株式会社ＩＤＯＭ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年2月期)

本項に記載した将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積もり
当社のグループの連結財務諸表は我が国において、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、貸倒引当金、賞与引当金、商品保証引当金、役員退職慰労引当金の計上について見積もり計算を行っており、これらの見積もりについては過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積もり特有の不確実性があるため、これらの見積もりと異なる場合があります。

(2)財政状態の分析
① 流動資産
流動資産は、商品が増加(前期末比7,605百万円増)した一方、現金及び預金が減少(前期末比9,791百万円減)したことや、受取手形及び売掛金が減少(前期末比2,544百万円減)したことなどにより、29,402百万円(前期末比12.1%減)となりました。
なお、売掛金のうち1,158百万円は、連結子会社である株式会社ジー・ワンファイナンシャルサービスにおける売掛金(金融債権)になります。

② 固定資産
固定資産は、主に直営店舗の新規出店により、建物及び構築物が増加(前期末比4,069百万円増)したことや、建設仮勘定が増加(前期末比464百万円増)したことなどにより、27,750百万円(前期末比43.7%増)となりました。
また、総資産の増加要因のうち、3,614百万円は株式会社モトーレングローバル、株式会社Nakamitsu Motors及び有限会社ナカミツインターナショナルの新規連結に伴うものであります。

③ 流動負債
流動負債は、未払法人税等が減少(前期末比1,873百万円減)した一方、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が増加(前期末比4,797百万円増)したこと及び預り金が増加(前期末比380百万円増)したことなどにより、19,847百万(前期末比46.7%増)となりました。

④ 固定負債
固定負債は、1年内返済予定の長期借入金への振替えにより長期借入金が減少(前期末比3,956百万円減)し、2,676百万円(前期末比58.2%減)となりました。
また、負債合計の増加要因のうち、3,613百万円は株式会社モトーレングローバル、株式会社Nakamitsu Motors及び有限会社ナカミツインターナショナルの新規連結に伴うものであります。

⑤ 純資産
当連結会計年度末の純資産の部合計は、利益剰余金が増加(前期末比1,730百万円増)したことなどにより、34,629百万円(前期末比5.4%増)となりました。

(3)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。

(4)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。