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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A1ZL

有価証券報告書抜粋 株式会社タカショー 業績等の概要 (2017年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の各種政策の効果により雇用、所得環境の改善がみられ、緩やかな回復基調が継続したものの、中国をはじめとする世界経済の減速懸念、英国のEU離脱問題、米国の大統領選挙後の政策動向に対する懸念等、景気の先行きは不透明なものとなっております。
当社グループを取り巻くガーデニング業界におきましては、金利政策による住宅ローンの低金利の影響や都市部を中心とした貸家建築需要等を背景に住宅着工数は低水準ながら増加基調となっているものの、震災復興やオリンピックに向け地方からの人材流出等により全国的に工事を行う作業員が不足しており、さらに例年以上に多く発生した台風の影響を受け工事期間が短縮する等、厳しい状況が続いております。
このような状況の中において、当社グループでは、庭は家での暮らしにおける5番目の部屋である「5thROOM」(フィフスルーム)に基づき、庭からできる省エネ、節電、安全をテーマとした「SMART LIVING GARDEN」(スマートリビングガーデン)や家族が笑顔で健康になる庭をテーマとした「ガーデンセラピー」等、自然や季節を楽しむ心地良い庭での暮らしを目的とする新商品の拡充を図りました。さらに、全国のショールームを整備し、来店者数の拡大等の取り組みにより販売活動の強化を図りました。
売上高につきまして、新設住宅着工数が増加する中、プロユース部門では前連結会計年度と比べて売上高は増加いたしました。特にアルミ材「エバーアートウッド」を用いたアートエクステリアシリーズや、これらを構成する部材で
ある「エバーアートウッド」がエクステリア資材として使用されることから販売が順調に推移いたしました。さらに、木、石、塗り壁、和風等、様々な天然素材を再現し、乾式工法に対応したアルミ複合板「エバーアートボード」と関連商品の販売も順調に推移いたしました。また、夜の庭を演出する「光」について、当社認定制度である「エクステリア&ガーデンライティングマイスター制度」の認定者の拡大を図り、ローボルト(12ボルト・24ボルト)LEDライト等の照明機器の販売が堅調に推移いたしました。しかし、人工強化竹垣等の和風関連商品の売上高については、和風物件の減少等、市場の変化に伴い、一部の商品において価格の見直し等による販売強化を図りましたが、減少いたしました。
ホームユース部門ではデッキ関連商品等の新商品の投下により販売が増加したものの、販売先である量販店において在庫調整等により木製品関連商品の販売が減少し、さらに、為替や天候不順等の影響を受け、前連結会計年度と比べて売上高は減少いたしました。
海外展開におきましては、売上拡大を目的としてグローバルスタンダードアイテム(海外販売商品の定番化)、ブランディング、デリバリー体制の整備を進めて参りました。その結果、大型ホームセンターとの新規口座開設やオンライン販売により新規売上を伸ばすことができたものの、ヨーロッパの異常気象の影響や不採算販売先の整理を行ったこと等の影響により、前連結会計年度と比べて減少いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は17,223,687千円(前年同期比3.5%減)と減収となりました。利益面においては、販売費及び一般管理費がほぼ前年並みに推移したものの売上高の減少の影響により営業利益は503,042千円(前年同期比30.4%減)となりました。また、営業外費用において、為替の影響により為替差損を計上したことから、経常利益は322,396千円(前年同期比46.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は152,108千円(前年同期比36.9%減)となりました。

セグメントの業績は次の通りです。
①日本
日本においては、エバーアートウッド、ライティング等の新商品の販売が順調に推移したことにより、プロユース部門の売上は増加したものの、ホームユース部門では、新商品を投入したことによる販売の増加以上に取引先における在庫調整等の影響で木製品関連商品の販売が減少したことにより売上が減少した結果、売上高は15,669,117千円(前年同期比1.7%減)となりました。セグメント利益においては、為替変動による原価の上昇やコスト増加により、415,290千円(前年同期比51.8%減)となりました。

②欧州
欧州においては、異常気象の影響や不採算販売先の整理を行ったこと等で、売上高は937,897千円(前年同期比22.8%減)となりました。セグメント損失においては、販売費及び一般管理費を抑制した結果、50,116千円(前年同期は129,511千円のセグメント損失)となりました。
③中国
中国においては、製造子会社において品質基準の強化や製造拠点の集約等在庫管理機能とデリバリー体制の継続的な構築が進んでいるものの、中国国内販売の鈍化等により、売上高は399,485千円(前年同期比23.2%減)となりました。セグメント利益においては、販売費及び一般管理費を抑制した結果、201,278千円(前年同期比97.2%増)となりました。
④韓国
韓国においては、ホームセンターへの導入アイテム増加やエクステリア関連商品の本格的参入により売上高は39,096千円(前年同期比44.2%増)となりました。セグメント損失においては、売上高の増加等により、54,701千円(前年同期は98,518千円のセグメント損失)となりました。
⑤その他
その他の地域においては、デリバリー体制の整備によるオンライン販売の増加、また大型ホームセンターとの新規口座開設等により、売上高は178,089千円(前年同期比18.1%増)となりました。セグメント損失においては、売上高が順調に推移したものの、設立間もない販売子会社もあり先行投資型での経費が嵩んだことにより36,324千円(前年同期は20,067千円のセグメント損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ6,916千円減少し、当連結会計年度末には2,129,757千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの原因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、増加した資金は179,322千円(前年同期は1,723,162千円の増加)となりました。主な要因は、売上減少に伴うたな卸資産の増加が1,298千円(前年同期は23,695千円の減少)、仕入債務の減少額が316,650千円(前年同期は659,697千円の増加)となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、減少した資金は1,117,250千円(前年同期は1,403,853千円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が613,332千円(前年同期は399,015千円の支出)となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、増加した資金は910,290千円(前年同期は571,750千円の減少)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出960,027千円(前年同期1,106,945千円の支出)があったものの、短期借入れによる純収入1,534,266千円(前年同期は370,322千円の純収入)があったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02888] S100A1ZL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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