有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W2G0 (EDINETへの外部リンク)
アイコム株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループにおける研究開発活動は、連結財務諸表を作成する当社(日本セグメント)及びIcom America Inc.(北米セグメント)が行っております。当連結会計年度の研究開発費は、4,005百万円であり、主な研究開発とその成果は次のとおりです。
・陸上業務用無線通信機器
LTE回線と無線LAN環境下で通信可能なIPトランシーバーの開発及び発売をしました。IP510Hは、現在多くのユーザーにご愛顧いただいているIPトランシーバーの後継機です。
従来のIPトランシーバーに加え無線LAN経由の通信にも対応するので、LTE回線の通話エリア内/外を気にせず、タイムリーな情報伝達を実現します。LTE回線の圏外となる地下や掘削工事中のトンネル内などに移動しても、無線LAN環境下であればそのまま使い続けることができます。しかも、LTE/無線LANが自動で切り替わるため、本体操作も不要です。これにより、公共インフラ業、警備業、自治体などへの導入を見込んでおります。
・アマチュア用無線通信機器
① 60周年を記念して、送信出力200 WのHF+50 MHzをオールモードでカバーするアマチュア無線用トランシーバ
ーIC-7760の開発及び発売をしました。
IC-7760は、コントローラとRFデッキのツーピース構成を採用した、新しいスタイルのトランシーバーです。付属のコントローラケーブルは3m、市販のLANケーブルを使用すれば、さらに離れた場所にRFデッキを設置することが可能。設置の自由度が大幅に高まりました。
さらに、コントローラとRFデッキを宅内LAN(有線)で接続して、リモート運用することも可能です。パソコンを介さないシンプルな構成で、LAN接続ができる場所であれば、宅内のどこからでも気軽に運用することが可能です。
また、タッチ操作に対応した2つのディスプレイを搭載。7インチのメインディスプレイにはMAIN/SUBの周波数、各機能の設定や動作状況など、運用に必要な情報を集中表示します。また、2.4インチのサブディスプレイは、フィルターエフェクト、マルチメーター、バンドスタッキングレジスターキーの表示に対応しております。情報の視認性が向上することで、よりスムーズな運用を実現しております。
加えて、本機種での新たな機能として、DPD機能が搭載されております。DPD機能は、ファイナルアンプが持つ非線形歪みに対し、FPGAやDSPのプリディストーション部で、あらかじめ逆特性の歪みを与えることにより、ファイナルアンプで発生する歪みを補正する技術です。200 Wの高出力を実現しながら、同時にクリーンな送信波を実現しております。
② 2020年に発売した人気モデルID-52の機能強化バージョンとなる、144/430 MHzデュアルバンド5 WデジタルトランシーバーID-52PLUSを8月上旬に発売しました。また、特別仕様のアイコム60周年記念限定モデルも、全世界2,400台(国内400台)の数量限定で販売しました。
従来機ID-52は日本アマチュア無線連盟「JARL」が推進するデジタル通信方式D-STAR®に対応し、レピータ(中継局)を経由して日本全国、海外と安定した遠距離通信ができるトランシーバーです。レピータにアクセスできないエリアでも遠距離通信が楽しめるターミナルモード/アクセスポイントモードや本体のみでの画像送信・閲覧など、多彩な機能を備えております。
ID-52PLUSはID-52から機能がパワーアップ。Android™端末とBluetooth®接続してターミナルモード/アクセスポイントモードの運用が可能になりました。さらに、ターミナルモードと通常の運用(シンプレックスの運用やレピータ経由)のデュアル運用も実現。より快適にD-STAR®の運用ができるようになりました。そのほか、接続端子もUSB Micro-Bから汎用性の高いUSB Type-Cへ変更し、ユーザビリティも向上しております。
・ネットワーク機器
Wi-Fi 6に準拠した、ワイヤレスアクセスポイントAP-76Mの開発及び発売をしました。
AP-76Mは、IEEE802.11ax規格に準拠した軽量アクセスポイントです。通信速度は、理論値1.2 Gbpsを実現しており、超高速で安定したデータ通信ができます。また、従来のWPA2規格より強固なセキュリティ規格WPA3パーソナルに対応しております。
また、端末のある方向に向けて電波を送るビームフォーミング機能、複数の端末に同時に送信できるOFDMA機能を備えております。複数の端末に効率的に送信できるので、混雑時も快適に使用できます。さらに、5 GHz帯(W52/W53/W56)は19チャンネル、2.4 GHz帯では13チャンネルの周波数で通信が利用可能。トラフィックの多いチャンネルを避けたスムーズな通信を可能にしております。
・その他(新規ビジネス/技術など)
現在発売中のtelelink®IPフォンアプリに、新機能を搭載しました。
2024年2月に発売をしたtelelink®IPフォンアプリIP200APPに、「受付モード」を新搭載しました。IP200APPは、スマートフォン/タブレットから内線・外線・一斉連絡ができるサテライトオフィスやレンタルオフィスなどの小規模オフィスでの使用を想定したIPフォンアプリ。新たにオフィスや店舗の受付などでも利用できる「受付モード」の機能を追加しました。
24 GHzのモジュールプロトタイプをアマチュア無線フェスティバルハムフェアー2024で参考出品をしました。アマチュア無線の用途をはじめ、業務用途への展開の可能性も合わせて機会を探っております。
・陸上業務用無線通信機器
LTE回線と無線LAN環境下で通信可能なIPトランシーバーの開発及び発売をしました。IP510Hは、現在多くのユーザーにご愛顧いただいているIPトランシーバーの後継機です。
従来のIPトランシーバーに加え無線LAN経由の通信にも対応するので、LTE回線の通話エリア内/外を気にせず、タイムリーな情報伝達を実現します。LTE回線の圏外となる地下や掘削工事中のトンネル内などに移動しても、無線LAN環境下であればそのまま使い続けることができます。しかも、LTE/無線LANが自動で切り替わるため、本体操作も不要です。これにより、公共インフラ業、警備業、自治体などへの導入を見込んでおります。
・アマチュア用無線通信機器
① 60周年を記念して、送信出力200 WのHF+50 MHzをオールモードでカバーするアマチュア無線用トランシーバ
ーIC-7760の開発及び発売をしました。
IC-7760は、コントローラとRFデッキのツーピース構成を採用した、新しいスタイルのトランシーバーです。付属のコントローラケーブルは3m、市販のLANケーブルを使用すれば、さらに離れた場所にRFデッキを設置することが可能。設置の自由度が大幅に高まりました。
さらに、コントローラとRFデッキを宅内LAN(有線)で接続して、リモート運用することも可能です。パソコンを介さないシンプルな構成で、LAN接続ができる場所であれば、宅内のどこからでも気軽に運用することが可能です。
また、タッチ操作に対応した2つのディスプレイを搭載。7インチのメインディスプレイにはMAIN/SUBの周波数、各機能の設定や動作状況など、運用に必要な情報を集中表示します。また、2.4インチのサブディスプレイは、フィルターエフェクト、マルチメーター、バンドスタッキングレジスターキーの表示に対応しております。情報の視認性が向上することで、よりスムーズな運用を実現しております。
加えて、本機種での新たな機能として、DPD機能が搭載されております。DPD機能は、ファイナルアンプが持つ非線形歪みに対し、FPGAやDSPのプリディストーション部で、あらかじめ逆特性の歪みを与えることにより、ファイナルアンプで発生する歪みを補正する技術です。200 Wの高出力を実現しながら、同時にクリーンな送信波を実現しております。
② 2020年に発売した人気モデルID-52の機能強化バージョンとなる、144/430 MHzデュアルバンド5 WデジタルトランシーバーID-52PLUSを8月上旬に発売しました。また、特別仕様のアイコム60周年記念限定モデルも、全世界2,400台(国内400台)の数量限定で販売しました。
従来機ID-52は日本アマチュア無線連盟「JARL」が推進するデジタル通信方式D-STAR®に対応し、レピータ(中継局)を経由して日本全国、海外と安定した遠距離通信ができるトランシーバーです。レピータにアクセスできないエリアでも遠距離通信が楽しめるターミナルモード/アクセスポイントモードや本体のみでの画像送信・閲覧など、多彩な機能を備えております。
ID-52PLUSはID-52から機能がパワーアップ。Android™端末とBluetooth®接続してターミナルモード/アクセスポイントモードの運用が可能になりました。さらに、ターミナルモードと通常の運用(シンプレックスの運用やレピータ経由)のデュアル運用も実現。より快適にD-STAR®の運用ができるようになりました。そのほか、接続端子もUSB Micro-Bから汎用性の高いUSB Type-Cへ変更し、ユーザビリティも向上しております。
・ネットワーク機器
Wi-Fi 6に準拠した、ワイヤレスアクセスポイントAP-76Mの開発及び発売をしました。
AP-76Mは、IEEE802.11ax規格に準拠した軽量アクセスポイントです。通信速度は、理論値1.2 Gbpsを実現しており、超高速で安定したデータ通信ができます。また、従来のWPA2規格より強固なセキュリティ規格WPA3パーソナルに対応しております。
また、端末のある方向に向けて電波を送るビームフォーミング機能、複数の端末に同時に送信できるOFDMA機能を備えております。複数の端末に効率的に送信できるので、混雑時も快適に使用できます。さらに、5 GHz帯(W52/W53/W56)は19チャンネル、2.4 GHz帯では13チャンネルの周波数で通信が利用可能。トラフィックの多いチャンネルを避けたスムーズな通信を可能にしております。
・その他(新規ビジネス/技術など)
現在発売中のtelelink®IPフォンアプリに、新機能を搭載しました。
2024年2月に発売をしたtelelink®IPフォンアプリIP200APPに、「受付モード」を新搭載しました。IP200APPは、スマートフォン/タブレットから内線・外線・一斉連絡ができるサテライトオフィスやレンタルオフィスなどの小規模オフィスでの使用を想定したIPフォンアプリ。新たにオフィスや店舗の受付などでも利用できる「受付モード」の機能を追加しました。
24 GHzのモジュールプロトタイプをアマチュア無線フェスティバルハムフェアー2024で参考出品をしました。アマチュア無線の用途をはじめ、業務用途への展開の可能性も合わせて機会を探っております。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01850] S100W2G0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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