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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054FS

有価証券報告書抜粋 TOWA株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費増税にともなう駆け込み需要の反動減や長引く消費マインドの弱さにより一時マイナス成長となる等、先行き不透明感があったものの、政府の各種経済政策による雇用情勢の改善や日銀の追加金融緩和により円安メリットを享受できる企業を中心に好業績の発表が続く等、緩やかな景気回復基調となりました。
半導体業界におきましては、世界最大のスマートフォン市場となった中国において通信規格の高速データ化が進み、同市場における携帯端末向けの半導体需要が増加したほか、新型モデルのスマートフォンの堅調な販売により、半導体メーカーやOSAT各社の設備投資は順調に推移いたしました。半導体の需要につきましては、引き続きスマートフォン向けが好調に推移したことに加え、様々な機器をネットワークに接続し情報を収集する技術が広がっており、これにともない膨大な情報を処理するためのデータセンター向けサーバー用の需要が拡大しております。また、自動車の衝突事故の未然防止や安全運転を補助するためのシステムの開発が進められる等、車載関連の半導体についても、ますます需要の拡大が期待されております。
このような状況のもと当社グループでは、台湾・中国地域のOSAT各社の積極的な設備投資を受注につなげ、期初計画を上回る受注高及び売上高を確保することができました。当社の独自技術を用いた樹脂流動が生じないコンプレッション方式によるモールディング装置は、従来方式では対応できない大型の基板や微細化・高密度化する半導体パッケージの増加により受注を伸ばすことができました。当社製品の市場優位性は確実に浸透しており、高付加価値製品であるコンプレッション方式の装置売上比率が上昇した結果、収益面でも期初計画を上回る成果を残すことができました。また、欧米拠点に設置したラボを活用し、開発段階から評価や試作を通じてファブレス企業等にアプローチすることにより、OSAT各社からの装置受注につながる等、強い紐帯関係を築くことに成功しております。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は212億4百万円(前連結会計年度比40億38百万円、23.5%増)、営業利益16億71百万円(前連結会計年度比12億13百万円増、3.7倍)、経常利益23億16百万円(前連結会計年度比16億49百万円増、3.5倍)、当期純利益20億95百万円(前連結会計年度比15億27百万円増、3.7倍)となりました。
なお、セグメントごとの業績は次のとおりであります。
[半導体製造装置事業]
半導体製造装置事業における業績は、売上高199億94百万円(前連結会計年度比42億53百万円、27.0%増)、営業利益15億57百万円(前連結会計年度比13億28百万円増、6.8倍)となりました。
[ファインプラスチック成形品事業]
ファインプラスチック成形品事業における業績は、売上高12億10百万円(前連結会計年度比2億14百万円、15.1%減)、営業利益1億13百万円(前連結会計年度比1億14百万円、50.2%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、固定資産の購入及び借入金等の返済による資金の使用があったものの、営業活動による資金の獲得が26億12百万円あったこと等により、当連結会計年度末には、前連結会計年度末に比べ83百万円増加し、56億17百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、26億12百万円(前期は9億35百万円の獲得)となりました。これは売上債権の増加による資金の減少が8億71百万円(前期は23億65百万円の減少)あったものの、税金等調整前当期純利益を22億68百万円(前期は6億62百万円)、減価償却費を12億9百万円(前期は13億14百万円)計上したこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は、14億52百万円(前期は15億53百万円の使用)となりました。これは主に、機械装置やソフトウェア等の購入により、有形及び無形固定資産の取得による支出が14億14百万円(前期は15億92百万円の支出)あったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は、11億73百万円(前期は8億19百万円の獲得)となりました。これは長期借入れによる収入が13億65百万円(前期は18億50百万円の収入)となったものの、短期借入金の純減額が7億79百万円(前期は5億10百万円の純増)、長期借入金の返済による支出が14億4百万円(前期は11億89百万円の支出)となったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01708] S10054FS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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