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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CXXY

有価証券報告書抜粋 株式会社しまむら 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国の経済は、アベノミクス景気が「いざなぎ景気」を超え戦後2番目の長さを記録し、企
業業績や設備投資は緩やかな回復が続いておりますが、実質賃金は伸びず、景気回復の実感が乏しい環境となりま
した。
また、米国では物価高への懸念から長期金利が上昇し、世界的な株価下落と為替変動をもたらしました。アジア
圏では平昌オリンピック開催を期に、北朝鮮が融和外交に転ずる姿勢を見せ、欧州では英国のBrexit交渉につい
て、メイ英首相の求心力低下が懸念材料となるなど、世界情勢の先行きの不透明感は依然として強まっておりま
す。

1)当連結会計年度の消費環境の概要
①景気は緩やかな回復基調にある中、今春の賃金改定では多くの企業が4年連続でベースアップを実施し、2017
年平均の有効求人倍率は、前年比0.14ポイント上昇の1.50倍と44年ぶりの高水準となり、雇用環境は大幅に改
善され、人手不足が深刻な問題となる一方、消費支出は11月からプラスに転じ、個人消費の増加につながるこ
とが期待されます。
②衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、一年を通して四季の変化を明確に感じることができ、衣料品の販売には
追い風となりましたが、3月~4月の低気温、7月から10月にかけての豪雨や台風被害、1~2月には日本海
側を中心とした大雪など、異常気象による影響がありました。

2)当社グループの状況
このような消費環境のもと、当社グループは“変革3年、完成の年”を統一テーマとし、引き続き変革のスピ
ード・範囲を拡大し、国内市場への深耕のため、あらゆる業務を大胆に変化・進化させ続けるとともに、3,000店
舗体制へ向けた更なる業務の単純化・標準化を推し進めローコスト運営を徹底し、業績の向上に努めておりま
す。

3)主力のしまむら事業
①「CLOSSHI(クロッシー)」に集約したプライベートブランドは、新たに「CLOSSHI Sports」「CLOSSHI Baby」
「CLOSSHI Kids」「CLOSSHI VALUE」の展開を始め、価値と価格のバリエーションを広げて品揃えを充実させ、
お客様の支持拡大を図りました。また、チラシが中心となっていた従来の販売促進から、TVCMやWEBによる販促
を拡大することにより広告宣伝の見直しと認知度向上に努めましたが、その一方でTVCMの効果や浸透度は期待
値を下回り、研究課題を残す結果となりました。
②お客様にとって買いやすい売場を実現するため、婦人衣料、実用衣料の最適配置を研究し、売場レイアウトと
什器、店内販促物を大幅に変更する「2016年型新レイアウト」の展開を全店へ拡大しました。
③当連結会計年度は40店舗を開設し、4店舗を閉店した結果、しまむら事業での店舗数は1,401店舗となりまし
た。また、1店舗で大規模な改装、84店舗で省エネ対応型の改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.3%減
の4,461億41百万円となりました。

4)アベイル事業
若者向けの感度の高いファッション商品を扱うアベイル事業は、売場を分かりやすくアピールするために主通
路を拡幅して、トータルコーディネート提案を強調すべく301店舗でレイアウト変更を実施し、業績向上に努めま
した。
当連結会計年度は12店舗を開設した結果、店舗数は313店舗となりました。また、12店舗で省エネ対応型の改装
を実施した結果、売上高は前年同期比0.8%増の507億82百万円となりました。

5)バースデイ事業
ベビー・子供用品を扱うバースデイ事業は、店舗数の拡大でプライベートブランドの販売量は急増しており、
専門店としての信頼を一層高めるため商品の品質・感度・品揃えにこだわり、積極的な出店を進めました。
当連結会計年度は23店舗を開設し、2店舗を閉店した結果、店舗数は261店舗となりました。また、13店舗で省
エネ対応型の改装を実施した結果、売上高は前年同期比9.6%増の513億62百万円となりました。


6)シャンブル事業
シャンブル事業は「暮らしに彩り」を新たなストアコンセプトとして、商品構成を大幅に見直し、事業の再構
築を進めております。また、WEBによる販促手法を改善・進化させ若い女性への認知度向上による業績向上に努め
ました。
当連結会計年度は3店舗を開設し、1店舗を閉店した結果、店舗数は98店舗となり、売上高は前年同期比1.8%
増の96億88百万円となりました。

7)ディバロ事業
ディバロ事業は、女性を主たる購買層としたファミリー靴専門店の業態を確立するため、標準売場面積を150坪
と定め、店舗の標準化と品揃えの改善を進めております。
当連結会計年度は5店舗を開設して店舗数は16店舗となりましたが、前期に9店舗閉店した影響を受けた結
果、売上高は前年同期比12.0%減の5億37百万円となりました。

8)以上の結果、当連結会計年度の日本国内の業績は、売上高5,585億13百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益
434億17百万円(同11.8%減)、経常利益444億12百万円(同11.9%減)、当期純利益は295億89百万円(同11.1%
減)となりました。

9)思夢樂事業
前期に台湾東部の宜蘭県へ出店し、ほぼ台湾全域での店舗展開となった思夢樂は、出店を継続して店舗展開の
密度を高め、現地に適した商品展開と販促、品質管理のレベル向上に注力しました。
当連結会計年度は3店舗を開設し、店舗数は45店舗となりました。また、2店舗で大規模な改装を実施した結
果、売上高は前年同期比6.6%増(NT$ベース)の16億27百万NT$(59億87百万円)となりました。

10)飾夢楽事業
上海を中心に事業展開する飾夢楽は、日本のしまむら商品を製造する現地の工場で中国の消費者に合わせた商
品を調達するなど、中国マーケットへ適合させた品揃えの変更を進めております。また、中国市場への深耕を図
るため、8月よりEC事業の展開を開始し、業績の底上げに努めました。
当連結会計年度は1店舗を開設し、1店舗を閉店した結果11店舗となり、前期に3店舗閉店した影響を受けた
結果、売上高は前年同期比2.7%増(RMBベース)の34.1百万RMB(6億1百万円)となりました。

11)以上の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高5,651億2百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益428億96
百万円(同12.1%減)、経常利益439億20百万円(同12.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は297億17百
万円(同9.6%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等
による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、当連結会計年度末の資金残高が、前連結会計年度末に比べ478億
77百万円減少し、628億49百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、297億95百万円(前年同期比174億34百万円の減少)となりました。
これは、法人税等の支払額173億65百万円等に対し、税金等調整前当期純利益424億8百万円、減価償却費56億95
百万円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、686億7百万円(前年同期は8億90百万円の収入)となりました。
これは、有価証券の償還による収入1,250億9百万円等に対し、有価証券の取得による支出1,800億円、定期預金
の預入による支出160億円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は、91億円(前年同期比2億10百万円の減少)となりました。
これは、配当金の支払額90億76百万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03137] S100CXXY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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