有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005ZG8
ショーボンドホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年6月期)
(1) 業績
当連結会計年度(2014年7月1日~2015年6月30日)の国内建設市場は、民間設備投資は緩やかな増加基調となりましたが、公共投資については国の2014年度予算の執行が年度の前半に集中したため、昨年7月以降の国からの発注は低調となりました。一方、東京都の「東京都長期ビジョン」による橋梁の長寿命化及び耐震化の施策や、NEXCO等の高速道路会社による道路の老朽化対策、大規模修繕等の本格化により、補修分野の発注は比較的堅調な受注環境となりました。しかしながら、建設技能技術者や工事資材等の需給動向には引き続き注意が必要な状況となっています。このような環境のなか、当社グループは老朽化した社会インフラの補修・補強及び長寿命化や予防保全の高まるニーズに対して積極的な受注活動を行った結果、受注高は前年同期比1.3%減の54,811百万円となりました。売上高については、前期からの繰越工事の施工が順調に進んだため、前年同期比5.1%増の52,124百万円となりました。
損益については、期首の繰越工事が前期に比べ5,947百万円多く、また、大型工事の受注も増加したことにより施工の平準化が図られたことに加え、受注時採算の厳格な検討や原価管理の徹底により粗利益率が改善し営業利益は前年同期比21.3%増の9,144百万円、経常利益は前年同期比19.5%増の9,480百万円、当期純利益は前年同期比18.3%増の5,926百万円となりました。
各セグメントにおける、受注実績、売上実績、及び受注残高は次の通りです。(各実績は外部顧客に対するものを記載しています。)
受注実績 | (単位:百万円) | |||||||||||||||
区 分 | 前連結会計年度 (自 2013年7月1日 至 2014年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2014年7月1日 至 2015年6月30日) | ||||||||||||||
国内建設 | 53,671 | 52,746( △1.7%) | ||||||||||||||
その他 | 1,874 | 2,064( 10.1%) | ||||||||||||||
合 計 | 55,546 | 54,811( △1.3%) | ||||||||||||||
(注)表中の百分率は、対前年増減率 | ||||||||||||||||
売上実績 | (単位:百万円) | |||||||||||||||
区 分 | 前連結会計年度 (自 2013年7月1日 至 2014年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2014年7月1日 至 2015年6月30日) | ||||||||||||||
国内建設 | 47,724 | 50,059( 4.9%) | ||||||||||||||
その他 | 1,874 | 2,064( 10.1%) | ||||||||||||||
合 計 | 49,599 | 52,124( 5.1%) | ||||||||||||||
(注)1.表中の百分率は、対前年増減率 2.主要な相手先別の売上実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合
| ||||||||||||||||
受注残高 | (単位:百万円) | |||||||||||||||
区 分 | 前連結会計年度末 (自 2013年7月1日 至 2014年6月30日) | 当連結会計年度末 (自 2014年7月1日 至 2015年6月30日) | ||||||||||||||
国内建設 | 21,219 | 23,906( 12.7%) | ||||||||||||||
その他 | ― | ― | ||||||||||||||
合 計 | 21,219 | 23,906( 12.7%) | ||||||||||||||
(注)表中の百分率は、対前年増減率 |
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,323百万円増加し、17,127百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローについては、主に税金等調整前当期純利益の増加により、4,804百万円の資金の増加となりました。前期比では31百万円の資金の減少となり、これは主に売上債権によるもの△6,226百万円、仕入債務によるもの+4,188百万円、及び税金等調整前当期純利益によるもの+1,180百万円です。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローについては、主に有価証券・投資有価証券の取得等により、690百万円の資金の減少となりました。前期比では4,116百万円の資金の増加となり、これは主に有価証券・投資有価証券の取得によるもの△12,603百万円、同償還によるもの+17,857百万円です。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローについては、配当金の支払い及び自己株式の取得により、1,801百万円の資金の減少となりました。前期比では297百万円の資金の減少となり、これは主に、配当金の支払いによるもの△297百万円です。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00329] S1005ZG8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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