有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W3W9 (EDINETへの外部リンク)
名工建設株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)
高度かつ多様化する社会ニーズに対応し、生産性の向上及び環境保全を図るため、土木・建築・軌道の分野で施工技術の改良、新しい技術の開発に取り組んでおります。なお、当連結会計年度における研究開発費は、16百万円であります。主な研究開発への取り組みは以下の通りであります。
(建設事業)
これまで、「超長距離圧送ネオグラウト工法」や「SMIC(スミック)工法」などの技術を独自に開発して実用化しております。また軌道保守作業に使用する多目的トロ用車用に取り付ける「両側レール積卸機」や「まくらぎ積卸装置」、新幹線のバラスト(砕石)運搬用の「マルチアングルダンプBOX」を開発し現場に導入しております。このような技術に続く、生産性向上や受注拡大に寄与する当社独自技術の開発とともに、現場の声に応える技術を生み出すべく、ニーズを捉え、効果を見据えながら、研究開発に取り組んでおります。
①草刈り時の飛び石養生シートやつる草用足場等の開発
現場での草刈り作業の際の飛び石対策として、折り畳み式で線路防護柵(線防柵)に取付(移動)が容易でフェンス拡幅部や線防柵がない箇所も覆える飛び石養生シートの開発に取り組んでいます。また、線防柵付近での施工性や安全性を向上させるために、線防柵に近接して設置し各のり面勾配に対応できる軽量のつる草用足場(立ち馬)や、線防柵の乗り越え及び設置が容易にできる梯子の開発に取り組んでいます。
②制振(震)装置の開発
鉄骨造建築物に適用することで、主架構のサイズダウンによる鉄骨躯体量の削減と制振効果による大地震時の安全性向上を実現出来る安価な制振(震)装置の開発として、クランク形の鋼製履歴ダンパーを考案し、予備実験を実施しました。第85期(2025年度)に本実験を実施して性能を確認し、その後に成果を設計マニュアルにまとめて技術を完成させる予定です。
③新幹線軌陸BH横滑り防止装置の開発
新幹線の保線作業において、レール載線状態で軌陸バックホウ(BH)の作業を行うとBHのレール走行用鉄輪がレールから浮いた状態となり、その際に横滑りが発生すると脱輪しますが、それを防止する装置を開発しました。BHの前後に補助の鉄輪を有する装置を取り付けて、BH本体が浮き上がって本体の鉄輪がレールから外れても補助装置の鉄輪が外れないような仕組みとしました。現場での試行を行って性能を確認し、現場へ導入しました。
④軌陸BH深さアラーム装置の開発
軌陸バックホウ(BH)による掘削作業時に、設定した深さよりも掘りすぎないように掘削深さを管理することができるアラーム装置を開発しました。バケットの最下点の位置(深さ)を検知してアラームを鳴動させるシステムを構築し、容易に掘削深さをコントロールできるようになりました。現場での試行を行って性能を確認しました。今後は、現場で使用するBHへの取り付けを順次進めていきます。
(不動産事業等)
研究開発活動は、特段行っておりません。
(建設事業)
これまで、「超長距離圧送ネオグラウト工法」や「SMIC(スミック)工法」などの技術を独自に開発して実用化しております。また軌道保守作業に使用する多目的トロ用車用に取り付ける「両側レール積卸機」や「まくらぎ積卸装置」、新幹線のバラスト(砕石)運搬用の「マルチアングルダンプBOX」を開発し現場に導入しております。このような技術に続く、生産性向上や受注拡大に寄与する当社独自技術の開発とともに、現場の声に応える技術を生み出すべく、ニーズを捉え、効果を見据えながら、研究開発に取り組んでおります。
①草刈り時の飛び石養生シートやつる草用足場等の開発
現場での草刈り作業の際の飛び石対策として、折り畳み式で線路防護柵(線防柵)に取付(移動)が容易でフェンス拡幅部や線防柵がない箇所も覆える飛び石養生シートの開発に取り組んでいます。また、線防柵付近での施工性や安全性を向上させるために、線防柵に近接して設置し各のり面勾配に対応できる軽量のつる草用足場(立ち馬)や、線防柵の乗り越え及び設置が容易にできる梯子の開発に取り組んでいます。
②制振(震)装置の開発
鉄骨造建築物に適用することで、主架構のサイズダウンによる鉄骨躯体量の削減と制振効果による大地震時の安全性向上を実現出来る安価な制振(震)装置の開発として、クランク形の鋼製履歴ダンパーを考案し、予備実験を実施しました。第85期(2025年度)に本実験を実施して性能を確認し、その後に成果を設計マニュアルにまとめて技術を完成させる予定です。
③新幹線軌陸BH横滑り防止装置の開発
新幹線の保線作業において、レール載線状態で軌陸バックホウ(BH)の作業を行うとBHのレール走行用鉄輪がレールから浮いた状態となり、その際に横滑りが発生すると脱輪しますが、それを防止する装置を開発しました。BHの前後に補助の鉄輪を有する装置を取り付けて、BH本体が浮き上がって本体の鉄輪がレールから外れても補助装置の鉄輪が外れないような仕組みとしました。現場での試行を行って性能を確認し、現場へ導入しました。
④軌陸BH深さアラーム装置の開発
軌陸バックホウ(BH)による掘削作業時に、設定した深さよりも掘りすぎないように掘削深さを管理することができるアラーム装置を開発しました。バケットの最下点の位置(深さ)を検知してアラームを鳴動させるシステムを構築し、容易に掘削深さをコントロールできるようになりました。現場での試行を行って性能を確認しました。今後は、現場で使用するBHへの取り付けを順次進めていきます。
(不動産事業等)
研究開発活動は、特段行っておりません。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00201] S100W3W9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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