有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100VJ78 (EDINETへの外部リンク)
マブチモーター株式会社 研究開発活動 (2024年12月期)
当社グループの研究開発活動は、当社、マブチオーケン株式会社、万宝至(上海)管理有限公司(「アジア」セグメント)及びマブチエレクトロマグエスエー(「ヨーロッパ」セグメント)で行っており、その内容は次のとおりであります。
当社の研究開発活動に関する組織体制としては、第一・第二・第三の各製品開発部をライフ・インダストリー事業部・オートモーティブ第一事業部・オートモーティブ第二事業部内に分散配置し活動を行っております。変化の激しい昨今の事業環境下において、顧客や市場の課題に対しソリューション提案することで当社の競争優位性を更に拡大することを目的としております。また、迅速な意思決定や市場変化へのスピード感のある対応、用途市場別の新機種開発対応力の向上、顧客サポートやCS活動のグローバル化対応などを実現するため、営業部門と一体化し、事業部活動の強化発展を推進しています。また、新たに制御開発部を置き、制御に関するソリューションを実施し販売の拡大を推進しております。
製造本部は、第一生産技術部、第二生産技術部、第三生産技術部の三部体制とし、第一生産技術部は技術開発業務、第二生産技術部は工程設計業務、量産(新機種/既存機種)・工場横断業務、第三生産技術部は生産技術管理・情報業務を実施しております。
また技術統括直下の組織としてCTO室、技術研究所と技術管理部が配置されています。CTO室では技術統括が技術戦略・経営に注力できるよう補佐を幅広く実施し、技術研究所では主に要素技術開発や戦略用途を中心とした新製品開発等の高付加価値業務を担い、技術管理部は量産製品図面管理や知的財産権の管理等を実施しております。
マブチオーケン株式会社は、小型ポンプに特化したメーカーであり、ローリングポンプに関する技術、長寿命・低振動・静音性のポンプ特性を活かし、メディカル、モビリティ、マシーナリーの「3つのM領域」において拡販活動を実施しております。
万宝至(上海)管理有限公司に設置しているR&Dセンターにおいては、各種試験依頼の処理をはじめ、部材評価、図面作図業務、改良設計業務を中心に担当しております。更に、中国地場マーケットへの迅速な製品投入を目的とした既存製品の改良業務及び当社が委託した新製品の開発業務支援も実施しております。
マブチエレクトロマグエスエーは、人工呼吸器・歯科治療用ハンドピース等の用途に特化したブラシレスモーターメーカーであり、静音・低振動・高速回転などの医療機器用途に適した高特性ブラシレスモーターの開発・製造技術を有し、それらを活かした拡販開発活動を行っております。
また、当社モーターの新規分野への参入及び適用用途への対応力強化並びに地産地消の考え方から、競争力のあるものづくりの実現を目指して、次の事項の検討と施策展開を急務と捉え実行しております。
(1)移動体向けブラシレスモーター及びギヤーユニット等の開発と駆動回路の技術強化
(2)マブチオーケン株式会社、マブチエレクトロマグエスエーとの製品技術融合による、健康・医療用途での製品競争力強化
(3)従来の省人化に加え、更なる省人化ラインの検討とモノづくり競争力の強化
(4)開発リードタイムの短縮及び開発工数の短縮、削減
次に、各用途の対応状況でありますが、主力分野である自動車電装用途、またライフ・インダストリー機器用途など、注力すべきそれぞれの用途について、事業部体制の下、技術部門及び営業部門が一体となり対応を行っております。
モビリティ(Mobility)における取り組み
パワーウインドウ用途
新規日系自動車メーカー向けに小型・軽量化モデルの成約や、新規欧州自動車メーカー向けに新機種の採用が確定しております。今後もサスティナビリティ要求に応えた小型・軽量化モデルを主力モデルとし、拡販活動を充実させてまいります。
パワーシート用途
日系大手顧客向けにサスティナビリティ要求に応えた小型高トルク製品の量産を開始しております。更なるシェア拡大に向けてシートの各ファンクションに相応したモーターを、地域市場による顧客要望の違いを考慮して開発を継続しています。生産拠点を複数国に持つ強みを生かし、地産地消によるCO2排出量削減を意識した生産・販売活動をしております。
バルブ用途
冷却水・冷媒・熱・排ガスの通るバルブを精密に駆動し、省エネルギー・高効率・バッテリー長寿命化・低燃費に貢献する製品であり他用途と異なる高温と振動環境への対応が求められるバルブ用途の需要が高まっており、併せて自動車のEV化に伴うバッテリー冷却バルブ用途の需要が飛躍的に成長しております。既に量産中のRS-4F5、RS-4G5及び、当該モーターのオプション仕様の強化を図ることに加えアクチュエーターの小型・軽量化に貢献すべく、外径24mmの小型バルブ用モーターの量産準備が整いました。また、ブラシ付モーターとブラシレスモーターの双方をラインナップしている当社の強みを生かし、ユニット対応を含めてお客様の要望に応じたソリューションを提供してまいります。
その他小型電装用途
シンチングやフラッシュドアハンドルに適した小型化と高トルク化の両立に対応した新製品、低温環境下における作動音の低減に対応したFC-140サイズの新製品の量産を開始いたしました。低燃費や利便性を訴求した新規用途の引合いに対応したモーター、高電圧バッテリーに対応したモーターの開発を継続しております。また、既存用途においてはお客様の使い勝手を考慮した高機能化及び電気・機械ノイズ性能を向上させた、次世代の標準モーターやアクチュエーター開発しております。
移動体用途
ブラシレスモーターの新規ラインナップ及びオプションの拡充によって、お客様による採用ご検討や新規成約が大幅に増加しております。パーソナルモビリティ用途では、自動車メーカーが手掛けるシニアカー向けに量産開始しました。取付け部分のフランジ角が100mm×100mmのモーター用コントローラーの開発が完了し、家庭用耕運機向けに量産を開始しました。また、当社が出資しているCuboRexのクローラーユニット「Cubo V4」への採用も決定しました。さらに、アシスト自転車向けのフレームレスモーターは量産準備を開始しており、2025年に量産開始予定です。オンライン販売や展示会への出展を通じ、広くお客様への認知、提案を行う取り組みも定着し始めており、今後のより一層の販売・拡販の強化に繋げてまいります。
マシーナリー(Machinery)における取り組み
協調ロボット用途
ブラシレスモーターの新規ラインナップの拡充によって、お客様による採用ご検討や新規成約が大幅に増加しております。また、新規のサイズや特性に関する引き合いを多く受けており、お客様の要求に応えるため、小型・軽量・高品質の製品開発に取り組んでおります。移動体用途同様にオンライン販売や展示会への出展を通じ、広くお客様への認知、提案を行う取り組みを継続していきます。
生産設備用途
当社は生産設備を自社で内製しており、製品開発部門と生産技術部門の連携を強化することで、お客様の真のニーズを理解し、最適なソリューション提案を目指した活動を開始しております。産業機器業界では、既存モーターをよりCO2排出量の低減につながるエネルギー変換効率の高いモーターに切り替える動きが加速しており、これまで移動体用モーターで培った技術・製品を産業機器に活かす活動を展開しています。既存の当社ISシリーズの新たなラインナップとして、取付け部分のフランジ角が40mm×40mmのブラシレスモーターの開発を進めております。当製品は、最大100Wを実現したブラシレスモーターで、駆動回路を内蔵した機電一体型のモデルとなります。お客様の細かな制御要求にも対応が可能となっているため、電動アクチュエーター、ロボット、AGV・AMR、食品加工機などの幅広い用途とニーズにお応えし、小型・高出力モーターで省エネ化に貢献してまいります。
メディカル(Medical)における取り組み
医療用途
マブチエレクトロマグエスエーが高いシェアを誇る人工呼吸気用モーターの技術を使い、ユニット開発活動を推進しています。医療用途のスロットレスブラシレスモーターを医療以外(汎用工具等)へ展開すべくお客様へのソリューション活動を推進しております。また、マブチモーターの量産ノウハウを活かし、高品質と低コストを両立した競争力の高い製品の投入を図るべく活動をしております。マブチオーケン株式会社との協業においては、マブチのブラシ付モーターにオーケンのポンプを取り付けたポンプユニットを生体情報モニター用途で初めてご成約を受領いたしました。ブラシレスモーターを取り付けたポンプユニットの開発も始めており、生体情報モニター用途向けの拡販と開発活動を進めております。
当連結会計年度における研究開発費は7,001百万円、当社所有の産業財産権の総数は825件(国内165件、海外660件)、新規出願件数は国内外合計で67件(国内外、特許・実案・意匠、商標)となっております。
当社製品の拡販・新用途拡大に向け、俯瞰的且つ積極的に知的財産権の獲得・保護を行うことにより、競争優位性の確保を図っております。また、知的財産権の確保のみならず、権利の流出・侵害といったリスクに対しても、当社グループ従業員に対し、教育などの意識向上施策を広く実施しております。
なお、当連結会計年度における代表的な新製品は次のとおりであります。
高出力ブラシレスモーター用コントローラー:DS-60EA1
高出力を必要とするAGV、産業設備、農機具など向けの当社ブラシレスモーター「IS-B5BZA(取付け部分のフランジ角が100mm×100mm)」に最適化した駆動用回路です。既存の当社製コントローラーのラインナップと同様に、小型化と高い防水性を実現しており、IS-B5BZAの特性を最大限引き出すことが可能です。
医療用モーター:IS-07NZA
当社グループのマブチエレクトロマグエスエーが開発し、高いトルク性能と静音性を強みとしております。マブチエレクトロマグエスエーが従来から強みとしている外科手術向けパワーツール用や歯科治療向けハンドピース用といった医療用途はもちろんのこと、工具など幅広い用途に活用できるブラシレスモーターとなっております。
ドアミラー用モーター: FC-146SN
自動車の電動ミラーの格納用などに適したモーターとして開発しました。従来製品「FC-140SF」と同等のサイズ・トルクを維持しながら、低温環境下における作動音を低減しました。当製品の適合する各種用途において、新たな付加価値を提供するものです。
自動車電装機器用モーター:FC-140SP
自動車の給油口や給電口ロック用モーターとして開発しました。当製品は、横メス端子の採用により設計自由度が向上し、スペースに制約のある自動車電装機器などにご使用いただけるなど、当社FC-140シリーズの製品ラインナップが拡充しました。
当社の研究開発活動に関する組織体制としては、第一・第二・第三の各製品開発部をライフ・インダストリー事業部・オートモーティブ第一事業部・オートモーティブ第二事業部内に分散配置し活動を行っております。変化の激しい昨今の事業環境下において、顧客や市場の課題に対しソリューション提案することで当社の競争優位性を更に拡大することを目的としております。また、迅速な意思決定や市場変化へのスピード感のある対応、用途市場別の新機種開発対応力の向上、顧客サポートやCS活動のグローバル化対応などを実現するため、営業部門と一体化し、事業部活動の強化発展を推進しています。また、新たに制御開発部を置き、制御に関するソリューションを実施し販売の拡大を推進しております。
製造本部は、第一生産技術部、第二生産技術部、第三生産技術部の三部体制とし、第一生産技術部は技術開発業務、第二生産技術部は工程設計業務、量産(新機種/既存機種)・工場横断業務、第三生産技術部は生産技術管理・情報業務を実施しております。
また技術統括直下の組織としてCTO室、技術研究所と技術管理部が配置されています。CTO室では技術統括が技術戦略・経営に注力できるよう補佐を幅広く実施し、技術研究所では主に要素技術開発や戦略用途を中心とした新製品開発等の高付加価値業務を担い、技術管理部は量産製品図面管理や知的財産権の管理等を実施しております。
マブチオーケン株式会社は、小型ポンプに特化したメーカーであり、ローリングポンプに関する技術、長寿命・低振動・静音性のポンプ特性を活かし、メディカル、モビリティ、マシーナリーの「3つのM領域」において拡販活動を実施しております。
万宝至(上海)管理有限公司に設置しているR&Dセンターにおいては、各種試験依頼の処理をはじめ、部材評価、図面作図業務、改良設計業務を中心に担当しております。更に、中国地場マーケットへの迅速な製品投入を目的とした既存製品の改良業務及び当社が委託した新製品の開発業務支援も実施しております。
マブチエレクトロマグエスエーは、人工呼吸器・歯科治療用ハンドピース等の用途に特化したブラシレスモーターメーカーであり、静音・低振動・高速回転などの医療機器用途に適した高特性ブラシレスモーターの開発・製造技術を有し、それらを活かした拡販開発活動を行っております。
また、当社モーターの新規分野への参入及び適用用途への対応力強化並びに地産地消の考え方から、競争力のあるものづくりの実現を目指して、次の事項の検討と施策展開を急務と捉え実行しております。
(1)移動体向けブラシレスモーター及びギヤーユニット等の開発と駆動回路の技術強化
(2)マブチオーケン株式会社、マブチエレクトロマグエスエーとの製品技術融合による、健康・医療用途での製品競争力強化
(3)従来の省人化に加え、更なる省人化ラインの検討とモノづくり競争力の強化
(4)開発リードタイムの短縮及び開発工数の短縮、削減
次に、各用途の対応状況でありますが、主力分野である自動車電装用途、またライフ・インダストリー機器用途など、注力すべきそれぞれの用途について、事業部体制の下、技術部門及び営業部門が一体となり対応を行っております。
モビリティ(Mobility)における取り組み
パワーウインドウ用途
新規日系自動車メーカー向けに小型・軽量化モデルの成約や、新規欧州自動車メーカー向けに新機種の採用が確定しております。今後もサスティナビリティ要求に応えた小型・軽量化モデルを主力モデルとし、拡販活動を充実させてまいります。
パワーシート用途
日系大手顧客向けにサスティナビリティ要求に応えた小型高トルク製品の量産を開始しております。更なるシェア拡大に向けてシートの各ファンクションに相応したモーターを、地域市場による顧客要望の違いを考慮して開発を継続しています。生産拠点を複数国に持つ強みを生かし、地産地消によるCO2排出量削減を意識した生産・販売活動をしております。
バルブ用途
冷却水・冷媒・熱・排ガスの通るバルブを精密に駆動し、省エネルギー・高効率・バッテリー長寿命化・低燃費に貢献する製品であり他用途と異なる高温と振動環境への対応が求められるバルブ用途の需要が高まっており、併せて自動車のEV化に伴うバッテリー冷却バルブ用途の需要が飛躍的に成長しております。既に量産中のRS-4F5、RS-4G5及び、当該モーターのオプション仕様の強化を図ることに加えアクチュエーターの小型・軽量化に貢献すべく、外径24mmの小型バルブ用モーターの量産準備が整いました。また、ブラシ付モーターとブラシレスモーターの双方をラインナップしている当社の強みを生かし、ユニット対応を含めてお客様の要望に応じたソリューションを提供してまいります。
その他小型電装用途
シンチングやフラッシュドアハンドルに適した小型化と高トルク化の両立に対応した新製品、低温環境下における作動音の低減に対応したFC-140サイズの新製品の量産を開始いたしました。低燃費や利便性を訴求した新規用途の引合いに対応したモーター、高電圧バッテリーに対応したモーターの開発を継続しております。また、既存用途においてはお客様の使い勝手を考慮した高機能化及び電気・機械ノイズ性能を向上させた、次世代の標準モーターやアクチュエーター開発しております。
移動体用途
ブラシレスモーターの新規ラインナップ及びオプションの拡充によって、お客様による採用ご検討や新規成約が大幅に増加しております。パーソナルモビリティ用途では、自動車メーカーが手掛けるシニアカー向けに量産開始しました。取付け部分のフランジ角が100mm×100mmのモーター用コントローラーの開発が完了し、家庭用耕運機向けに量産を開始しました。また、当社が出資しているCuboRexのクローラーユニット「Cubo V4」への採用も決定しました。さらに、アシスト自転車向けのフレームレスモーターは量産準備を開始しており、2025年に量産開始予定です。オンライン販売や展示会への出展を通じ、広くお客様への認知、提案を行う取り組みも定着し始めており、今後のより一層の販売・拡販の強化に繋げてまいります。
マシーナリー(Machinery)における取り組み
協調ロボット用途
ブラシレスモーターの新規ラインナップの拡充によって、お客様による採用ご検討や新規成約が大幅に増加しております。また、新規のサイズや特性に関する引き合いを多く受けており、お客様の要求に応えるため、小型・軽量・高品質の製品開発に取り組んでおります。移動体用途同様にオンライン販売や展示会への出展を通じ、広くお客様への認知、提案を行う取り組みを継続していきます。
生産設備用途
当社は生産設備を自社で内製しており、製品開発部門と生産技術部門の連携を強化することで、お客様の真のニーズを理解し、最適なソリューション提案を目指した活動を開始しております。産業機器業界では、既存モーターをよりCO2排出量の低減につながるエネルギー変換効率の高いモーターに切り替える動きが加速しており、これまで移動体用モーターで培った技術・製品を産業機器に活かす活動を展開しています。既存の当社ISシリーズの新たなラインナップとして、取付け部分のフランジ角が40mm×40mmのブラシレスモーターの開発を進めております。当製品は、最大100Wを実現したブラシレスモーターで、駆動回路を内蔵した機電一体型のモデルとなります。お客様の細かな制御要求にも対応が可能となっているため、電動アクチュエーター、ロボット、AGV・AMR、食品加工機などの幅広い用途とニーズにお応えし、小型・高出力モーターで省エネ化に貢献してまいります。
メディカル(Medical)における取り組み
医療用途
マブチエレクトロマグエスエーが高いシェアを誇る人工呼吸気用モーターの技術を使い、ユニット開発活動を推進しています。医療用途のスロットレスブラシレスモーターを医療以外(汎用工具等)へ展開すべくお客様へのソリューション活動を推進しております。また、マブチモーターの量産ノウハウを活かし、高品質と低コストを両立した競争力の高い製品の投入を図るべく活動をしております。マブチオーケン株式会社との協業においては、マブチのブラシ付モーターにオーケンのポンプを取り付けたポンプユニットを生体情報モニター用途で初めてご成約を受領いたしました。ブラシレスモーターを取り付けたポンプユニットの開発も始めており、生体情報モニター用途向けの拡販と開発活動を進めております。
当連結会計年度における研究開発費は7,001百万円、当社所有の産業財産権の総数は825件(国内165件、海外660件)、新規出願件数は国内外合計で67件(国内外、特許・実案・意匠、商標)となっております。
当社製品の拡販・新用途拡大に向け、俯瞰的且つ積極的に知的財産権の獲得・保護を行うことにより、競争優位性の確保を図っております。また、知的財産権の確保のみならず、権利の流出・侵害といったリスクに対しても、当社グループ従業員に対し、教育などの意識向上施策を広く実施しております。
なお、当連結会計年度における代表的な新製品は次のとおりであります。
高出力ブラシレスモーター用コントローラー:DS-60EA1
高出力を必要とするAGV、産業設備、農機具など向けの当社ブラシレスモーター「IS-B5BZA(取付け部分のフランジ角が100mm×100mm)」に最適化した駆動用回路です。既存の当社製コントローラーのラインナップと同様に、小型化と高い防水性を実現しており、IS-B5BZAの特性を最大限引き出すことが可能です。
医療用モーター:IS-07NZA
当社グループのマブチエレクトロマグエスエーが開発し、高いトルク性能と静音性を強みとしております。マブチエレクトロマグエスエーが従来から強みとしている外科手術向けパワーツール用や歯科治療向けハンドピース用といった医療用途はもちろんのこと、工具など幅広い用途に活用できるブラシレスモーターとなっております。
ドアミラー用モーター: FC-146SN
自動車の電動ミラーの格納用などに適したモーターとして開発しました。従来製品「FC-140SF」と同等のサイズ・トルクを維持しながら、低温環境下における作動音を低減しました。当製品の適合する各種用途において、新たな付加価値を提供するものです。
自動車電装機器用モーター:FC-140SP
自動車の給油口や給電口ロック用モーターとして開発しました。当製品は、横メス端子の採用により設計自由度が向上し、スペースに制約のある自動車電装機器などにご使用いただけるなど、当社FC-140シリーズの製品ラインナップが拡充しました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01944] S100VJ78)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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