有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W2OM (EDINETへの外部リンク)
ティアック株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は102名で、研究開発費として1,217百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。
ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、32ビットフロート録音に対応しタイムコードジェネレーター機能を搭載したフィールドレコーダー/タイムコードジェネレーターFR-AV2を市場導入しました。更にBluetooth通信によりスマートフォンなどの専用アプリからのリモート制御やワイヤレスタイムコード同期、ワイヤレス音声モニタリングを可能にするBluetoothアダプターAK-BT2を同時に市場導入しました。また、様々なシーンでの定番機として広く愛用されてきたDR-05XおよびDR-07Xに32ビットフロート録音やUSB Type-Cに対応し音割れしないレコーディングが可能な軽量で持ち運びやすいポータブルハンドヘルドレコーダーDR-05XPおよびDR-07XPを市場導入しました。ミキサー市場向けでは、既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicview用としてSMPTE ST2110準拠64入力/64出力のオーディオ伝送と独立した制御ポートに対応したオプションカードIF-ST2110を市場導入しました。また、アナログミキサーの操作性とデジタル技術による機能性を兼ね備え、USBオーディオインターフェースとDAWトランスポートコントロール、更には専用アプリModel Mixer Settings PanelによりUSB経由でPC画面にメーターブリッジを表示可能なレコーディングミキサーModel2400を市場導入しました。更にアナログとデジタル機器をシームレスに繋ぐレコーディングソリューションとして24マルチトラックレコーダーやUSBオーディオインターフェースによるDAWへの録音が可能なStudio Bridgeを市場導入しました。業務用レコーダー市場向けでは、PCM 192kHz、DSD 5.6MHzの2チャンネル録音ハイサンプリング録音に対応した高音質の業務用マスターレコーダー/AD/DAコンバーターDA-3000SDを市場導入しました。設備市場向けでは、USB DACおよびFMチューナーを搭載のほかBluetoothアダプターAK-BT2を装着することでBluetoothでのレシーバー機能や専用アプリによるリモートコントロール機能を拡張可能な業務用SD/USBプレーヤーMP-800Uの開発を完了し2025年5月に市場投入いたします。また、設備音響システムにワイヤレスオーディオ受信機能を拡張することができる、Bluetooth5.1 Class 1採用のハーフラックサイズよりもコンパクトなBluetoothレシーバーRX-BT10の開発を完了し2025年6月に市場導入いたします。
プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズ、ヘッドホンアンプ/プリアンプHA-507、ステレオパワーアンプAP-507、マスタークロックジェネレーターCG-10M-Xの設計開発を行いました。HA-507では、低能率なヘッドホンも駆動できる強力なヘッドホンアンプ回路を新規設計しました。AP-507では、オランダHypex社製パワーアンプモジュールをベースに独自音質チューニングを行いオリジナルパワーアンプモジュールを設計しました。CG-10M-Xでは、新世代のシャーシコンストラクションを設計し、新たな音質チューニングで高音質化を図りました。
ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、Grandiosoシリーズ、フォノイコライザーアンプGrandioso E1、ネットワークオーディオトランスポートGrandioso N1Tの設計開発を行いました。Grandioso E1では、MCカートリッジからのバランス電流入力回路、光カートリッジ専用入力回路、各種イコライザーカーブに対応するフルディスクリート構成のバリアブルEQゲインアンプ回路を新規設計しました。Grandioso N1Tでは、光ネットワーク接続に対応した第4世代となるネットワークモジュール「ESOTERIC Network Engine G4」、独自デジタル伝送ES-LINK出力回路を新規設計しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は909百万円であります。
医用画像録画記録再生機器では、従来製品UR-4MDの後継機種として、UR-4MD-SEの開発を完了し国内市場向けに2025年4月より販売開始いたしました。医療現場におけるサイバーセキュリティ対応の厳格化に伴うUSBデバイスの使用を禁止する施設様への対応として、従来オプション機能としていたネットワーク転送を標準搭載いたしました。また、内蔵HDDを500GBから1TBに増やすことで、データバックアップ機能をさらに強化いたしました。
広帯域データ記録機器では、従来製品WX-7000シリーズの後継機として、WX-9000シリーズを、2025年1月より販売いたしました。主に航空宇宙、鉄道、電力、防衛などの基幹産業における高帯域、多チャンネル計測でご利用いただくことを目的とした製品で、従来製品WX-7000シリーズと比べ、機能・性能など基本仕様を大幅に改善したことに加え、ランニングコストの低減やユーザービリティの向上を実現しています。
デジタル指示計機器では、従来製品TD-9000T NPNタイプのPNP出力モデルであるTD-9000T PNPタイプを、2025年1月より発売いたしました。ヨーロッパを中心に需要があるPNPモデルを追加することで、より広い市場ニーズに対応いたしました。
航空機内エンターテインメント機器では、2024年2月より発売を開始しました航空機内サーバーPortaStreamの第2世代機PS-V50 GEN2に於いて、機内販売、機内サービス、ケータリング管理を自動化した機内デジタルプラットフォームを提供するリーディング企業Forthcode社(インド バンガロール)と、2024年7月より業務提携を開始いたしました。同社のプラットフォーム「nGO Airlines」と連携させることにより、機内販売、サービス、在庫調整、乗員業務効率化、ギャレー運用を自動化させ、PCI DSS(クレジットカード情報セキュリティ基準)に準拠したクレジットカード決済機能もサポートが可能となります。また、航空会社の経営資源管理システム(ERPシステム)からのデータを統合し、シームレスな機内販売及びサービス管理を提供することで、付帯収入による収益性向上を実現します。
当連結会計年度における研究開発費の金額は308百万円であります。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は102名で、研究開発費として1,217百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。
ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、32ビットフロート録音に対応しタイムコードジェネレーター機能を搭載したフィールドレコーダー/タイムコードジェネレーターFR-AV2を市場導入しました。更にBluetooth通信によりスマートフォンなどの専用アプリからのリモート制御やワイヤレスタイムコード同期、ワイヤレス音声モニタリングを可能にするBluetoothアダプターAK-BT2を同時に市場導入しました。また、様々なシーンでの定番機として広く愛用されてきたDR-05XおよびDR-07Xに32ビットフロート録音やUSB Type-Cに対応し音割れしないレコーディングが可能な軽量で持ち運びやすいポータブルハンドヘルドレコーダーDR-05XPおよびDR-07XPを市場導入しました。ミキサー市場向けでは、既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicview用としてSMPTE ST2110準拠64入力/64出力のオーディオ伝送と独立した制御ポートに対応したオプションカードIF-ST2110を市場導入しました。また、アナログミキサーの操作性とデジタル技術による機能性を兼ね備え、USBオーディオインターフェースとDAWトランスポートコントロール、更には専用アプリModel Mixer Settings PanelによりUSB経由でPC画面にメーターブリッジを表示可能なレコーディングミキサーModel2400を市場導入しました。更にアナログとデジタル機器をシームレスに繋ぐレコーディングソリューションとして24マルチトラックレコーダーやUSBオーディオインターフェースによるDAWへの録音が可能なStudio Bridgeを市場導入しました。業務用レコーダー市場向けでは、PCM 192kHz、DSD 5.6MHzの2チャンネル録音ハイサンプリング録音に対応した高音質の業務用マスターレコーダー/AD/DAコンバーターDA-3000SDを市場導入しました。設備市場向けでは、USB DACおよびFMチューナーを搭載のほかBluetoothアダプターAK-BT2を装着することでBluetoothでのレシーバー機能や専用アプリによるリモートコントロール機能を拡張可能な業務用SD/USBプレーヤーMP-800Uの開発を完了し2025年5月に市場投入いたします。また、設備音響システムにワイヤレスオーディオ受信機能を拡張することができる、Bluetooth5.1 Class 1採用のハーフラックサイズよりもコンパクトなBluetoothレシーバーRX-BT10の開発を完了し2025年6月に市場導入いたします。
プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズ、ヘッドホンアンプ/プリアンプHA-507、ステレオパワーアンプAP-507、マスタークロックジェネレーターCG-10M-Xの設計開発を行いました。HA-507では、低能率なヘッドホンも駆動できる強力なヘッドホンアンプ回路を新規設計しました。AP-507では、オランダHypex社製パワーアンプモジュールをベースに独自音質チューニングを行いオリジナルパワーアンプモジュールを設計しました。CG-10M-Xでは、新世代のシャーシコンストラクションを設計し、新たな音質チューニングで高音質化を図りました。
ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、Grandiosoシリーズ、フォノイコライザーアンプGrandioso E1、ネットワークオーディオトランスポートGrandioso N1Tの設計開発を行いました。Grandioso E1では、MCカートリッジからのバランス電流入力回路、光カートリッジ専用入力回路、各種イコライザーカーブに対応するフルディスクリート構成のバリアブルEQゲインアンプ回路を新規設計しました。Grandioso N1Tでは、光ネットワーク接続に対応した第4世代となるネットワークモジュール「ESOTERIC Network Engine G4」、独自デジタル伝送ES-LINK出力回路を新規設計しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は909百万円であります。
医用画像録画記録再生機器では、従来製品UR-4MDの後継機種として、UR-4MD-SEの開発を完了し国内市場向けに2025年4月より販売開始いたしました。医療現場におけるサイバーセキュリティ対応の厳格化に伴うUSBデバイスの使用を禁止する施設様への対応として、従来オプション機能としていたネットワーク転送を標準搭載いたしました。また、内蔵HDDを500GBから1TBに増やすことで、データバックアップ機能をさらに強化いたしました。
広帯域データ記録機器では、従来製品WX-7000シリーズの後継機として、WX-9000シリーズを、2025年1月より販売いたしました。主に航空宇宙、鉄道、電力、防衛などの基幹産業における高帯域、多チャンネル計測でご利用いただくことを目的とした製品で、従来製品WX-7000シリーズと比べ、機能・性能など基本仕様を大幅に改善したことに加え、ランニングコストの低減やユーザービリティの向上を実現しています。
デジタル指示計機器では、従来製品TD-9000T NPNタイプのPNP出力モデルであるTD-9000T PNPタイプを、2025年1月より発売いたしました。ヨーロッパを中心に需要があるPNPモデルを追加することで、より広い市場ニーズに対応いたしました。
航空機内エンターテインメント機器では、2024年2月より発売を開始しました航空機内サーバーPortaStreamの第2世代機PS-V50 GEN2に於いて、機内販売、機内サービス、ケータリング管理を自動化した機内デジタルプラットフォームを提供するリーディング企業Forthcode社(インド バンガロール)と、2024年7月より業務提携を開始いたしました。同社のプラットフォーム「nGO Airlines」と連携させることにより、機内販売、サービス、在庫調整、乗員業務効率化、ギャレー運用を自動化させ、PCI DSS(クレジットカード情報セキュリティ基準)に準拠したクレジットカード決済機能もサポートが可能となります。また、航空会社の経営資源管理システム(ERPシステム)からのデータを統合し、シームレスな機内販売及びサービス管理を提供することで、付帯収入による収益性向上を実現します。
当連結会計年度における研究開発費の金額は308百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01932] S100W2OM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。