有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TNQS (EDINETへの外部リンク)
ティアック株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)
当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,157百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。
ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、Portacaptureシリーズにつづき32bitフロート録音に対応し超コンパクトで軽量な本体サイズでスマートフォンからのリモートコントロールやカメラとのワイヤレスタイムコード同期に対応したピンマイク付きレコーダーDR-10Lproを市場導入しました。またミキサー市場向けで既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicviewのファームウェアおよびSonicview ControlアプリのバージョンアップにてIF-MTR32の新機能"Overdub Mode"に対応、Snapshot recallの高速化、Monitor機能の拡充、Audio Follow Video機能の追加などを行いv1.6.0をリリースしました。設備市場向けには、文教・会議室・商業施設などの音響システムの中核をなすデジタルミキサーとして操作性に優れた60mmフェーダーを搭載しハウリングサプレッサーやアナウンスミューティング(ダッキング)、ミュージックミューティング、マルチバンド出力イコライザー、ディレイなど設備音響システムに欠かせない機能を網羅したMX-D1606を市場導入しました。同時にシステム設計から施工現場での最終調整までをサポートする専用ソフトウェア「TASCAM MX-D CONNECT」をリリースしました。また、タスカムとしては初となる設備向けアンプとして小規模空間向け多用途/多機能、Bluetoothレシーバー搭載ミキシングアンプMA-BT240を市場導入しました。さらにブルーレイ/DVD/CD、SDカードやUSBメモリから様々なフォーマットの動画や静止画、音声ファイルの再生に対応したコンパクトサイズの業務用マルチメディアプレーヤーBD-MP1MK2を市場導入しました。
プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズのラインナップ拡充を図っています。Reference500シリーズでは、独自ディスクリートD/Aコンバーター「TRDD5」搭載のUSB DAC/プリアンプ/ヘッドホンアンプUD-507の設計開発を行いました。上級機種UD-701Nに搭載されているディスクリートDACシステムを500シリーズ用にブラッシュアップ、最適化して搭載しています。また超高音質ヘッドホンとの接続を主目的としたヘッドホンアンプHA-507の設計開発を行いました。こちらの製品は、ハイインピーダンスのヘッドホンもしっかりドライブできるデュアルモノ、フルバランス、高出力ヘッドホンアンプ搭載の純アナログ構成となっています。
ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、既存デジタルプレーヤーのクロック回路、オーディオ回路などをブラッシュアップし、音楽再生能力をさらに高めたSEバージョン Grandioso P1X SE/D1X SE/K1X SE、N-01XD SEの4機種を設計開発し市場導入いたしました。また独自のオーブン温度コントロールとディスクリート発振回路のマスターサウンドディスクリートクロックユニットを搭載したクロックジェネレーター G-01XD/G-05の2機種を設計開発し市場導入いたしました。さらに独自電流伝送に対応したインテグレーテッドアンプ2機種 純A級 F-01/AB級 F-02を設計開発し市場導入いたしました。F-01、F-02は、追加設計開発し市場導入を行ったオプション電源ユニットPS-01Fを接続し、プリアンプ回路ブロックの電源を強化することで、さらなる高音質にグレードアップすることができるようになっています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は715百万円であります。
機内エンターテイメント機器では、ポータブルストリーミングサーバーPortaStream™ PS-V50を株式会社ソラシドエアへ納入いたしました。株式会社ソラシドエアでは2017年12月から2020年11月まで機内エンターテインメントサービスを提供していましたが、この度サービス再開に向けてこれまでの課題の整理を継続し、サーバーの機種選定からコンテンツ調達の仕組み等全体の見直しを行いPortaStream™ PS-V50の導入に至りました。また、PortaStream™の第2世代となる新製品PS-V50 GEN2を2024年2月より販売開始しました。PS-V50 GEN2は、Wi-Fi6採用による通信の高速化、バッテリーのホットスワップによる長時間連続稼働、LTE・USB・LAN 等の外部インターフェイス機能の強化、オープンプラットフォームによるサードパーティの追加開発の簡便化等の特徴を備えています。
医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-NEXT 4Kを欧米への販売に続き、中国顧客への販売を開始しました。UR-NEXT 4Kは、内視鏡や手術用顕微鏡の4K映像など医療現場で使用されている4Kカメラの映像記録を可能にした、SDI入力映像端子とHDMI入力映像端子のモデルを展開する、4K解像度に対応したメディカルビデオレコーダーです。
当連結会計年度における研究開発費の金額は442百万円であります。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,157百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。
ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、Portacaptureシリーズにつづき32bitフロート録音に対応し超コンパクトで軽量な本体サイズでスマートフォンからのリモートコントロールやカメラとのワイヤレスタイムコード同期に対応したピンマイク付きレコーダーDR-10Lproを市場導入しました。またミキサー市場向けで既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicviewのファームウェアおよびSonicview ControlアプリのバージョンアップにてIF-MTR32の新機能"Overdub Mode"に対応、Snapshot recallの高速化、Monitor機能の拡充、Audio Follow Video機能の追加などを行いv1.6.0をリリースしました。設備市場向けには、文教・会議室・商業施設などの音響システムの中核をなすデジタルミキサーとして操作性に優れた60mmフェーダーを搭載しハウリングサプレッサーやアナウンスミューティング(ダッキング)、ミュージックミューティング、マルチバンド出力イコライザー、ディレイなど設備音響システムに欠かせない機能を網羅したMX-D1606を市場導入しました。同時にシステム設計から施工現場での最終調整までをサポートする専用ソフトウェア「TASCAM MX-D CONNECT」をリリースしました。また、タスカムとしては初となる設備向けアンプとして小規模空間向け多用途/多機能、Bluetoothレシーバー搭載ミキシングアンプMA-BT240を市場導入しました。さらにブルーレイ/DVD/CD、SDカードやUSBメモリから様々なフォーマットの動画や静止画、音声ファイルの再生に対応したコンパクトサイズの業務用マルチメディアプレーヤーBD-MP1MK2を市場導入しました。
プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズのラインナップ拡充を図っています。Reference500シリーズでは、独自ディスクリートD/Aコンバーター「TRDD5」搭載のUSB DAC/プリアンプ/ヘッドホンアンプUD-507の設計開発を行いました。上級機種UD-701Nに搭載されているディスクリートDACシステムを500シリーズ用にブラッシュアップ、最適化して搭載しています。また超高音質ヘッドホンとの接続を主目的としたヘッドホンアンプHA-507の設計開発を行いました。こちらの製品は、ハイインピーダンスのヘッドホンもしっかりドライブできるデュアルモノ、フルバランス、高出力ヘッドホンアンプ搭載の純アナログ構成となっています。
ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、既存デジタルプレーヤーのクロック回路、オーディオ回路などをブラッシュアップし、音楽再生能力をさらに高めたSEバージョン Grandioso P1X SE/D1X SE/K1X SE、N-01XD SEの4機種を設計開発し市場導入いたしました。また独自のオーブン温度コントロールとディスクリート発振回路のマスターサウンドディスクリートクロックユニットを搭載したクロックジェネレーター G-01XD/G-05の2機種を設計開発し市場導入いたしました。さらに独自電流伝送に対応したインテグレーテッドアンプ2機種 純A級 F-01/AB級 F-02を設計開発し市場導入いたしました。F-01、F-02は、追加設計開発し市場導入を行ったオプション電源ユニットPS-01Fを接続し、プリアンプ回路ブロックの電源を強化することで、さらなる高音質にグレードアップすることができるようになっています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は715百万円であります。
機内エンターテイメント機器では、ポータブルストリーミングサーバーPortaStream™ PS-V50を株式会社ソラシドエアへ納入いたしました。株式会社ソラシドエアでは2017年12月から2020年11月まで機内エンターテインメントサービスを提供していましたが、この度サービス再開に向けてこれまでの課題の整理を継続し、サーバーの機種選定からコンテンツ調達の仕組み等全体の見直しを行いPortaStream™ PS-V50の導入に至りました。また、PortaStream™の第2世代となる新製品PS-V50 GEN2を2024年2月より販売開始しました。PS-V50 GEN2は、Wi-Fi6採用による通信の高速化、バッテリーのホットスワップによる長時間連続稼働、LTE・USB・LAN 等の外部インターフェイス機能の強化、オープンプラットフォームによるサードパーティの追加開発の簡便化等の特徴を備えています。
医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-NEXT 4Kを欧米への販売に続き、中国顧客への販売を開始しました。UR-NEXT 4Kは、内視鏡や手術用顕微鏡の4K映像など医療現場で使用されている4Kカメラの映像記録を可能にした、SDI入力映像端子とHDMI入力映像端子のモデルを展開する、4K解像度に対応したメディカルビデオレコーダーです。
当連結会計年度における研究開発費の金額は442百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01932] S100TNQS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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