有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W7MR (EDINETへの外部リンク)
株式会社A&Dホロンホールディングス 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループは“はかる”を事業領域として様々な計測機器を開発しておりますが、顧客要求に応える機器開発及び未来を支える計測技術の追求を研究開発活動の基本としております。
研究開発スタッフは、当社グループ総従業員数の約16.5%の402名、当連結会計年度における研究開発費の総額は5,963百万円であり、セグメント別の研究開発の状況は次のとおりであります。
(1) 半導体関連事業
当事業における研究開発費は1,437百万円であり、主要課題及び成果は次のとおりであります。株式会社ホロンでは、半導体の回路原版(フォトマスク)が、設計通りに正しく作られているかを寸法測定するCD-SEMを開発しております。株式会社エー・アンド・デイでは、電子ビームを発生させる電子銃の開発にいち早く取り組んでおり、電子ビーム露光装置に組み込む基幹ユニットを提供しております。両社の世界最高水準の技術力を活かし、グローバル市場のニーズに応えるべく、次世代機をはじめとする新製品開発に注力いたしました。また、新工場の建設に着手し、新製品開発に一層注力できる体制の整備を進めてまいりました。
(2) 医療・健康機器事業
当事業における研究開発費は1,190百万円であり、分野別の主要課題及び成果は次のとおりであります。① 医療機器
正確で信頼性の高い医療用血圧計や生体情報モニタ、車イスに座ったままやベッドに寝たままでも測定ができる体重計などを中心とした機器、ソリューションを開発しております。医療環境やテクノロジーの変化を捉えながら、常に進化した製品やサービスをお届けし、医療効率や患者の生活の質向上をサポートし続けております。当連結会計年度の成果としては、以下になります。
・携帯型自動血圧計用に直感的な操作でご利用いただける解析ソフト「TM-2487」を開発
・どなたにも使いやすいユニバーサル仕様のバリアフリースケール「AD-6105R」を開発
② 健康機器
血圧計をはじめとした家庭向け健康機器、ソリューションを開発しております。血圧、体重、体温などご家庭で計測したデータは、ネットワークにつなげることで継続的な記録と管理が可能です。さらに遠隔医療の高度化に向けて、先進のICT機器を開発しております。世界中の人々の健康寿命の延伸、健康長寿社会の実現に貢献しております。当連結会計年度の成果としては、以下になります。
・米国向けにセルラー通信機能を搭載した上腕式血圧計「UA-1020CEL」および体重計「UC-352CEL」を開発
・米国向けに上腕式血圧計:プレシジョン・チェック・シリーズ「UA-910BLE、UA-810BLE」および「UA-1040TBLE、UA-770BLE、UA-660」を開発
(3) 計測・計量機器事業
当事業における研究開発費は3,335百万円であり、分野別の主要課題及び成果は次のとおりであります。① 計測機器
音、振動、変位、強度などの物理量を高精度に計測し、分析する機器を開発しております。また計測と制御、そしてシミュレーションを一体化した独自のテクノロジーで、開発期間の短縮やコスト削減に貢献するソフトとハードを開発しております。近年ではカーボンニュートラルに貢献する製品に注力しております。当連結会計年度の成果としては、以下になります。
・電動車で使用されるコンポーネントの温度管理(サーマルマネージメント)開発に活用できる温度エミュレータを開発
・AD/ADASでの使用が想定されるECU間通信方式である車載イーサネット開発向けのHILSボードを開発
・油圧、電動の疲労振動試験機に使用する新型コントローラー「CC-04」を開発
② 計量機器
質量(重さ)をはかる機器を開発しており、電子天びんや台はかり、そのセンサ部分であるロードセルなど幅広いラインナップにより、さまざまなニーズにお応えしております。また、当社グループの機器は研究・試験施設だけでなく、自動化された生産ラインへ組み込まれることで、省エネ技術の一環として活用されており、世界中の幅広い分野でのエネルギー効率化に貢献しております。当連結会計年度の成果としては、以下になります。
・最小表示0.1mg~0.01gまでの汎用天びん「FX/FZシリーズ(A&D Fortis)」を開発
・USB出力小型圧縮ボタン型ロードセル「LCC28-USBシリーズ」を開発
・検査間口580×300mm、搬送質量25kgの大型X線検査機「AD4991-6030」を開発
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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