有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W5N2 (EDINETへの外部リンク)
株式会社河合楽器製作所 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループは、より良い楽器づくりと音楽文化への貢献を目指すとともに、持続的な企業の成長に向け、楽器教
育事業、素材加工事業の各セグメントにおいて研究開発活動を行っております。当社および連結グループ全体の研究開発要員は86名で、研究開発費は 473百万円であります。
① 楽器教育事業
アコースティックピアノに関しては、海外市場向けにアップライトピアノの開発を行っております。従来の温かみがあり色彩感のある当社こだわりの音色に加え、低音域の深みと力強さ、高音域の明瞭で抜けの良い響きを追求するため、基本設計からケース設計、ハンマーに至るまで新たに開発を行いました。あわせて、内装および外観品質の向上にも注力し、総合的な製品価値の向上を図りました。本試作品を2025年1月に開催された世界最大規模の楽器見本市『2025 NAMM Show』に出展し、現地ディーラーよりさまざまなご評価をいただくことができました。今後はいただいた評価を基に更なるブラッシュアップを行い、2025年度中の発売を目指しております。
また、欧州市場から多くのご要望をいただきました、アップライトピアノの艶消し塗装やクリスマスシーズンに合わせた配色に対応するため、ウォルナット艶消し塗装仕上げのアップライトピアノ『LD-200W』、赤塗色のアップライトピアノ『K-200FRS』を開発、発売しました。
国内市場ではオンライン販売の更なる強化を図るため、インテリア性に優れた『LD-200』に当社オンラインショップ限定色を開発、発売しました。
電子ピアノに関しては、ポータブルタイプの電子ピアノ『ES60』を開発、発売しました。軽量コンパクトなモデルながら、新開発の本格的ハンマーアクション鍵盤を搭載しており、ビギナーから中上級者まで幅広いユーザーにご好評をいただいております。また、当社の電子ピアノの特徴である響板スピーカーや木製鍵盤についての研究開発も推進しており、更なる製品競争力の向上に努めております。
音楽教室に関しては、2024年4月に開設した「新3歳グループコース」の進級先として、「新4歳グループコース」の研究開発を行いました。当コースはグループでピアノを学ぶことを目的としたコースで、アンサンブルやリトミック等、通常のピアノ個人レッスンでは行えないグループならではの活動を取り入れ、楽しみながらピアノ演奏やソルフェージュを学ぶことを目的としたコースです。2025年4月よりエリア限定の研究クラスを開講し、レッスン内容を検証しながらカリキュラムを改修、2026年4月より正式コースとしての全国展開を計画しております。
体育教室、英語教室、絵画造形教室に関しては、各カリキュラムの研究と教材の開発を継続的に行っております。体育教室では、子ども向けの体育教室にとどまらず、企業向けの体力測定やフィットネスプログラム、高齢者向けの介護予防プログラム、また、指導者育成マニュアルのデジタル化やスマートフォン対応アプリを利用した新たなイベント企画にも取り組んでおります。
音楽ソフトウェアに関しては、楽譜認識作成ソフトウェアの学校向け製品『スコアメーカー 学校版 13』を開発・発売しました。今回、新たに児童生徒用画面を開発しました。また、複数の児童生徒による楽譜の共同制作を支援する機能として、楽譜の分割・結合機能を開発しました。一方、一般向けの楽譜認識作成ソフトウェア『スコアメーカーZERO』に関しては、他社のボーカル音源が利用可能なVST3音源対応、楽譜認識精度の向上、楽譜編集機能の改善など、継続的な改良を行っており、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの満足度向上に取り組んでおります。
当事業に係る研究開発費は 461百万円であります。
② 素材加工事業
カワイ精密金属株式会社は、自動車向け異形条の開発およびローコスト製法の研究、合わせ材料(クラッド)における物性、塑性研究といった異種金属接合加工研究など、金属全般の異形加工に関する研究を行っております。株式会社カワイ音響システムは、個人用途では楽器演奏、ボーカル練習、映像配信などに使用できる防音室を、法人用途では研究機関や企業向けの実験室、検査室、会議室などに使用できる防音室の研究開発を行っております。株式会社カワイハイパーウッドでは、自動車向け本杢塗装部品を柱にカーボンフリーを意識した素材、塗装工法においても研究を行っております。
当事業に係る研究開発費は 12百万円であります。
育事業、素材加工事業の各セグメントにおいて研究開発活動を行っております。当社および連結グループ全体の研究開発要員は86名で、研究開発費は 473百万円であります。
① 楽器教育事業
アコースティックピアノに関しては、海外市場向けにアップライトピアノの開発を行っております。従来の温かみがあり色彩感のある当社こだわりの音色に加え、低音域の深みと力強さ、高音域の明瞭で抜けの良い響きを追求するため、基本設計からケース設計、ハンマーに至るまで新たに開発を行いました。あわせて、内装および外観品質の向上にも注力し、総合的な製品価値の向上を図りました。本試作品を2025年1月に開催された世界最大規模の楽器見本市『2025 NAMM Show』に出展し、現地ディーラーよりさまざまなご評価をいただくことができました。今後はいただいた評価を基に更なるブラッシュアップを行い、2025年度中の発売を目指しております。
また、欧州市場から多くのご要望をいただきました、アップライトピアノの艶消し塗装やクリスマスシーズンに合わせた配色に対応するため、ウォルナット艶消し塗装仕上げのアップライトピアノ『LD-200W』、赤塗色のアップライトピアノ『K-200FRS』を開発、発売しました。
国内市場ではオンライン販売の更なる強化を図るため、インテリア性に優れた『LD-200』に当社オンラインショップ限定色を開発、発売しました。
電子ピアノに関しては、ポータブルタイプの電子ピアノ『ES60』を開発、発売しました。軽量コンパクトなモデルながら、新開発の本格的ハンマーアクション鍵盤を搭載しており、ビギナーから中上級者まで幅広いユーザーにご好評をいただいております。また、当社の電子ピアノの特徴である響板スピーカーや木製鍵盤についての研究開発も推進しており、更なる製品競争力の向上に努めております。
音楽教室に関しては、2024年4月に開設した「新3歳グループコース」の進級先として、「新4歳グループコース」の研究開発を行いました。当コースはグループでピアノを学ぶことを目的としたコースで、アンサンブルやリトミック等、通常のピアノ個人レッスンでは行えないグループならではの活動を取り入れ、楽しみながらピアノ演奏やソルフェージュを学ぶことを目的としたコースです。2025年4月よりエリア限定の研究クラスを開講し、レッスン内容を検証しながらカリキュラムを改修、2026年4月より正式コースとしての全国展開を計画しております。
体育教室、英語教室、絵画造形教室に関しては、各カリキュラムの研究と教材の開発を継続的に行っております。体育教室では、子ども向けの体育教室にとどまらず、企業向けの体力測定やフィットネスプログラム、高齢者向けの介護予防プログラム、また、指導者育成マニュアルのデジタル化やスマートフォン対応アプリを利用した新たなイベント企画にも取り組んでおります。
音楽ソフトウェアに関しては、楽譜認識作成ソフトウェアの学校向け製品『スコアメーカー 学校版 13』を開発・発売しました。今回、新たに児童生徒用画面を開発しました。また、複数の児童生徒による楽譜の共同制作を支援する機能として、楽譜の分割・結合機能を開発しました。一方、一般向けの楽譜認識作成ソフトウェア『スコアメーカーZERO』に関しては、他社のボーカル音源が利用可能なVST3音源対応、楽譜認識精度の向上、楽譜編集機能の改善など、継続的な改良を行っており、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの満足度向上に取り組んでおります。
当事業に係る研究開発費は 461百万円であります。
② 素材加工事業
カワイ精密金属株式会社は、自動車向け異形条の開発およびローコスト製法の研究、合わせ材料(クラッド)における物性、塑性研究といった異種金属接合加工研究など、金属全般の異形加工に関する研究を行っております。株式会社カワイ音響システムは、個人用途では楽器演奏、ボーカル練習、映像配信などに使用できる防音室を、法人用途では研究機関や企業向けの実験室、検査室、会議室などに使用できる防音室の研究開発を行っております。株式会社カワイハイパーウッドでは、自動車向け本杢塗装部品を柱にカーボンフリーを意識した素材、塗装工法においても研究を行っております。
当事業に係る研究開発費は 12百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02363] S100W5N2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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