シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J28I (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 川重冷熱工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当事業年度は、幅広い市場ニーズにお応えできるよう、新製品の開発や、次期モデルの開発に向けた要素研究に取り組みました。また、川崎重工グループの一員として、将来の水素エネルギーの普及を見据え、水素利用技術の開発・製品化に取り組んでおります。
引き続き当社は、脱炭素化や更なる省エネルギー化の実現に向けた研究開発に取り組み、社会課題の解決に貢献してまいります。
当事業年度におけるセグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。

(空調事業)
次期モデルの開発では、主力機種である「エフィシオ」シリーズの後継機種の開発に向け、既設機の更新需要に適合した製品のコンパクト化や、更なる性能向上を目標に熱交換技術の開発等の要素研究を進めております。
また、遠隔監視システムでは、従来システムからの機能拡張と高付加価値化を実現した次世代遠隔監視システム「テレメンテV3」を開発し2020年1月より運用開始致しました。「テレメンテV3」は「エフィシオ」をはじめとした空調機器だけでなく、貫流ボイラ「イフリート」「ウィルヒート」にも標準装備しており、IoTを活用した故障発生の未然防止、運転データ分析による省エネ提案等により、お客様に更に安心して当社製品をご使用いただけることを目指しております。引き続き、収集したビッグデータの活用方法の深化に取り組んでまいります。

(ボイラ事業)
貫流ボイラでは、「ウィルヒート」シリーズに、ボイラ効率が業界最高となる99%を実現した新機種を追加し販売開始しました。ボイラ技士免許を必要としない小型貫流ボイラで、業界最高効率、運転時蒸気圧力の安定維持、業界最高レベルの高乾き度の蒸気といった高い省エネ性能と機能性を特徴としています。
コージェネ用排熱ボイラでは、川崎重工業株式会社製ガスタービン・ガスエンジン向けに、設計の最適化・低コスト化に取り組んでおります。
水素利用技術の開発においては、川崎重工業株式会社と共同開発したドライ式低NOx水素燃焼バーナを搭載した水素専焼貫流ボイラの商品化に取り組んでおり、2020年度の販売開始に向けた準備を進めております。また、水素利用技術の空調機器への展開にも取り組んでおります。

なお、当事業年度におけるセグメント別の研究開発費は次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)
空調事業154,075
ボイラ事業121,006
合計275,081

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01681] S100J28I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。