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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BUBX

有価証券報告書抜粋 マニー株式会社 業績等の概要 (2017年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における医療機器業界は、先進国では医療費抑制政策や承認基準の厳格化等厳しい状況が続いているものの、先進医療の導入が進み、新興国では人口の増加及び経済発展に伴う医療インフラの整備が進んでいるため、全体としては引き続き市場の拡大を見込んでおります。一方で、米国政権の経済・金融政策動向や不透明な欧州経済の動向等により、世界情勢は安定感を欠いた状況で推移しております。
このような環境下、当社グループにおきましては、引き続き需要の拡大が見込まれる新興国市場において、中国の販売拠点 馬尼(北京)貿易有限公司 及びベトナムの販売拠点 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD. を中心に現地マーケティングの強化を図り、ユーザーニーズの把握及び販売網の整備に努めた結果、デンタル関連製品及びサージカル関連製品の中国での売上を大きく増加させることができました。さらに、成長著しいインド市場においては、新たに販売拠点MANI MEDICAL INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、今後の売上拡大のための土台作りに努めました。一方、先進国市場においては、アイレス針関連製品の北米地域での売上が好調に推移しました。また、ドイツの子会社、Schütz Dental GmbH及びGDF Gesellschaft für dentale Forschung und Innovationen GmbH(以下、「SDG」という。)においては、円高の影響に加え、インプラント及び歯科用貴金属の売上が低調に推移しましたが、欧州販売拠点化に向けて積極的な活動を行うとともに、当社との共同製品開発を推進するための体制整備を行いました。
海外工場におきましては、ベトナムの生産拠点 MANI HANOI CO., LTD. は、生産工程移管の推進とともに、品質向上とコスト低減を実現するため、生産効率の改善及び顧客への直接出荷体制の確立に努めてまいりました。さらに、将来的な受注増加に対応すべく新工場の建設が完了し、稼働に向けた準備を進めました。また、ミャンマーの生産拠点 MANI YANGON LTD. 及びラオスの生産拠点 MANI VIENTIANE SOLE.CO.,LTD. は、運営の安定化を推進してまいりました。
開発面については、引き続き「世界一の品質」を実現・維持するための生産技術開発・既存製品改良研究を行うとともに、先進国での売上拡大を目指して新製品開発を進め、当連結会計年度中の新製品として「リフトアップ針」(アイレス針関連製品)、改良品として「眼科トロカール」(サージカル関連製品)を発売いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は 17,167百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は 4,261百万円(同0.4%増)、経常利益は為替差益の増加により 4,624百万円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は 3,315百万円(同10.3%増)となりました。

セグメント別の業績概況は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。

(サージカル関連製品)
品質評価の高い眼科ナイフ及び眼科トロカールの売上が好調に推移したことから、売上高は4,237百万円(前年同期比 5.7%増)となりました。また、売上高が増加したこと等から、セグメント利益(営業利益)は1,220百万円(同2.8%増)となりました。

(アイレス針関連製品)
北米での売上が好調に推移したことから、売上高は4,545百万円(前年同期比 7.5%増)となりました。一方、売上高は増加したものの、ベトナム新工場への生産工程移管ならびに新工場稼働に伴い経費が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は1,577百万円(同 8.7%減)となりました。

(デンタル関連製品)
SDGの売上が低調に推移したものの、中国を中心にアジアでの売上が好調に推移したことから、売上高は8,384百万円(前年同期比 0.8%増)となりました。また、ダイヤバー、リーマ・ファイル等の利益率の高い製品の売上が好調に推移したこと等から、セグメント利益(営業利益)は1,463百万円(同 10.0%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
前連結会計年度
金額(千円)
当連結会計年度
金額(千円)
増減金額
(千円)
営業活動によるキャッシュ・フロー3,567,8464,793,0501,225,203
投資活動によるキャッシュ・フロー△2,605,994△2,230,573375,420
財務活動によるキャッシュ・フロー△1,488,552△1,052,126436,426
現金及び現金同等物期末残高5,795,5497,456,4081,660,858

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 1,660百万円増加(前期末比28.7%増)し、7,456百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4,793百万円(前年同期比34.3%増)となりました。この増減は主に、税金等調整前当期純利益が増加したこと、ならびにたな卸資産の増減額が減少したこと、法人税等の支払額が減少したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,230百万円(前年同期比14.4%減)となりました。この増減は主に、無形固定資産の取得による支出が減少したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,052百万円(前年同期比29.3%減)となりました。この増減は主に、配当金の支払額が増加した一方、自己株式の取得による支出が減少したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02340] S100BUBX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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