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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CSBU

有価証券報告書抜粋 株式会社タカショー 業績等の概要 (2018年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善等により緩やかな回復基調が継続したものの、米国新政権の政策や欧州における政治リスク、アジア諸国の経済動向等、先行きが不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取り巻くガーデニング業界におきましては、新設住宅着工数は前年よりも減少傾向となっており、震災復興や東京オリンピック開催の影響を受け、全国的に工事を行う作業員が不足していること等から依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中において、当社グループでは、庭は家での暮らしにおける5番目の部屋である「5th ROOM」(フィフスルーム)に基づき、庭からできる省エネ、節電、安全をテーマとした「SMART LIVING GARDEN」(スマートリビングガーデン)や家族が笑顔で健康になる庭をテーマとした「ガーデンセラピー」等、自然や季節を楽しむ心地良い庭での暮らしを目的とする新商品の拡充、ならびに4月1日には大阪ショールーム(大阪府箕面市)を新設し、さらに、今後のガーデン・ライフスタイルを提案する自社展示会TGEF2017(タカショーガーデン&エクステリアフェア2017)を開催する等、販売活動の強化を図りました。プロユース部門においてはインバウンドにおけるホテル、商業施設等のコントラクト分野や住宅メーカーへのエクステリア商品が伸長しました。エバーアートウッド・エバーバンブー・エバーアートボードの自社国内工場の生産力向上と共にエクステリア商品のパッケージ化も進め、特に別注対応ができる国内工場の強化と商品力が売上増加と利益増加に貢献しました。また、自然に寄り添う暮らし方などの情報を発信する専門のWebプラットフォーム『Garden Story』を10月2日に開設することでガーデン・エクステリア市場拡大の強化を図りました。
さらに、当社の企業価値向上を目的に、2017年10月19日に、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から、東京証券取引所市場第二部へ市場変更いたしました。
国内の売上高につきまして、ホームユース部門では為替リスクの低減を目的に、一部の海外生産品において三国間取引していたものを当事者会社間の直接取引に変更したことにより減少したものの、プロユース部門ではアルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いたエクステリア商品等の販売が順調に推移いたしました。さらに、木、石、塗り壁、和風など様々な天然素材を再現したアルミ複合板「エバーアートボード」ならびに夜の庭を演出するローボルト(12ボルト・ 24ボルト)LEDライト等の照明機器の販売が順調に推移した結果、売上高は前連結会計年度と比べて増加いたしました。
海外展開におきましては、ホームユース部門における取扱商品の供給元を当社中国製造子会社に集約し原価コスト削減、生産性の向上を図るなか、販売子会社において大型ホームセンターとの新規口座開設や定番商品の投入、また為替リスクの低減を目的とした当事者会社間による直接取引への変更等の結果、売上高は前連結会計年度と比べて増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は17,489,522千円(前年同期比1.5%増)と増収となりました。利益面においては、販売費及び一般管理費が全体的にはほぼ前年並みに推移したものの販売力および製造量増加に向けた人材の採用による人件費が増加する中、原価率の低減により営業利益は607,876千円(前年同期比20.8%増)となりました。また、営業外費用において、貸倒引当金繰入額を計上したものの、為替差益(前年は為替差損)を計上したことから、経常利益は571,752千円(前年同期比77.3%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は228,222千円(前年同期比50.0%増)となりました。

セグメントの業績は次の通りです。
①日本
日本においては、エバーアートウッド、エバーアートボード、ライティングなどの新商品の販売が順調に推移するなか、エバーアートウッドが建材としても使用されることにより、プロユース部門の売上は増加したものの、ホームユース部門では、新商品を投入する等売上の増加に努めましたが、当社施策により為替リスクを軽減させる目的で当事者会社間の直接取引に変更したことから売上が減少した結果、売上高は15,411,602千円(前年同期比1.6%減)となりました。セグメント利益においては、売上原価の減少に伴い売上総利益率が改善したことや販売費及び一般管理費においても前期と比べ抑制できたことから、646,368千円(前年同期比55.6%増)となりました。

②欧州
欧州においては、ホームセンター側の在庫が慢性的に過剰気味であることから、リピートの受注量が減少するなか、天候不順等の影響もあり販売に苦戦するものの、VegTrugブランドを中心とした新商品の市場への投下や商品の定番化なども徐々に進んだことにより、売上高は1,079,191千円(前年同期比15.1%増)となりました。セグメント損失においては、販売費及び一般管理費の抑制に努めたものの、売上拡大を目的とした人材採用や保有在庫の増加に伴う倉庫料の増加等により、104,818千円(前年同期は50,116千円のセグメント損失)となりました。
③中国
中国においては、中国国内販売においては微増ながら順調に推移したことや、親会社からの商圏の移管を受けたことや、自社生産品への集約が進むことで、売上高は604,431千円(前年同期比51.3%増)となりました。セグメント利益においては、売上高が増加したこと等により、255,264千円(前年同期比26.8%増)となりました。
④韓国
韓国においては、ホームセンターへの導入アイテム増加やエクステリア関連商品の本格的参入により、売上高は74,383千円(前年同期比90.3%増)となりました。セグメント損失においては、販売費及び一般管理費が抑制できたことから、50,213千円(前年同期は54,701千円のセグメント損失)となりました。
⑤その他
その他の地域においては、特にアメリカ市場でデリバリー体制の整備によるオンライン販売の増加、また大型ホームセンターとの新規口座開設等により、売上高は319,913千円(前年同期比79.6%増)となりました。セグメント利益においては、売上増加に伴い先行投資型の販売費及び一般管理費が増加したものの、売上高が順調に推移したことから、3,583千円(前年同期は36,324千円のセグメント損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ457,847千円増加し、当連結会計年度末には2,587,605千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの原因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、増加した資金は1,307,556千円(前年同期は179,322千円の増加)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が563,983千円(前年同期は314,694千円)、たな卸資産の増加額が231,878千円(前年同期は1,298千円の増加)、仕入債務の増加額が201,218千円(前年同期は316,650千円の減少)となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、減少した資金は575,370千円(前年同期は1,117,250千円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が486,019千円(前年同期は613,332千円の支出)、無形固定資産の取得による支出が46,538千円(前年同期は138,267千円の支出)となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、減少した資金は310,819千円(前年同期は910,290千円の増加)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出634,510千円(前年同期は960,027千円の支出)があったものの、短期借入れによる純収入323,202千円(前年同期は1,534,266千円の純収入)があったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02888] S100CSBU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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