百万円であります。

② 環境関連システム事業

環境システムについて、金属切削工程で発生する水溶性ミストを捕集するフィルターレスミストコレクター「MRシリーズ」を2022年10月に市場投入いたしました。本機は旧MJシリーズに対し、捕集性能ロングライフ化、省エネ効果、メンテナンス性を高めたグローバル仕様のミストコレクターです。セルフドレン式(陽圧排油)とインバーター運転機能搭載により捕集ディスクの目詰まりを改善し性能持続期間を大幅に向上させています。また、ファンや捕集ディスクの配置を変更することでメンテ性を飛躍的に向上させました。PMモーターとインバーターをそれぞれ新規設計することでCO2の削減と諸外国の高効率規制への対応やCE標準対応というグローバル仕様を実現しました。今後も地球環境負荷低減が求められる中、フィルターレスで廃棄物ゼロ、更に省エネという特徴を有するフィルターレス集塵方式の技術開発を進めてまいります。
クリーンシステムについては、スーパーマーケットに代表される小中規模施設をメインターゲットとした小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」をPreferred Robotics社と共同で開発し2022年10月にリリースいたしました。従来の自律走行技術に画像AI技術を追加し複雑で狭いエリアの清掃が可能になりました。AI技術搭載により人と物を識別し対象物に合わせた行動をとることができます。お客様の利便性向上の観点では、従来のティーチング方式に加えマッピング方式も搭載し清掃経路生成作業を簡略化することが可能になりました。作業エリア外周を囲むように走行するだけで内側エリアを塗りつぶす様に清掃経路を自動生成する新機能を搭載しています。併せて、市場で稼働する清掃ロボットを一括管理するIoTクラウド管理アプリケーションを同時リリースしたことで、遠隔によるルート作成や操作などの新たなサービスを提供しています。今後もアマノサポートセンターにてお客様のロボット運用での困りごとをきめ細かく対応してまいります。
当事業に係る研究開発費は289百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01590] S100R8JA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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