有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YJ84 (EDINETへの外部リンク)
リバーエレテック株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループは、水晶製品における革新的な研究開発を推進し、ユーザーの高度化するニーズに応えるため、以下の取り組みを継続・拡充しています。当連結会計年度においては、当社独自のKoTカット技術を基盤とした高周波低ジッタ発振器「KCRO-05」の短期での商品化対応完了と量産体制構築、低電圧発振器のオンライン稼働、そして極限環境対応製品の市場展開の進展など、複数の分野で顕著な進捗がありました。また、品質マネジメントシステムの国際認証取得により、製品開発と製造における信頼性を一層高めております。今後も、先端技術を活かした製品ラインアップの強化を図り、市場のニーズに対応するとともに、新市場開拓やイノベーション創出に寄与してまいります。
主な研究開発活動は次のとおりです。なお、当連結会計年度における研究開発費は、総額274,258千円でした。
水晶製品
(1)KoTカット技術の進化と高周波低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」
当社独自の「KoTカット」技術は、高精度と低位相雑音を両立させ、水晶振動子の性能に大きな革新をもたらしています。この革新的な技術とその成果は高く評価され、2024年度の文部科学省ARIM(マテリアル先端リサーチインフラ)が主催する「秀でた利用成果」において最優秀賞を受賞するなど、確固たる基礎技術としての地位を築いてまいりました。また、台湾・米国・英国・日本での特許取得に加え、中国においても特許登録が完了し、グローバルでの知財保護体制が確立されています。
このKoTカット技術で培われた高い性能と信頼性を最大限に活かし、市場からの利便性と即時性への高まるニーズに応えるべく、当社の開発リソースを集中投入し、高周波低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」の商品化対応を当連結会計年度において短期で完了いたしました。本製品は、極めて低い位相ジッタ(12fs typ.)を実現する独自の基本波発振技術を特長とし、AIデータセンター向けの1.6T光トランシーバー用途に625MHzを優先開発することで、次世代の高速通信規格におけるノイズ問題を解決します。さらに、本技術は最大1GHz超まで対応可能なポテンシャルを有しており、将来的な高周波ニーズにも柔軟に対応してまいります。2520サイズの小型パッケージでの提供が可能であり、現在、量産設備立ち上げ段階に移行しており、本年度中の本格的な量産開始を目指しております。
(2)低電圧0.9Vから駆動する水晶発振器「FCXO-07F」
FCXO-07Fは、0.9Vという低電圧から駆動可能な水晶発振器として、微細プロセス半導体への対応と高度な省電力設計を実現しています。近年、半導体の微細化に伴い受信側ICの低電圧化が進んでおり、これに対応した周波数ソースへのニーズが高まっています。本製品は低電圧駆動専用の回路構成を採用し、低電圧領域においても安定した発振精度を提供するため、モバイル機器やIoTノードなどバッテリー駆動が中心の分野で特に高い効果が期待されます。すでに複数の顧客へサンプルを提供しており、接続試験や長期信頼性評価を通じて、低消費電力・小型化ニーズの高い市場への展開を推進しています。
(3)クリスタルケースを用いた超小型ATカット水晶振動子
当社のウェハレベル真空パッケージ封止技術(MDS)と「クリスタルケース®」構造を組み合わせることで、従来品を大幅に上回る小型化を実現し、世界最小のATカット水晶振動子を製品化しました。従来品「FCX-08」の1.2mm×1.0mm×0.3mmに対し、本製品は0.8mm×0.6mm×0.3mmという極小サイズを達成しています。体積・重量を大幅に削減しながら高い信頼性を確保しているため、ウェアラブル端末や医療機器など省スペース化が求められる分野での活用が期待されます。
(4)使用温度範囲200℃対応水晶発振器「GTXO-04」
GTXO-04は、オイル掘削などの極限環境での使用を想定して開発された水晶発振器であり、最大200℃までの使用温度範囲に対応できる点が最大の特長です。従来品では困難とされてきた高温環境下においても優れた安定動作を実現しており、想定使用環境での評価も完了し、次のステージへの移行段階にあります。今後のさらなる研究・実装展開が期待されます。
(5)IATF16949品質マネジメントシステム認証の取得と車載製品開発の加速
当連結会計年度において、自動車産業における国際的な品質マネジメントシステム規格であるIATF16949の認証を、当社の生産拠点である青森リバーテクノ株式会社平賀工場にて取得いたしました。本認証は、水晶振動子および水晶発振器の設計および製造範囲に適用され、当社製品の品質信頼性と安定供給体制が国際的な基準で評価されたことを示します。これにより、車載分野をはじめとする高信頼性が求められる市場への展開を一層強化してまいります。
また、この認証された設計開発プロセスを活用し、あらたに車載仕様向け音叉型水晶振動子の開発に着手しております。この取り組みにより、モビリティ市場における当社の製品ラインアップを拡充し、車載電装システムの進化に貢献してまいります。
主な研究開発活動は次のとおりです。なお、当連結会計年度における研究開発費は、総額274,258千円でした。
水晶製品
(1)KoTカット技術の進化と高周波低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」
当社独自の「KoTカット」技術は、高精度と低位相雑音を両立させ、水晶振動子の性能に大きな革新をもたらしています。この革新的な技術とその成果は高く評価され、2024年度の文部科学省ARIM(マテリアル先端リサーチインフラ)が主催する「秀でた利用成果」において最優秀賞を受賞するなど、確固たる基礎技術としての地位を築いてまいりました。また、台湾・米国・英国・日本での特許取得に加え、中国においても特許登録が完了し、グローバルでの知財保護体制が確立されています。
このKoTカット技術で培われた高い性能と信頼性を最大限に活かし、市場からの利便性と即時性への高まるニーズに応えるべく、当社の開発リソースを集中投入し、高周波低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」の商品化対応を当連結会計年度において短期で完了いたしました。本製品は、極めて低い位相ジッタ(12fs typ.)を実現する独自の基本波発振技術を特長とし、AIデータセンター向けの1.6T光トランシーバー用途に625MHzを優先開発することで、次世代の高速通信規格におけるノイズ問題を解決します。さらに、本技術は最大1GHz超まで対応可能なポテンシャルを有しており、将来的な高周波ニーズにも柔軟に対応してまいります。2520サイズの小型パッケージでの提供が可能であり、現在、量産設備立ち上げ段階に移行しており、本年度中の本格的な量産開始を目指しております。
(2)低電圧0.9Vから駆動する水晶発振器「FCXO-07F」
FCXO-07Fは、0.9Vという低電圧から駆動可能な水晶発振器として、微細プロセス半導体への対応と高度な省電力設計を実現しています。近年、半導体の微細化に伴い受信側ICの低電圧化が進んでおり、これに対応した周波数ソースへのニーズが高まっています。本製品は低電圧駆動専用の回路構成を採用し、低電圧領域においても安定した発振精度を提供するため、モバイル機器やIoTノードなどバッテリー駆動が中心の分野で特に高い効果が期待されます。すでに複数の顧客へサンプルを提供しており、接続試験や長期信頼性評価を通じて、低消費電力・小型化ニーズの高い市場への展開を推進しています。
(3)クリスタルケースを用いた超小型ATカット水晶振動子
当社のウェハレベル真空パッケージ封止技術(MDS)と「クリスタルケース®」構造を組み合わせることで、従来品を大幅に上回る小型化を実現し、世界最小のATカット水晶振動子を製品化しました。従来品「FCX-08」の1.2mm×1.0mm×0.3mmに対し、本製品は0.8mm×0.6mm×0.3mmという極小サイズを達成しています。体積・重量を大幅に削減しながら高い信頼性を確保しているため、ウェアラブル端末や医療機器など省スペース化が求められる分野での活用が期待されます。
(4)使用温度範囲200℃対応水晶発振器「GTXO-04」
GTXO-04は、オイル掘削などの極限環境での使用を想定して開発された水晶発振器であり、最大200℃までの使用温度範囲に対応できる点が最大の特長です。従来品では困難とされてきた高温環境下においても優れた安定動作を実現しており、想定使用環境での評価も完了し、次のステージへの移行段階にあります。今後のさらなる研究・実装展開が期待されます。
(5)IATF16949品質マネジメントシステム認証の取得と車載製品開発の加速
当連結会計年度において、自動車産業における国際的な品質マネジメントシステム規格であるIATF16949の認証を、当社の生産拠点である青森リバーテクノ株式会社平賀工場にて取得いたしました。本認証は、水晶振動子および水晶発振器の設計および製造範囲に適用され、当社製品の品質信頼性と安定供給体制が国際的な基準で評価されたことを示します。これにより、車載分野をはじめとする高信頼性が求められる市場への展開を一層強化してまいります。
また、この認証された設計開発プロセスを活用し、あらたに車載仕様向け音叉型水晶振動子の開発に着手しております。この取り組みにより、モビリティ市場における当社の製品ラインアップを拡充し、車載電装システムの進化に貢献してまいります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02093] S100YJ84)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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