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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10080TH

有価証券報告書抜粋 黒田電気株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、日本に訪れた外国人によるインバウンド消費が好調である反面、個人消費の伸び悩みや設備投資の鈍化並びに為替変動など、景気の先行きに不透明感が見られる状況となっております。また、海外においては、米国経済は堅調に推移し、欧州も金融緩和が奏功し穏やかな景気回復を見せましたが、アジアは、中国経済の急激な景気減速に伴い原油安、資源安が加速し、新興国も含め総じて景気は不安定なものとなりました。
そのような状況の下、当社グループは「強い成長基盤を構築する」をスローガンに掲げ、重点事業及び重点エリアへの集中、ビジネス拡大のための継続的かつ積極的な投資を行い、収益基盤の多様化と安定的な企業成長への取組みを行ってまいりましたが、国内外における液晶関連ビジネスが急激な市場変化の影響を受けたことにより、下期、特に第4四半期に当初計画を大幅に下回る結果となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は2,856億5百万円(前期比12.5%減)、営業利益は81億8百万円(前期比18.1%減)、経常利益は77億19百万円(前期比25.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億71百万円(前期比42.8%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
日本においては、製造部門は、主に部品メーカー向け設備の受注増加により堅調に推移したものの、商社部門は、液晶関連ビジネスの急激な受注の減少により前年実績を下回りました。この結果、売上高は1,915億86百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益は57億41百万円(前年同期比9.1%減)となりました。
アジアにおいては、主に中国市場におけるスマートフォンを中心とするモバイル関連ビジネスの大幅な受注の減少により、前年実績を下回りました。この結果、売上高は866億24百万円(前年同期比26.6%減)、営業利益は22億17百万円(前年同期比32.8%減)となりました。
その他のセグメント(北米及び欧州)においては、売上高は73億95百万円(前年同期比3.6%増)、営業損失が1億33百万円(前年同期は営業利益65百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、168億36百万円と前連結会計年度と比べ16億31百万円の増加(10.7%)となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、68億66百万円の資金の増加(前連結会計年度は30億96百万円減少)となりました。これは、税金等調整前当期純利益66億45百万円に対して、主に仕入債務の減少額281億24百万円、法人税等の支払額28億9百万円等の減少要因があったものの、たな卸資産の減少額162億21百万円、売上債権の減少額81億34百万円、未収消費税等の減少額21億24百万円、減価償却費21億24百万円等の増加要因があったためであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、17億75百万円の資金の減少(前連結会計年度は42億52百万円減少)となりました。これは、定期預金の払戻による収入25億60百万円等の増加要因があったものの、定期預金の預入による支出19億39百万円、有形固定資産の取得による支出15億91百万円、貸付による支出10億30百万円等の減少要因があったためであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、29億5百万円の資金の減少(前連結会計年度は14億68百万円減少)となりました。これは、配当金の支払額25億21百万円等の減少要因があったためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02853] S10080TH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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