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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004JTW

有価証券報告書抜粋 株式会社タカショー 業績等の概要 (2015年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府主導による経済対策や海外景気の持ち直しが作用し緩やかな回復基調で推移したものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や円安による仕入価格の上昇など不安材料もあり先行き不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻くガーデニング業界におきましては、消費税率引き上げの影響による駆け込み需要などにより新設住宅着工数は低水準ながら増加基調となったものの消費税率引き上げ後の需要の落ち込みや大雪による雪害等による施工業者の不足等、厳しい状況が続いております。
このような状況において、当社グループは、庭は家での暮らしにおける5番目の部屋であるという考え方「5thROOM」(フィフスルーム)に基づき、庭からできる省エネ、節電、安全をテーマとした「SMART LIVING GARDEN」(スマートリビングガーデン)による自然や季節を楽しみ、心地良い庭での暮らしを目的とする新商品の拡充と2014年5月より当社認定制度である「エクステリア&ガーデンマイスター制度」を全国10会場で開催し、市場への啓発活動を行いました。さらに、イギリスに本社を置く当社の100%子会社であるベジトラグ株式会社がアメリカ合衆国での販売を目的とする100%子会社(当社孫会社・社名:VegTrug USA Inc. 2015年2月3日設立)の設立準備を進め、今後のグローバルなビジネス展開による事業拡大を図って参りました。
売上高につきまして、プロユース部門では、アルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いた「アートポート」シリーズや「アートフェンス」シリーズの販売が顕著に推移したことや、またこれらを構成する部材である「エバーアートウッド」がガーデンエクステリアとして使用されることから販売が順調に推移いたしました。さらに、2014年2月より販売をしている木、石、塗り壁、和風など様々な天然素材を再現したアルミ複合板「エバーアートボード」の生産体制を整え、販売強化を図りました。
また、夜の庭を演出する「光」について、当社認定制度である「エクステリア&ガーデンライティングマイスター制度」の認定者の拡大を図り、ローボルト(12ボルト)LEDライトならびに100ボルトLEDライト等の新アイテムを市場に投入した結果、照明機器の販売が堅調に推移したこと等により前連結会計年度と比べ増加いたしました。さらに、「タカショーローボルトライトシステム」が一般社団法人HEAD研究会主催の「第四回 HEADベストセレクション賞」を受賞し評価を受けたことにより、市場への認知度が高まりました。
ホームユース部門では第2四半期以降、気候の回復により日除け商品の売上が伸び、また、季節商品となるイルミネーションライティング関連の商品が順調に売上を伸ばした結果、売上は前連結会計年度と比べて増加いたしました。
海外展開におきましては、イギリスの販売子会社が順調に推移したことや、中国製造子会社において品質基準の強化や在庫管理機能とデリバリー体制の構築を図ったことにより、前連結会計年度と比べて増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は18,484,563千円(前年同期比2.3%増)と増収となりました。利益面においては、為替の影響等による売上総利益率の減少ならびに今後の売上拡大を目的とした先行投資となる生産設備の導入等による営業費用の増加により営業利益603,416千円(前年同期比40.0%減)、経常利益679,948千円(前年同期比30.2%減)、当期純利益323,018千円(前年同期比36.5%減)と減益となりました。


セグメントの業績は次の通りです。
①日本
日本においては、新設住宅着工数は増加基調にあり、エバーアートウッド、ライティングなどの新商品の投入や戦略得意先との取組みによりプロユース部門の売上は増加し、ホームユース部門においては季節商品となるイルミネーションライティング関連の商品が順調に売上を伸ばし、全体として売上高は15,749,424千円(前年同期比2.6%増)となりました。セグメント利益においては、為替の影響等による売上総利益率の低下ならびに今後の売上拡大を目的とした先行投資による営業費用の増加により、589,122千円(前年同期比40.8%減)となりました。
②欧州
欧州においては、販売子会社の売上が順調に増加した影響などで、売上高は1,508,401千円(前年同期比10.2%増)となりました。セグメント利益においては、在庫商品からの販売に注力したことで原価率の低い取引が増えたことにより売上原価は減少し、33,269千円のセグメント損失(前年同期は57,413千円のセグメント損失)となりました。
③中国
中国においては、中国国内で売上が減少し、売上高は978,906千円(前年同期比4.8%減)となりました。セグメント利益においては、原価低減や物流経費をはじめとする経費削減効果により、217,847千円(前年同期比212.6%増)となりました。
④その他
その他の地域においては、販売子会社の売上が減少したことにより、売上高は247,831千円(前年同期比23.3%減)となりました。セグメント損失においては、原価率の高い取引が増えたこと等による売上原価の増加及び営業費用の増加により、163,350千円のセグメント損失(前年同期は42,956千円のセグメント損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ606,300千円増加し、当連結会計年度末には2,383,797千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの原因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、増加した資金は770,305千円(前年同期は205,136千円の減少)となりました。主な要因は、売上債権の減少額が247,289千円(前年同期は909,553千円の増加)、仕入債務の増加額が403,167千円(前年同期は369,129千円の増加)となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、減少した資金は455,623千円(前年同期は557,157千円の減少)となりました。主な要因は、無形固定資産の取得による支出が40,443千円(前年同期は187,537千円の支出)となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、増加した資金は256,899千円(前年同期は357,803千円の増加)となりました。主な要因は、前年同期は株式の発行による収入961,906千円があったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02888] S1004JTW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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