有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YG3Q (EDINETへの外部リンク)
ファナック株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
ハードウェア研究開発本部、ソフトウェア研究開発本部、サーボ研究開発本部、ロボット機構研究開発本部、ロボットソフト研究開発本部、ロボットアプリケーション技術本部、ロボドリル研究開発本部、ロボショット研究開発本部、ロボカット研究開発本部では、お客様における製造の自動化と効率化に寄与すべく、高信頼性を基本に、性能の向上や使いやすさを追求した競争力の高い様々な新商品、新機能を開発し、市場に投入しました。
次世代技術研究所では、当社商品に適用される次世代要素技術などの研究開発を行っております。
AIにつきましては、FA・ロボット・ロボマシンの全商品群において、より実用的なAI機能の開発を推進しています。各研究開発本部では、新たなAI機能の開発と、これまでにリリースしたAI機能の改良や適用範囲の拡大に取り組んでいます。近年は、全社的に生成AIの活用検討を進めており、その成果は社内業務の効率化として着実に表れています。また、生成AIの商品への応用についても検討を進めており、ロボット分野におけるフィジカルAIのアプリケーション事例を発表しました。同様に、工作機械分野におけるフィジカルAIのアプリケーションを検討しています。このようなAI技術に関する取り組みにより、競合他社との差別化を図ります。
当連結会計年度の研究開発費は、44,959百万円となっております。
当連結会計年度における新商品の主な成果は以下のとおりです。
CNCにつきましては、「ファナック シリーズ 500i-A」にて、適用範囲の拡大に向けたハードウェアのラインナップ追加およびミドルクラスの工作機械向け新機種「ファナック シリーズ 503i-A」を開発しました。また、工作機械の設計やCNCの設定に用いる開発ツールやカスタマイズ機能を強化し、工作機械メーカでの導入を支援します。さらに、機械ユーザの稼働率向上や加工最適化に向けたデータ活用に対応するため、専用のサーボデータ測定ツール「サーボビューア2」を開発し、工作機械の状態確認やトラブルシュートの効率化を図りました。
デジタル技術の活用におきましては、製造現場のDXを支援するデータ基盤である「FIELD system Basic Package」にてサーボデータを収集可能にし、製造現場における故障予防・検知に役立つ機能を追加しました。また、デジタルツイン技術については、加工時間予測や加工面の推定といった機械ユーザから強い関心を得ている機能について、工作機械メーカやCAD/CAMメーカのアプリケーションに統合された形での活用を推進するため、CNCのシミュレーションツール「CNCガイド2」のライブラリ版をリリースし、さらなる普及を目指します。
サーボにおきましては、「サーボモータαi-Dシリーズ」においてサーボモータに後付け可能な冷却ジャケットを開発しました。機械への熱伝導を抑制することで高精度加工に寄与します。「DDモータDiS-Dシリーズ」はラインナップを拡充し、送り精度の向上や省エネルギー化により、4軸・5軸加工機への導入を促進します。また、サーボシステムの制御機能としましては高速追従フィードフォワード機能を「ファナック シリーズ 500i-A」向けに追加し、加減速時の指令への追従性を向上させることでサイクルタイム短縮や加工精度の向上に貢献しました。
ロボットにつきましては、新機種として、R-2000/Eシリーズ、超軽量ポータブル協働ロボットCRX-3iA、機械加工ロボットM-810/190-20B、棚置きタイプのスカラロボットSR-9iA/Rを開発しました。また、ソフトウェアではオープンプラットフォームとフィジカルAI対応を推進しました。
R-2000/Eシリーズは、累計35万台以上の出荷実績を持つ大型ロボットR-2000シリーズをフルモデルチェンジした新型です。動作性能と保守性を大幅に向上し、自動車製造から物流現場まで幅広い用途で生産性を向上します。
協働ロボットCRXシリーズでは、軽量・コンパクトな3kg可搬のポータブルタイプのCRX-3iAを開発しました。機構部重量はわずか11kgと、片手で持ち運べるほど軽量で、どこでも簡単に設置できるので、造船や建築現場での溶接作業、組立や検査など幅広い用途での人手不足解消に役立ちます。
M-810/190-20Bは、近年需要が高まっている自動車のギガキャストなど大型部品の機械加工に使えるM-800シリーズのショートアームタイプです。190kgの可搬能力と2mのリーチを備え、高い耐環境性、高精度、高剛性に加えて、コンパクトな機構部で、狭いエリアで大型部品や鉄鋳物の切削、穴あけ、ねじ切りなどの様々な加工に適用できます。
SR-9iA/Rは棚置きタイプの9kg可搬のスカラロボットです。高速搬送動作を24時間休まず連続で行うことができる高い処理能力を持ち、太陽光発電パネルの発電セル等小物部品の高速搬送を高効率で行います。
さらに、当社はAIの進化をロボットに適用したフィジカルAIを加速させるため、オープンプラットフォーム対応を強力に推進しました。まず、オープンソースのロボット開発プラットフォームROS 2上でファナックロボットを駆動する専用ドライバを、オープンソースソフトとしてGitHub(ソースコードの保存・共有・管理ができる世界最大級の開発プラットフォーム)に公開しました。これにより世界中のユーザがROS 2を利用して、可搬質量3kgから2300kgの幅広いファナックロボットを制御することができます。また、AI開発で広く使われるプログラム言語PythonをPCなしにロボット制御装置単体で実行できる機能を開発しました。加えて、PCから送られるロボットの動作指令を1msの超高速周期で実行するストリームモーション機能を開発しました。ROS 2対応、Python対応、ストリームモーションの3つを軸とするオープンプラットフォームで高い信頼性を持つファナックロボットと最新AI技術を組み合わせたフィジカルAIを実現できます。
これらをはじめとする新商品、新機能により、引き続き産業のオートメーション推進に貢献します。
※ROSはOpen Source Robotics Foundationの商標です。GitHubはGitHub, Inc.の登録商標です。
PythonはPython Software Foundationの登録商標です。
ロボドリル(小型切削加工機)、ロボショット(電動射出成形機)およびロボカット(ワイヤ放電加工機)につきましては、ロボドリルでは新機種「ファナック ロボドリル DCシリーズ」の開発を行い、サイクルタイム短縮、熱変位の低減、切粉排出性能の向上など、生産性と稼働率の向上を実現しました。ロボショットでは新機種「ファナック ロボショット SCシリーズ」の開発を行い、型開閉時間の短縮による生産性向上を実現しました。また、可塑化工程におけるエネルギーロスを抑制するため、バレル根元温度を自動調整する機能を追加し、省エネルギー性能を高めました。ロボカットでは「ファナック ロボカット α-CiCシリーズ」にワイヤ節約機能を追加しランニングコストの低減を図りました。さらに協働ロボットCRXシリーズを組み合わせたロボットパッケージにより生産性も向上させました。
次世代技術研究所では、当社商品に適用される次世代要素技術などの研究開発を行っております。
AIにつきましては、FA・ロボット・ロボマシンの全商品群において、より実用的なAI機能の開発を推進しています。各研究開発本部では、新たなAI機能の開発と、これまでにリリースしたAI機能の改良や適用範囲の拡大に取り組んでいます。近年は、全社的に生成AIの活用検討を進めており、その成果は社内業務の効率化として着実に表れています。また、生成AIの商品への応用についても検討を進めており、ロボット分野におけるフィジカルAIのアプリケーション事例を発表しました。同様に、工作機械分野におけるフィジカルAIのアプリケーションを検討しています。このようなAI技術に関する取り組みにより、競合他社との差別化を図ります。
当連結会計年度の研究開発費は、44,959百万円となっております。
当連結会計年度における新商品の主な成果は以下のとおりです。
CNCにつきましては、「ファナック シリーズ 500i-A」にて、適用範囲の拡大に向けたハードウェアのラインナップ追加およびミドルクラスの工作機械向け新機種「ファナック シリーズ 503i-A」を開発しました。また、工作機械の設計やCNCの設定に用いる開発ツールやカスタマイズ機能を強化し、工作機械メーカでの導入を支援します。さらに、機械ユーザの稼働率向上や加工最適化に向けたデータ活用に対応するため、専用のサーボデータ測定ツール「サーボビューア2」を開発し、工作機械の状態確認やトラブルシュートの効率化を図りました。
デジタル技術の活用におきましては、製造現場のDXを支援するデータ基盤である「FIELD system Basic Package」にてサーボデータを収集可能にし、製造現場における故障予防・検知に役立つ機能を追加しました。また、デジタルツイン技術については、加工時間予測や加工面の推定といった機械ユーザから強い関心を得ている機能について、工作機械メーカやCAD/CAMメーカのアプリケーションに統合された形での活用を推進するため、CNCのシミュレーションツール「CNCガイド2」のライブラリ版をリリースし、さらなる普及を目指します。
サーボにおきましては、「サーボモータαi-Dシリーズ」においてサーボモータに後付け可能な冷却ジャケットを開発しました。機械への熱伝導を抑制することで高精度加工に寄与します。「DDモータDiS-Dシリーズ」はラインナップを拡充し、送り精度の向上や省エネルギー化により、4軸・5軸加工機への導入を促進します。また、サーボシステムの制御機能としましては高速追従フィードフォワード機能を「ファナック シリーズ 500i-A」向けに追加し、加減速時の指令への追従性を向上させることでサイクルタイム短縮や加工精度の向上に貢献しました。
ロボットにつきましては、新機種として、R-2000/Eシリーズ、超軽量ポータブル協働ロボットCRX-3iA、機械加工ロボットM-810/190-20B、棚置きタイプのスカラロボットSR-9iA/Rを開発しました。また、ソフトウェアではオープンプラットフォームとフィジカルAI対応を推進しました。
R-2000/Eシリーズは、累計35万台以上の出荷実績を持つ大型ロボットR-2000シリーズをフルモデルチェンジした新型です。動作性能と保守性を大幅に向上し、自動車製造から物流現場まで幅広い用途で生産性を向上します。
協働ロボットCRXシリーズでは、軽量・コンパクトな3kg可搬のポータブルタイプのCRX-3iAを開発しました。機構部重量はわずか11kgと、片手で持ち運べるほど軽量で、どこでも簡単に設置できるので、造船や建築現場での溶接作業、組立や検査など幅広い用途での人手不足解消に役立ちます。
M-810/190-20Bは、近年需要が高まっている自動車のギガキャストなど大型部品の機械加工に使えるM-800シリーズのショートアームタイプです。190kgの可搬能力と2mのリーチを備え、高い耐環境性、高精度、高剛性に加えて、コンパクトな機構部で、狭いエリアで大型部品や鉄鋳物の切削、穴あけ、ねじ切りなどの様々な加工に適用できます。
SR-9iA/Rは棚置きタイプの9kg可搬のスカラロボットです。高速搬送動作を24時間休まず連続で行うことができる高い処理能力を持ち、太陽光発電パネルの発電セル等小物部品の高速搬送を高効率で行います。
さらに、当社はAIの進化をロボットに適用したフィジカルAIを加速させるため、オープンプラットフォーム対応を強力に推進しました。まず、オープンソースのロボット開発プラットフォームROS 2上でファナックロボットを駆動する専用ドライバを、オープンソースソフトとしてGitHub(ソースコードの保存・共有・管理ができる世界最大級の開発プラットフォーム)に公開しました。これにより世界中のユーザがROS 2を利用して、可搬質量3kgから2300kgの幅広いファナックロボットを制御することができます。また、AI開発で広く使われるプログラム言語PythonをPCなしにロボット制御装置単体で実行できる機能を開発しました。加えて、PCから送られるロボットの動作指令を1msの超高速周期で実行するストリームモーション機能を開発しました。ROS 2対応、Python対応、ストリームモーションの3つを軸とするオープンプラットフォームで高い信頼性を持つファナックロボットと最新AI技術を組み合わせたフィジカルAIを実現できます。
これらをはじめとする新商品、新機能により、引き続き産業のオートメーション推進に貢献します。
※ROSはOpen Source Robotics Foundationの商標です。GitHubはGitHub, Inc.の登録商標です。
PythonはPython Software Foundationの登録商標です。
ロボドリル(小型切削加工機)、ロボショット(電動射出成形機)およびロボカット(ワイヤ放電加工機)につきましては、ロボドリルでは新機種「ファナック ロボドリル DCシリーズ」の開発を行い、サイクルタイム短縮、熱変位の低減、切粉排出性能の向上など、生産性と稼働率の向上を実現しました。ロボショットでは新機種「ファナック ロボショット SCシリーズ」の開発を行い、型開閉時間の短縮による生産性向上を実現しました。また、可塑化工程におけるエネルギーロスを抑制するため、バレル根元温度を自動調整する機能を追加し、省エネルギー性能を高めました。ロボカットでは「ファナック ロボカット α-CiCシリーズ」にワイヤ節約機能を追加しランニングコストの低減を図りました。さらに協働ロボットCRXシリーズを組み合わせたロボットパッケージにより生産性も向上させました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01946] S100YG3Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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