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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A86I

有価証券報告書抜粋 株式会社 平和堂 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2016年2月21日から2017年2月20日まで)におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用環境に改善が見られるなど緩やかな回復基調で推移しましたが、中国を始めとする新興国の景気下振れや英国のEU離脱問題など海外経済の影響もあり、不確実な状況で推移いたしました。
当小売業界におきましては、コンビニエンスストアや食料品の構成比を高めたドラッグストア、ディスカウントストアの出店増による競合の激化や採用難による人手不足、お客様の節約志向が継続するなど経営環境は厳しい状況で推移いたしました。
このような状況の下、「株式会社平和堂」は重点地区である大阪エリアに3店舗、滋賀県に1店舗を新規出店いたしました。さらに、既存店の魅力向上のための売場改革と計画的な改装に取り組み、地域に密着した企業としてお客様のご期待にお応えする商品や売場展開、サービスの向上に努めてまいりました。販売動向は改装店舗での伸長に加え、未改装店でも前年を超えるなど堅調に推移し、既存店全体で3年連続の前年超えとなりました。これら積極的な投資を進めた結果、費用面においては想定通りではありますが前年を上回りました。
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は4,375億87百万円(前年同期比0.1%増)と、営業利益は153億44百万円(前年同期比3.1%減)、経常利益は156億43百万円(前年同期比6.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は92億16百万円(前年同期比3.7%減)の結果となりました。
セグメント概況は次の通りであります。
[小売事業]
「株式会社平和堂」の今期出店は、フレンドマートくずは店(直営面積996㎡ 大阪府枚方市 4月)、商業施設ニトリモール枚方内に出店したフレンドマートニトリモール枚方店(直営面積1,950㎡ 大阪府枚方市 4月)、商業施設かみしんプラザ内に出店したフレンドマートかみしんプラザ店(直営面積1,818㎡ 大阪府大阪市 6月)に続き、フレンドマート長浜平方店(直営面積1,453㎡ 滋賀県長浜市 11月)の4店舗を開設いたしました。いずれもスーパーマーケットタイプの店舗で、ドミナントエリアを強化するとともに、お客様の利便性を高めております。
既存店の改装では、食料品売場の改装を12店舗実施、衣料品・住居関連品売場では3店舗を改装し、商圏の特性に合わせた品揃えの強化や老朽化した什器の入れ替え等店舗の活性化に注力してまいりました。
商品面においては、消費の二極化が鮮明となる中、鮮度感や味の向上、素材や機能性を重視した商品を提案する一方で、競合対策としてEDLPの拡大や自社カード会員様向けの割引商品の販売に注力いたしました。また、子供関連売場の集積やファミリー、旅行、健康等ターゲットを明確にした売場提案を実施してまいりました。販促面では、自社カードに電子マネー機能を追加したサービスを開始し、お客様の利便性を高めるとともに特定日にポイントを付与するサービスを実施しております。
買物代行や暮らしのお手伝い事業の“平和堂ホーム・サポートサービス”は、サービス拠点を3店舗増やし、現在26拠点で地域貢献に努めております。
以上の結果、商品別売上高は衣料品353億80百万円(前年同期比3.0%減)、住居関連品392億33百万円(前年同期比1.2%減)、食料品2,603億31百万円(前年同期比5.3%増)となりました。
中国湖南省で小売事業を展開する「平和堂(中国)有限公司」は、為替による押し下げ影響や中国経済の成長減速により減収・減益となりました。
滋賀県でスーパーマーケットを展開する「株式会社丸善」は、店舗の改装効果による売上高増と管理ロスの削減による粗利益率の改善により増収・増益となりました。
書籍、CD・DVD、ゲーム販売やCD・DVD、コミックのレンタル業を展開する「株式会社ダイレクト・ショップ」は、TSUTAYA3店舗の営業譲渡を実施し損益の改善を図りましたが、主力販売品目の低下に歯止めが掛けられず減収・減益の赤字決算となりました。
以上の結果、小売事業の営業収益は4,296億36百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は133億68百万円(前年同期比2.1%減)となりました。


[小売周辺事業]
惣菜、弁当および生鮮品の製造加工業を展開する「株式会社ベストーネ」は新商品の販売拡大と製造経費の削減により増収・増益となりました。
ビル管理事業を展開する「株式会社ナショナルメンテナンス」は、新規外部物件の受注獲得効果により増収となりましたが、人件費や原価経費の増加により減益となりました。
以上の結果、小売周辺事業の営業収益は370億3百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は17億29百万円(前年同期比2.3%増)となりました。

[その他事業]
外食事業を展開する「株式会社ファイブスター」は、新規出店の効果により増収となりましたが、人件費や広告宣伝費の増加により減益となりました。
以上の結果、その他事業の営業収益は154億8百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は4億34百万円(前年同期比30.8%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末と比較して16億11百万円増加し、161億57百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

項目前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー23,15318,254△4,898
投資活動によるキャッシュ・フロー△11,665△12,352△687
財務活動によるキャッシュ・フロー△10,219△3,9256,293
現金及び現金同等物の増減額1,0401,611571
現金及び現金同等物の期首残高13,50614,5461,040
現金及び現金同等物の期末残高14,54616,1571,611


主な内容
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益144億85百万円(前年同期比 15億70百万円減)
減価償却費117億27百万円(前年同期比 67百万円減)
法人税等の支払額56億83百万円(前年同期比 2億40百万円減)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額8億53百万円(前年同期比 11億10百万円減)
有形及び無形固定資産の取得による支出140億37百万円(前年同期比 18億82百万円増)
敷金及び保証金の回収による収入9億 3百万円(前年同期比 92百万円減)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入163億円(前年同期比 35億円増)
長期借入金の返済による支出232億 6百万円(前年同期比 94億59百万円増)
配当金の支払額18億35百万円(前年同期比 3億80百万円増)


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03081] S100A86I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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