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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ARWZ

有価証券報告書抜粋 株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2016年4月1日から2017年3月31日まで)における世界経済は、米国経済は穏やかな景気拡大が持続しましたが、昨年11月に米国次期大統領が決定してからは、就任後の政策が懸念されるなど、不透明感が生じております。欧州ではユーロ圏全体では堅調さを維持したものの英国のEU離脱や、北朝鮮情勢など地政学的リスクが上昇し不安定要素が残っております。その他、新興各国では概ね減速ながら、一部で底打ち感も見られました。国内経済は、堅調な雇用に加え為替が円安基調へ転換したことから、景気に緩やかな回復傾向が見られました。
当社グループの中核事業領域である半導体業界、電気機器業界においては、国内外の業界再編が進行しており、世界経済の影響と相まって不透明感があり、当社グループにおいても継続的な顧客の価格性能比率向上の要求に応えるため、依然厳しい状況にありました。また、外食産業業界においては、外食需要は8月の台風などの天候不順やオリンピック期間中の外出控えなどが影響し前年比マイナスとなった以外は概ね堅調に推移しております。
そのような経営環境の中で、当社グループは、手元資金の充実と組織再編のため2016年11月30日付で従来の中核事業領域であるテストソリューション事業(半導体事業)を展開する株式会社シスウェーブの全株式を譲渡し、現在は、レストラン・ウエディング事業及び新たな収益事業領域として位置付けるバイオ燃料事業の拡大を経営課題として、安定的な収益を創出できる企業を目指しております。
テストソリューション事業においては、国内半導体業界では安定的な需要を維持する自動車産業と堅調に立ち上がりつつあるIoT産業に下支えされ、当連結会計年度では、技術者の不足感と高効率要求により、当社グループの開発業務受託及びプラットフォームを活かした製品は、受注及び販売共に順調に推移いたしました。
バイオ燃料事業においては、メキシコ合衆国LUCELO DE PANUCO DE PRODUCCION RURAL DE RESPOSABILIDAD DE C.V.、PROFON.S.C.、及びPRIMUS VISION S.A. DE C.V.、全国牧畜業者組合連合会ハリスコ州支部(UGRJ)、GENARO SANTOSCOY、及びSERVICIO AGROTECNICOから合計878.4t、タイ王国SORG JTから49.9t、総合計928.3tのスーパーソルガム種子購入申込みを受けております。さらに、メキシコ合衆国農畜水産農村開発食糧省(SAGARPA)よりメキシコ国内においてスーパーソルガムの栽培を推奨され、2016年12月にSAGARPAの研究機関であります国立農畜産林業研究所(INIFAP)より栽培マニュアルへの正式登録を受けたことから、引き続き各国の民間企業、組合との間でスーパーソルガムの種子の販売事業に注力しております。
レストラン・ウエディング事業においては、イタリアンレストラン5店舗、イタリアンバル1店舗、美味しいダイエットメニューをコンセプトにしたナチュラルダイエットレストラン1店舗、ウエディング(結婚式・結婚披露宴)1店舗、合計8店舗にて展開しており、出店地域における顧客層に合わせ提供する料理の内容、分量はじめ店舗デザイン等を外部飲食コンサルタントの協力のもとコンセプトを変え質の高いサービスを提供しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、20億45百万円(前連結会計年度比26.8%減)となりました。
損益につきましては、テストソリューション事業において、株式会社シスウェーブの2016年4月から2016年11月までの損益しか取り込めないことや、依然バイオ燃料事業の立ち上げに係る営業費用が影響したことから、営業損失14億66百万円(前連結会計年度は営業損失22億65百万円)を計上いたしました。また、経常損失は13億82百万円(前連結会計年度は経常損失23億68百万円)、減損損失の計上等により親会社株主に帰属する当期純損失は13億57百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失30億76百万円)となりました。

セグメント別の状況は、次のとおりであります。
[テストソリューション事業]
当社グループは、「テストソリューション事業」に分類しておりました株式会社シスウェーブの全株式を2016年11月30日に売却したため、株式会社シスウェーブを連結の範囲から除外しております。その結果、売上高は8億66百万円(前連結会計年度比43.9%減)となりました。損益につきましては、株式会社シスウェーブの2016年4月から2016年11月までの損益を取り込んだ結果、セグメント利益32百万円(前連結会計年度比61.4%減)となりました。


[バイオ燃料事業]
2017年3月期におけるバイオ燃料事業に関する販売数量は928.3t(内、メキシコ現地渡し185.4t、EXW方式737.9t、ファクツゥーラ未発行分5t)となり、メキシコ現地引渡分の185.4tに対する売上高は4億26百万円(前年同期は32百万円)となりました。スーパーソルガム種子の販売事業につきましては、販売先の受注が拡大したものの、種子供給元による当社へのスーパーソルガム種子の納品に遅れが生じたことから当初販売を計画していた時期に販売する国の現地法人へスーパーソルガム種子の輸出が行えず、販売先と協議した結果、販売先よりスーパーソルガム種子の現物確認の要請もあったことから、倉庫渡し(EXW方式)による購入の申入れがあり、2017年2月、2017年3月と、2回に渡りオーストラリア及びベトナムにおいて当社代表取締役立会の下、各購入先によるスーパーソルガム種子の検収作業が実施され、スーパーソルガム種子実物、数量、Category、品種、重量等の確認が実施され当社が販売用に準備したスーパーソルガム種子につきましては、全量検収書が発行されております。本来、当社売上基準につきましては販売先による検収後の検収書発行時に売上を計上するものですが、今回、種子供給元の当社への納品が遅れたことにより、本来の検収場所であるメキシコ、タイではなく、オーストラリア、ベトナムにおいて検収作業を実施したことから、検収後の販売先による各国への輸出手続きが完了し、それぞれの国に到着した時点で売上を計上することにしております。これらのことにより、当社が予定していた売上につきましては計上が行えず損益につきましては、セグメント損失9億22百万円(前連結会計年度はセグメント損失17億12百万円)となりました。

[レストラン・ウエディング事業]
売上高は7億52百万円(前連結会計年度比37.3%減)となりました。これは主に結婚披露宴の施行単価の低下、及び地方店舗の集客低下によるものであります。セグメント損失1億40百万円(前連結会計年度はセグメント損失2億23百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は12億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億27百万円増加いたしました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1億33百万円の資金の増加(前年同期は11億65百万円の資金の減少)となりました。この主な要因は、前受金の増加額9億23百万円及び非資金取引である貸倒引当金の増加額3億48百万円と仕入債務の増加額1億67百万円等の増加要因が、税金等調整前当期純損失13億44百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは65百万円の資金の減少(前年同期は2億30百万円の資金の減少)となりました。この主な要因は、貸付による支出4億32百万円等の減少要因が、関係会社株式の売却による収入3億36百万円等の増加要因を上回ったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは9億56百万円の資金の増加(前年同期は5億63百万円の資金の増加)となりました。主な要因は、株式の発行による収入の増加11億71百万円等の増加要因が、短期借入金の減少額2億30百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。


(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2013年3月期2014年3月期2015年3月期2016年3月期2017年3月期
自己資本比率 (%)48.283.276.360.841.6
時価ベースの自己資本比率(%)83.5114.9134.2330.6336.24
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)----11.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)- ---9.7

(注)1.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
2.2013年3月から2016年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02118] S100ARWZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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