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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100VFRH (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社C&Gシステムズ 研究開発活動 (2024年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度においては、当社は主に以下のような研究開発活動に取り組み、当社製品の主要ユーザである金型関連メーカーにおける金型製造の効率化、高度化への貢献を目指しました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は663百万円であり、全額CAD/CAMシステム等事業によるものです。

当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りです。
① EXCESS-HYBRID Ⅱ V9.1
金型向け2次元・3次元(2D・3D)融合型のCAD/CAM システム、EXCESS-HYBRID Ⅱ(エクセスハイブリッドツー)「V9.1」を2024年2月にリリースしました。
本バージョンでは、パソコンなどのストレージ内に存在する膨大な既存データから、類似形状の製品モデルを検索する「類似ボディ検索機能(本機能)」を搭載しました。本機能はディープラーニング(深層学習)の手法を用いてAI(人工知能)にデータを学習させ、指定した製品モデルや検索条件から類似した製品データを抽出します。抽出した製品データは類似性の高いモデルから順に候補が表示されるため、ユーザは流用性が高い類似した形状の製品を素早く特定できるようになり、これにより予想工数の見積もりや工程計画など設計者の思考プロセスをサポートすることを目指しました。
また、工程管理システム「AIQ(アイク)」と併用することで、過去に製造した類似形状部品の受注情報や実績情報などをデータベースから容易に入手でき、機械の稼働状況や工程の進捗状況もリアルタイムに把握できるため、生産管理が体系化され、製造プロセス全体の効率を向上させることが可能となりました。

② CAM-TOOL V20.1
金型5軸制御マシニングセンター対応CAD/CAMシステム、CAM-TOOL 「V20.1」を2024年4月にリリースしました。
本バージョンでは、産学共同研究にて開発したAIシステム(AI切削条件決定支援システム)を利用して切削条件の決定を支援する「AI切削条件算出機能(本機能)」を搭載しました。
マシニングセンター(MC)で、加工実績がない被削材や工具などを使用する際、適切な切削条件の追究は熟練機能者の知識や経験などの暗黙知に依存するケースが多く、これら個人が持つノウハウなどの知的資産を共有する「ナレッジマネジメント」は、技能継承や人材不足の問題に直面する多くの金型製造業や部品加工業での経営課題となっています。
本機能では、AI技術の「データマイニング手法」を使い工具メーカーの大量な工具・切削条件や工具カタログデータに登録されていない被削材の材料物性値などを学習させることで、ユーザが選定した被削材や工具に対し、学習後の切削条件を自動算出することが可能となりました。また、加工実績に基づくユーザ独自の切削条件をデータベース(DB)にフィードバックするため、機械学習で効率化された加工情報資産の構築が可能となり、これらAI活用によりユーザ企業が抱える課題を解決しました。
これに続き、工具や被削材以外の外部データを加味した加工条件の算出など、より高次なシステムを目指し研究開発を継続しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02120] S100VFRH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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