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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ODCY (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アズビル株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

事業環境や技術動向の変化を捉え、フィールド機器とシステムソリューション、及び、その融合による計測・制御技術の一層の強化に取り組んでおります。
・フィールド機器
MEMS※技術の深化と先端技術原理の応用、AI技術も備えた自律的に処理できるセンシングデバイス。
・システムソリューション
操業現場で得られたビッグデータを処理し、AI技術により複雑な現象を人に分かりやすく伝え、全体最適を行う技術。
・IoT・DX(デジタルトランスフォーメーション)によるフィールド機器とシステムソリューションの融合。
・フィールド機器のネットワーク化、システムのクラウド化、フィールドとシステムを融合するネットワークの強化。
※ MEMS(Micro Electro Mechanical Systems):センサ、アクチュエータ、電子回路を一つの基盤のうえに微細加工技術によって集積した機器。

これらの技術を融合することで成長事業領域と位置付ける「新オートメーション」「環境・エネルギー」「ライフサイクル型事業」の3領域で競争力のある製品・サービスを生み出してまいります。
3つの成長事業領域事例におけるソリューションを実現するデバイス・アプリケーション例
・ニューノーマルな働き方に対応する新空調システム・セル型空調システムネクスフォートTMDD
・各種制御デバイスの情報連携をプログラムレスで実現する通信ゲートウェイ形NX-SVG
・湿度エレメントの小型化・センサユニット化FP5TM
・重要プロセス変数変動監視ソフトウエアACTMoSTM

各事業分野においては、以下の開発を推進してまいります。
・ビルディングオートメーション事業
温暖化対策として、大型建物のCO2排出量の削減を継続的に実現する既設改修・エネルギーマネジメント技術の開発、及びウイルス禍で需要が高まる安全・安心なワークプレイスを実現する商品群の開発。
・アドバンスオートメーション事業
AI、IoT活用により生産設備の安全、効率運用をリモートで実現するクラウドサービスの開発。
・ライフオートメーション事業
エネルギー・インフラの維持の省力化からビッグデータ収集・活用による新サービスの開発。

研究開発体制としては、米国のシリコンバレーに設置した研究開発拠点及び欧州グループ会社による、日本、米国、欧州の3極体制で技術・商品開発を行っております。
・米国の研究開発会社においては次世代計測技術を実現する技術開発の推進及びIoT等の最新の技術動向調査や国際標準活動。
・欧州ではアズビルテルスター有限会社との協創による製薬関連施設や医療機関等に提供する商品力強化。

生産技術としては、高度なパッケージ技術を強みとした次世代MEMSセンサの生産技術の強化、機械・システムの知能化技術による新生産ラインやAIを導入した自動化技術による多品種少量生産、カスタマイズ生産を実現してまいりきます。
また、各生産拠点のIoT化を図り、品質・設備保全に関する生産情報を遠隔管理し、グローバルな生産体制を強化してまいります。

当連結会計年度の研究開発費の総額は12,108百万円(売上高比4.7%)となりました。


各セグメント別の研究開発費及び主な成果は、次のとおりであります。
セグメントの名称研究開発費
(百万円)
主な成果
ビルディングオートメーション事業4,833・オフィスビル向けに空調の温湿度表示や設定、CO2濃度の確認や室内換気を実現するユーザ向け操作器「マルチエリア対応ユーザターミナル」海外版
アドバンスオートメーション事業6,113・パソコン上での直感的な画面操作のみで、スマートフォンやタブレット端末向けのWebアプリが構築できるクラウドサービス「現場でつくる作業記録サービス」にアドオン機能「計画管理サービス」を追加
・バルブ解析診断サービスDx Valve Cloud Service がISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)クラウドセキュリティ認証の取得
・ひとめで制御状態を把握できる、高速応答・高精度なマスフローコントローラF4Q
・電源供給機能を搭載し、フィールド機器の通信トラブル早期解決を支援するスマートHARTモデム 形AZ-1SHM
ライフオートメーション事業1,161・水道メータにLPWA無線通信装置を接続し、検針値をWebコンテンツで提供するクラウドサービス
・エネルギーデータを軸として、様々な領域でのDXを加速させ、生活品質の向上や企業の環境経営に新たな価値を提供する事業コンセプト「DX-EGATM」策定
その他--
合計12,108

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01879] S100ODCY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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